避暑地で魔が差して

解説

フランスの避暑地コルシカ島を舞台に、中年男性が親友の娘と肉体関係を持ったことから巻き起こる騒動を描いたラブコメディ。1977年のクロード・ベリ監督作を、「ブラック・スワン」のバンサン・カッセルと「最強のふたり」のフランソワ・クリュゼ共演でリメイクした。親友同士のロランとアントワーヌは、それぞれの娘であるマリとルーナを連れてコルシカ島へバカンスに出かける。マリの母親と離婚したばかりのロランに興味を抱いたルーナは彼を誘惑しはじめ、最初は拒絶していたロランもついにルーナの勢いに負けて肉体関係を結んでしまう。しかもその事実がマリにばれてしまい……。監督は「アサルト13 要塞警察」のジャン=フランソワ・リシェ。

2015年製作/105分/フランス
原題:Un moment d'egarement

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映画レビュー

3.0魔が差しちゃう気持ちも分からんではないけれど

2023年7月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

萌える

ロランとその娘マリ、アントワーヌとその娘ルーナ。
父親同士も娘同士も親友の4人は、アントワーヌの故郷のコルシカ島でバカンスを。
妻と離婚したばかりのロラン。そんな彼をルーナが誘惑。
いけないと分かりつつ、積極的なルーナと肉体関係を持ってしまい…。
さあ、大変。バレたらヤバいのはどっち? 親友? 娘?

勘がいいのはマリ。父と親友の秘密の関係に気付く。親友には素っ気ない態度を取り、父にはあからさまに軽蔑。
親友の冷めた視線など何処吹く風。ルーナの大胆アプローチは続く。美人でセクシーで魅力的な困った小悪魔ちゃん。
ロランは娘を信用し自由にさせているが、アントワーヌは娘に厳しい。ヘンな男など許さない。その男というのが…。無論ずっとバレないなんて事はなく、遂に…。
娘のチクチク刺す言動、親友との友情、親友の娘からのアプローチ…それらに右往左往あたふたてんてこ舞い。クールな印象のヴァンサン・カッセルの意外な一面。

美しいバカンス地を舞台に繰り広げられる4人の人間模様。
下世話にはならず、コミカルながらも洒落て、しみじみハートフルに。
オチもなかなか。
おフランスならではの大人のコメディ。

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近大

4.0面白かった

2020年2月10日
iPhoneアプリから投稿

日本では絶対作れない作品。ヴァンサンカッセル良い味だしてる。この人若い頃は鼻につく演技だったけれど歳重ねて益々良くなる。

物語はホント大したことない作品なのだけれど、風景もよし、テンポもよし。そこそこ楽しめる作品

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ken

4.0男であること,父親であること

2017年4月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

悲しい

単純

題名の通り,避暑地で魔がさしちゃっただけ,だけどすごく学ぶことが多い映画でした.父親と男って別の生き物だなと.
最初は,ロランがいいお父さんで,アントワーヌがダメお父さんって感じだったのに,最後のシーンを見て一気にアントワーヌに持っていかれた.
男として見て良かったと思える作品でした.
まあでも,あんな若くて美人な子が言い寄ってくるのは,魔がさすっていうか,災害レベルだと思う.

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ジェナス

5.0好きな要素しかない!

2017年3月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

機内映画で観て気になってたやつが、日本で放送!嬉しい!
避暑地で魔が差して、とは邦題のセンスも素晴らしい。

小娘に翻弄されるヴァンサンカッセルが新鮮で良いとか、夏のコルシカ島が綺麗とか、ローラルランの若さと美しさが最高とか、もういろいろ合わさって、大好きこの映画。

結局全員友情の方を持って、理性的平和的解決したのかな…切ない終わり方が最高。

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ケロケロケロッピ