劇場公開日 2018年1月5日

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「俺が自慢されたいイギリスとアメリカが詰まっている」キングスマン ゴールデン・サークル ヒートこけしさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0俺が自慢されたいイギリスとアメリカが詰まっている

2018年1月8日
iPhoneアプリから投稿

何もかもが前作からパワーアップしていて最高だ!とにかくマシュー・ヴォーンのアクション演出は格が違う!ほとんどが擬似ワンカットやけどその中で見せる手数がハンパない!傘あり縄あり鞭ありドーナツありミンチ機ありのなんでもあり!最高の正月映画!

『キングスマン』は徹底して007のパロディであるのがいい。6代目ボンドの007が手放したもの(それ自体の是非は別として時代の要請だったと思う)をことごとく拾い上げていく。加えて本作では極限まで戯画化されたアメリカまで描かれていて何もかもが楽しい。何よりも勇ましいカントリー・ロードを聴いた

『キングスマン』には俺が自慢されたいイギリスとアメリカが詰まっている。ユニバース化が企画中らしいけど大歓迎

007が手放したといったけどその結果『スカイフォール』という長寿シリーズでただ一度だけ許される反則級の大傑作が生まれた。だから意味はあったし時代の要請は正しかったと思う。というかもう真面目な007とふざけたキングスマンで棲み分けできるんじゃない?あと婦女子向けのU.N.C.L.E.な

『キングスマン』が順調にユニバース化していってくれるなら一部噂であるようにクリストファー・ノーランが007を監督してくれても全然いいよ。というかそっちに振り切った007を是非観てみたいね

暫定今年ベスト!

ヒートこけし