IT イット “それ”が見えたら、終わり。のレビュー・感想・評価
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勇敢な負け犬クラブ
めちゃくちゃ面白かった〜
いじめられっ子たちの「負け犬クラブ」が、街の子供たちを狙うピエロ・ペニー・ワイズに立ち向かう
ホラー映画ではあるけれど、これは少年少女たちの心にある「恐怖」を克服する物語でもあって
彼らは勇気を試される
そして「いじめられっ子」の団結心が彼らの強い味方になる
彼らが抱える恐怖(幼児虐待や、DVなど)の先には、子供を支配しようとする毒親がいて、ペニー・ワイズ(ピエロ)はそんな親たちや、いじめっ子に怯える子供たちの弱くなった心の隙間を狙う。
ペニー・ワイズはピエロの姿をして、子供たちを油断させ、おびき寄せる鬼
そんな鬼にも、弱点はある
最後はちょっとジーンとしちゃったよ
オタク少年たちが街の平和を守るなんて「ストレンジャー・シングス」みたいで、そこも面白かった
スタンドバイミーのホラー版みたい。
スタンドバイミーとスーパー8
ピエロのままがんばろうょ!
一言で言うと、ピエロのまま頑張って怖がらせようよ?と思った!途中バイオハザードでも始まったのか?と思った‼️
恐怖モードに子供達がならないとピエロが弱すぎて残念な気分‼️
後半戦はもう、ピエロではない!
なんかエイリアンVS子供達なのでは?と思った。
動きは早くて面白いけどさぁー。もっとなんでITが現れたのかとか詳しく描いて欲しかった。
子供達を集めて冬眠する予定だったみたいだが、、、結局27年後現れるんだろ?笑っ
しかも第1章ということは2章があるわけで、個人的に、井戸に落ちたクレイジーボーイにピエロがのりうつってまた暴れるんだろ?とか勝手に予想とかしてた!
だってすでに洗脳されてたじゃん?
お父さん可哀想に、、警察官なのに、、、
そして、子供達よく立ち向かえたな。私なら絶対ピエロがいる井戸の中なんて入りたくないわ💀
ピエロは何者か?
そうだなぁーマジシャンだな。びっくり箱。
テレビではやらないだろう、、、
大人には“それ”が見えない
エイリアン、ハリーポッター要素あり(相手が怖いというものに姿を変えられる)ピエロの役がもしも志村けんの変なおじさんだったら…と思えば怖くない。実際動きが似てる気がする。ピエロは大人には見えない。何故だろうと思ったら、子供の頃に怖かったものが大人になると怖くなくなったりするからか。
この映画、実際に起こった事件を元にしているというのが一番怖い。
1作目は好きなホラー映画のひとつ
子供の純真な恐怖心を喰らう!
リメイク
昔、元ネタ(ドラマ版)を学生時代の長期休みに見てペニーワイズが衝撃的だった。
後にDVDを購入してもやはり当作に当たる1枚目は名作だと感じた。
そのリメイクに当たる当作ではあるが、やはりCGというのは使い過ぎると笑いにしかならないなと。
冒頭の溝に現れるペニーワイズのシーンは良かったが、そこがクライマックス。
元ネタはこのchapter1は完成されているので、肩透かしになったchapter2のペニーワイズの正体を改変して続編を作れば、今リメイクする価値もあるよね。
Sキング原作は未読だが、さすがに上記の期待を込め続編を待ちたい。
始まり
副題とは裏腹に第1章だった。
ホラー映画だと覚悟して観に行ったのだが、途中から他の要素に気づきはじめる。
エルム街の悪夢とかそっち系かと思いきや、それだけでもなさそうだ。
ピエロ自体は、明らかにそっち系だけど。
結局、第1章だったから子供が主人公とも思えるのだが…はたしてそれだけなのだろうか?
この子供達を取り巻く環境というのが、どおにも恵まれておらず…。
皆一様に「闇」をまとってる。
父親から性的圧力を受けてそうな女の子
逸脱した過保護の母親
宗教に縛られてる子供や
屠殺を義務づけられる子供
詳細は描かれてないが、あのよく喋る超度の強いメガネをかけてる子供にも、真っ当ではない生い立ちがありそうだ。
そして、悪魔のようなイジメっ子。
この子に至っては、とんでもない描写の仕方で、その背景として父親も登場する。
何やら「it」がそれらを示すようにも見えてきて…ホラーって事だけでもないのかなと思えてきた時、怖くなくなってくる。
ちょっとしたアドベンチャー物にも見えてくるのだ。
でもでも、弟は実際に死んでいたり、何十人も行方不明にはなっているみたいで、子供達の一夏の冒険というには度がすぎる。
かなり軽い感じではあるが、相当危ないネタもぶち込んできてるし。
親殺しとか、未成年と銃とか、あの黒人の子は正当防衛とはいえ、そのイジメっ子を井戸に突き落としてる。
下に水が張ってあったとしても、タダでは済まないし、場合によっては死んでる。
それを緊急措置としと提示できちゃうアメリカの社会環境に空恐ろしくなったりと…。
この副題「それが見えたら終わり」っては何にかかるのだろう。
ペニー・ワイズなる恐怖のピエロなのか、それとも、子供が抱えてる自らを脅かすストレスや脅威なのだろうか?
後者であるなら「終わる」のは、その原因達でありとても希望を持てる作品ともとれる。
ただ…
あの「ミスト」を発表した人が、そんなものを書くのだろうかと甚だ疑問ではあり…なんかの懺悔なのか、はたまた目に入れても痛くない孫でもできたのかと…妙な詮索をしてしまう。
第1章とはあったが、第2章はあるのかな?
最早、始まりにして完結。とも思える。
途中で終わっちゃったのか?
度々実物が出ると怖さ半減?
言うほどビックリしないが
ビックリはするが怖くはない
普段ホラー映画は観ないが、1990年版の『IT』ではペニーワイズが間抜けなピエロにしか見えなかったので、本作ではそこは改良されているのか興味が湧き観ることにした。
やはり日本人なせいか日本のホラー映画を観る自信は今もないが、本作はびっくりするものの、音楽の使い方などで次に何かが起きるタイミングもわかってしまうので、ほとんど怖くなかった。
欧米にはピエロ恐怖症があるらしいが、こちとら日本人なのでピエロは単なる道化者以外の何者でもなく全くピンと来ない。
以前デアゴスティーニから『マーダー・ケースブック』という猟奇的殺人者を詳細に紹介した週間分冊百科が刊行されていたが、ペニーワイズのモデルになったジョン・ゲイシーも3号で扱われている。
ゲイシーはピエロの格好をして6年で33人の少年たちを自宅などに誘い入れて性的暴行した上に殺害していた男になるが、この3号を読んでいた時の背筋に覚えたうそ寒さの方が強烈である。
筆者はこのシリーズを創刊号から買い始めたが、フロイトの環境心理学に支配されたかのように、どの犯罪者の犯罪動機も幼児体験のトラウマなどを理由にしているのが共通していてつまらなく思えたのと、単純に読むのが苦痛になってきたので、結局13号ぐらいで買いやめてしまった。
筆者が高校生の時は東京以外は神奈川であれ千葉であれ埼玉であれ、2つの全く別の映画を1回分の料金を払うだけで鑑賞することができた。例えば『ターミネーター2』と『マイ・プライベート・アイダホ』を同時上映するなど。
当時千葉に住んでいた筆者は地元周辺で上映していなかった観たい作品が大宮で上映しているのを知ったので、わざわざ休日に早起きをして電車を乗り継いで観に行った。
今や本命のその映画が何だったのか記憶も定かでないが、同時上映が『オーメン4』だった。
いざ同作を観る段になって周りを見渡すと、客席が300〜400ほどあるだろうだだっ広い劇場に筆者も含めて4人しか客がいなかった。
顔ぶれは、1人は中年のおじさん、1組の中年のカップル、そして筆者の4人だったが、座る場所はまばらであったためさあ大変、ほとんど1人で観ているのと同じ感覚に襲われ怖いのなんの、この時ほど映画館でチビりそうになったことは後にも先にもない。
上映後はあまりの恐怖に力が抜けた足腰はガクガク、頭は茫然自失でフラフラだった。
この日は大宮で他にも2作品同時上映を観たはずなのだが、『オーメン4』以外の3作品を全く覚えていない。
この時の経験に比べれば、本作など平気の平左である。
最近ラヴクラフトの小説を漫画化した田辺剛の作品を読んでいたせいもあってか、デリーという田舎町に土着するイットはどこかそれらに登場するクトゥルー神話の得体のしれない生命体を連想させる。
スタンリーがモディリアーニの描いたような細長い女性の顔を怖がる描写は監督のアンディ・ムスキエティが実際に子どもの時に抱いた感覚を下敷きにしているという話だが、たしかに見ようによっては三白眼の細長い顔は怖いかもしれない。
ペニーワイズに扮したビル・スカルスガルドは『シンプル・シモン』においてアスペルガー症状群の主人公シモンを演じていたが、メイクのために筆者には全くわからなかった。
日本のホラー映画は主人公たちが最後まで巻き込まれ、場合によっては死んでしまうケースもあるので心理的に参ってしまうことが多いが、本作はさすが米作品である、子どもたちが一致団結して最後にはイットを撃退する。
途中からは冒険活劇の様相も加わるので余計に怖くなくなる。
ただ子どもたちはオーディションで選ばれただだけあって全員しっかりした演技をしているのには感心する。
さて無事本編が終了してエンドロールが流れる前に「It」のタイトルがデカデカとスクリーンに映し出される。
しかしその後に「Chapter1(第1章)」の文字が…んんん?
昔観た『It』の内容なんて覚えていないこちらのミスと言われればそれまでだが、これはないだろう!
『ホビット』の時にも感じたが、日本の配給会社も含めたハリウッドの詐欺まがいの商法はいかがなものか。
2章や3章がある続き物なら観ないという客もいるはずである。
エンドロールが終わった後に流れるペニーワイズの高笑いは予想通りであったが、まさに「次回も観なきゃね」と言わんばかりの制作側の悪魔の笑いにしか聞こえなかった。
次回は大人パートかぁ…まあ、仕方ない…観てやるよ。
本作は来年公開予定の同じくスティーヴン・キングの作品『ダーク・タワー』にも関係深い作品なのだとか。
同作は角川文庫からのシリーズ全7作品の刊行が最近終わったばかりだ。
買いはしたがまだ読んでいないものの、原作も映画もともに楽しみにしている。
『It』の原作小説は気が向いたら読むかもしれないが、まずは『ダーク・タワー』に取りかかろうと思う。
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