IT イット “それ”が見えたら、終わり。のレビュー・感想・評価
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ジーパーズ・クリーパーズみたい
恐さはそれほどではない。
ホラー映画はあまり得意ではないけれど、これはホラーと青春がミックス...
疲れる
八月のcourage test
子供が頑張る映画
怖いのは人間
ホラーには全く興味がない。
一番怖いのは人間で、オカルト的なものには何も感じない。
鼻白むだけだ。
なので、この映画を観る気は全くなかった。
だが、かなりの高評価に気が変わった。
いわゆるホラーではなかった。
怖くおぞましいのは人間で、その典型がいじめっ子のリーダーだ。
その類の奴らは「それ」にちょっと背中を押されると、ホラーになる。
「それ」は人間の醜悪さの象徴だ。
「それ」に立ち向かうのは、人間の勇気や友情、愛。
Loserの子供たちがそれを身に付け、成長していく姿は、陳腐ながら清々しい。
女性が1人いるだけで、世界が華やぎ心が躍る私にとっては遠い世界、
郷愁を感じつつ観終えた。
チャプター1だそうだ。
2はぜひ映画館に足を運びたい。
ホラーというより少年少女の冒険活劇
恐怖映画というよりは少年少女たちの青春映画,あるいは冒険活劇という印象が強い。
ペニーワイズ(ピエロ)の存在はたしかに怖いが,見せ方を含めた演出が怖いのであって,リアルな恐怖はさほど感じない。それよりもむしろ,ビル,ベバリー,ベンの微妙な三角関係を軸にした「負け犬組」たちの交流が甘酸っぱくていい感じ。もっとも,ビル,ベバリー,ベンの関係は,<急速に中を深めつつあるビルとベバリー>対<ベバリーに思いを寄せるベン>という構図なのだけども……。
物語は一応の決着を見るものの,エンド・ロールでは「第1章」という表記が。たしかにペニーワイズは死んだわけではなくて一時的に姿を消したという方が正しいと思うので,次作に期待したい。
とても面白かった
まあ、要するにピエロと…
スタンドバイミーなのね。
原作未読
思ってたより、青春ドラマですね、これ。
イケてない少年少女グループのひと夏の(ホラー)冒険ストーリーと言えば概要としては正しいだろうか。
少年たちのキャラクターもどこか懐かしさやこんなやついたかもみたいなのを感じさせる。
個人的にはベンの頑張りと報われなさそうなあの感じにグッときた
モチロン、”ソレ“は恐ろしく子供たちを誘惑・洗脳・強襲・拉致するのだが、思ってたよりはビックリしなかったし、巨大化して出て来るのはギャグのよう笑
少年少女ゆえの無鉄砲さでも勝ててしまうのもご愛嬌と言えば聞こえはいいが、おいおいみたいな気もする。
それぞれのトラウマや恐怖に姿を変えるというのも心の隙を作りたい感じか。
そこに途中までは頑張ってたけど、最後の実力行使感!笑
というか物理的にフルぼっこかよ!笑
みたいなツッコミもしたりしたので、そこまでの高評価ではないかな
アメリカのホラーの割にジワジワとくる感じだな。結局自己主張激しく出て来るけど笑
大人たちはまったくこの件に触れてこなかったが、実は知ってる人もいたりするのか?それとも演出的に大人は排除したほうが良かったか笑(大人介入したらとっちらかるからかな)
第2章は大人になってからだろうが、どのような展開へと向かうのか、ソレの正体はわかるのか?みたいな感じだろうか?
他の人のレビューも読んでから↓
ホラー要素と青春要素、どっちも中途半端と言われればそうかも。
面白いけども
ザ・少年少女の一夏
人々の中に根付く"IT"
前作未観賞、監督の前作は観賞済。
基本ホラーを劇場で観ると(声を出してしまう、ビクッとしてしまうなど)リアクションしてしまうのが恥ずかしくて余程好きな作品・監督じゃないと観に行かないんだけれど、「『IT』はホラーだけではない現代社会の風刺作品で、スタンド・バイ・ミーに近いジュヴナイル作品になっている」と聞き、観よう観ようとは思っていたものの、ようやく観に行けた。
観終わった後、前評判で聞いた通り、ホラーなのにとても清々しい気持ちで劇場を出れた。
観終わってから調べて気付いたけど、「MAMA」の監督の作品なのね。
「MAMA」もホラーとしてのルックが良く、思い返してみると確かに今回の「IT」もその監督らしさも感じられる良い作品だった。
昨今80年代を舞台にした作品を多く見掛けるのは(「シング・ストリート」、「エブリバディ・ウォンツ・サム」など)それが現代の映し鏡として使い易いからなのかな?
今再び映像化された「IT」だけど、今見るとただ単に"恐怖を象徴する怪物とそれに立ち向かう子供達"ってだけじゃなく、ビルに対する吃音の差別や、ベンに対しての体型差別、マイクに対する人種差別、ベバリーに対しての女性差別=パワハラやモラハラ、セクハラ(一昨年のアカデミー賞授賞式までの事や、今年のme too運動などを見ると)などの"差別する者=差別意識"に対して立ち向かう、立ち向かう時が来たって言うメタファーに見えた。
子供だけが見えて大人には見えないって構図も、既に"差別意識"を当たり前として受け入れている今までの人を大人(過去の象徴)、その"差別意識"を変えようと立ち向かう人々を子供(未来の象徴)として描いている様に見える。
90年版のイットを観た後だとユダヤ人の子がいなくなってたり、27年の周期が30年になっていたりとちょこちょこ変わってる部分があるけれど、90年版と比較すると、大人になって解決される出来事や明かされる事実を大半描いているのが解る。
chapter2の公開も決まってるみたいだけど、ルーザーズクラブが大人になった時にペニーワイズが"どういう様に"見えて、ルーザーズクラブは"どういう風に"立ち向かうのか、今からとても楽しみ。
注意!ピエロ恐怖症
スティーブン・キングの『 IT 』の映像化です。この一本の映画で描かれるのは、主人公たちの少年期までです。
前半はわざとらしい演出が気になりました。突然の効果音といかにもホラー映画的な劇伴が煩くしかもそのパターンの繰り返しです。うんざりしながら鑑賞していました。
しかし後半で印象が変わりました。最初にお化け屋敷のような廃屋に入ってからは、それまでやられっぱなしだった少年たちがペニーワイズに立ち向かう意思を見せ始めます。クライマックスでは一転攻勢に出た少年たちが、ペニーワイズをサンドバッグのようにボッコボコにする光景は気分が良かったです。悪霊を物理的にタコ殴りすることができるんですねぇ。
ペニーワイズの芸達者ぶりも観ていて楽しかったです。ホラー映画にノレないことが少なくないのですが、この映画の気味の悪い画は出色のできばえです。
作り手が真摯に少年たちを描いたドラマ性の高いホラー映画でした。
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