キングスマン ゴールデン・サークルのレビュー・感想・評価
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ほぼエルトン・ジョン
『ロケットマン』を先に見たからエグジーの人がエルトン・ジョン演じてて、今作その本人もいてほぼエルトン・ジョンだった。しかもエルトン・ジョン単純にゲスト出演じゃなくめっちゃ活躍してるし。「Saturday」が流れるシーン1番最高だし。
前作でもメガネとか時計から針みたいなの出るのとかコナンっぽいと思ってたけど、もうメンバーのコードネームが酒の団体出てきちゃったらもうコナンよ(笑)
キングスマン、アメリカバージョンだとカウボーイでウイスキー売ってるってのが面白い。心無しかちょっと上品なカーボーイに見えるし。
前作よりスケールダウンしたような
序盤から衝撃的な展開。派手なアクションは健在で相変わらず面白い。
しかし今回の敵はあまり魅力的ではなかった。強さという意味でも造形という意味でもキャラ的な意味でも。ボスは残忍だが、自ら著名人を誘拐脅迫したり敵陣に乗り込む胆力はない。常に含みのあるような態度だが、特に目立った活躍もしないまま打ち切り?かのように退場してしまった。
新組織もあれはあれで良いものだが、私がキングスマンで見たかったものとは違った。いくら舞台がアメリカとはいえ、カウボーイハットと投げ縄は異物感が拭えない。
麻薬というテーマもとても良いと思ったが生かしきれていないように思う。大統領のような思想の持ち主は観客を含む世論にも少なくないだろうに彼が一方的なヒールを務めたために作品内での葛藤がなくなった。
味方側の失態も目立つ。特に、味方の大半は主人公が殺したようなものではないか。
もちろん「シリアスではないスパイもの」だから整合性にめくじらを立てるべきではないが、シリアスではないからこそ敵や新組織があまり魅力的ではなかった点や難しい問題である麻薬を半端に取り込んだことが引っかかってしまった。
爽快感抜群。でも上品なアクションムービー
【エルトーーーン‼️】
改めて、この作品を観ると、前作の「キングスマン」と、この「ゴールデン・サークル」は、セットだったんだなと思う。
それに、どこかに漂う、アメリカ人は田舎者って演出が、実は面白い。
イギリス人はどこかで、アメリカ人をバカにしてるとは思っているけれども、この大統領の人物像もそうだろう。
それと、イギリス人は、ウイスキーはイギリス伝統の酒で、アメリカのじゃないと心の底から思っている。
それに、そもそも、ステイツマンって、政治家って意味だし…😁、正義って感じじゃないし、あまり強そうにも聞こえない。
このチーム名も含めて、ある意味、やりたい放題だ😁
(以下ネタバレ)
前作で、ハリーは残念だったみたいに思ってたところが、ハリーは復活する。
そして、最大のテーマは、前作でキングスマンが倒したヴァレンタインや、選民思想に毒された連中と、ジャンキーは皆殺しみたいに考える連中は、根っこは一緒だと示唆しているのだ。
この作品も、レイシストなんかの人種主義者や民族主義者、国家主義者には厄介だけれども、アンチ・レイシストでも犯罪者は皆んな死んで当然みたいなこと考えている人には厄介なのだ。
リベラル・ポリコレ嫌いにも厄介だ。
ノン・バイナリーのエルトン・ジョンが大活躍だからね。
エルトンは、なんか演技してはしゃいでいるように見える。
要所要所で大活躍だ。
あれは、仮面ライダーのライダー・キックのようだった。
もちろん、アクションもナイスなコメディだ。
でも、人をミンチにしたり、子供には見せられないと考える大人はいると思うけどね😁
※ 前作の方が、設定やストーリーが、もっちっと緻密だったように思うんだよね。
ステイツマン
悪役のボスは強いわけではない
二人の相棒感がたまらなくかっこいいスパイ映画
こいつぁトンだイカレ映画だぜ...!
最高にハイになれるアクション映画。
まず前作でも最高だったワンカットのアクションは今作でも健在です。本当どうやってとっているんでしょうね。何度見ても飽きませんね。
そしてテーマも意外と社会的で面白いんです。麻薬を正当化しようとしているという声をチラホラ聞きますが、私は一度間違いを犯してもそいつだって人間なんだからちゃんと反省する機会をやろうぜ。というテーマと考えています。そのほうが気持ちいいしね。
そして新キャラのテキーラやポピーもいいキャラしてるんですよ。テキーラはお鬚とムチで戦うってだけでも最高ですし、ポピーもシンプルに狂っているだけかと思いきやエルトン・ジョンのファンという可愛い一面もありますしスピンオフを作ってほしいくらいです。
よく前作の威風堂々に合わせての頭爆発ほどのインパクトがないと言われてますが人間をミンチにしてハンバーガー作ってるだけでそれと同じくらいのインパクトはあると思うんですけどね。あのシーン大好き。
前作よりすべてがパワーアップしているとても楽しい映画です。是非ご覧ください。
ハンニバルだからジュリアン・ムーア
最高のスパイ映画ではある
「キングスマン」はとある英国紳士過激なアクションで敵を倒すという、最高のスパイ映画だ。僕はこの作品を気に入っていて、前作も今作も鑑賞した。やはりすごかった。いろんなガジェットが出てきて、それらを扱いこなす登場人物たちがかっこよく見えた。
たが、更に過激になったと言ってる本作は、気合いが入ったんだなと思ったが、観賞後、前作より過激さが落ちていたと感じた。アクションシーンはあったものの、なかなかしっくりこなかった。映倫のレイティングも落ちてるわけだ。R15は過激なシーンが満載だが、PG12になると、年齢関係なく、どなたでも見れるため、過激な要素が薄くなっていたような気がした。
なので、星4という感じになったのだ。
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