三度目の殺人のレビュー・感想・評価
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視聴者に考えさせるタイプのやつ
こういうのは合わないんだよね。
解決させてほしいと言うか、謎を散らかしすぎて本筋がおざなりになっていると言うか。
ラストの大逆転的なのに期待したけど、“あえて”そういうことをしない狙いのようだけど…だとしたら、もう少しうまく推測させてほしかった。
見る人の器が反映される映画
現在の司法制度の欠陥を三隅が見事に利用した映画だった。
真実が証言や供述、誰かの人生観や価値観によって、いとも真実かのように決められる理不尽さ。
「あなたはただの器?」
最後に重盛が三隅に問いかけたセリフ。
結局は、三隅という器を通して重盛の価値観や感情が反映されていた。
映画の掴みどころのない意図はそのためだと、真実を伏せることで重盛やあなたの価値観が反映される怖さ。
この現代社会の構想が、映画を見る人の思考が、三隅を通して反映されるように作られた映画だと思います。
三番目の殺人は、真実を見極めなくても簡単に行われるものだと。
真実は色んな見解があるけど、私は咲江の母が依頼殺人をしたのかなと。判決が下されるあの場面での不可解な震え。
自己の罪悪感が妄想ではない、決定付けられた判決の瞬間に耐えきれなくなった。
・・と思いましたが、真実は?
ラストに近くなるにつれて引き込まれた
それぞれの心の闇に
真実とは何か
真実なのか真実じゃないのか
東野作品に正直食傷気味
考えさせることが目的?
モヤモヤが残る
結局何が真実なのかわからない。
三隅は社長を殺したという解釈で良いのだろうか
しかしあの母親にも何らなかの罰を与えてほしかった。父親の虐待を見て見ぬふりをしたという事は、娘を見殺しにしたようなものだ。
これは立派な罪。裁くのはメールの件だけじゃ足りなすぎる
しかし公にすると咲江への虐待が世間に広まるわけだから罰を与えるには遠回しなこういった方法しか無いのだろうな……
結局登場人物で一番得したのこの毒母親なのだろう。
三隅は死刑。メールの疑惑も晴れ恐らく保険金も降りるのだろうし後は『可愛そうな妻』な自分に酔いしれて生きていけば良い訳だからそこら辺もモヤモヤが残る
しかしこの毒親を演じた斉藤由貴さんは凄かった。広瀬すずさんも影があって良かったが助演女優賞……?とるにはちょっと……
嫌な役だが個人的には斉藤由貴さんの快演に引き込まれた。
法廷サスペンスだと思って観るとモヤモヤっぷりに驚く。でも実際、現実...
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