新感染 ファイナル・エクスプレスのレビュー・感想・評価
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ゾンビカオス
たしかに、今まで見たことないゾンビ映画で、ゾンビ映画の中で1番泣ける。
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まず、ゾンビの身体能力がめちゃくちゃ高いのよ。走るスピード猛スピードだし、巨人のように襲いかかってくる。そして、ゾンビに変身する速さも過去一。
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もはや怖いっていうよりカオス。結構ゾンビの大軍がビジュアル系バンドのファンにも見えてきたり(笑).
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もう1つ規格外なのはマ・ドンソクの強さな。ゾンビをなぎ倒して走っていく姿カッコよすぎる。相変わらずの重量感。
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そして人間模様の方も結構エグい。主人公達が締め出されるシーンは、ゾンビより人の方が怖い。でも極限状態になったら自分のことしか考えられないよな〜。
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個人的にバス会社のおっさんはもっともっとしぶとくて、最後まで邪魔してくるかと思ったから残念だったなぁ(笑)もっと残酷に殺されて欲しかった。
列車は走る密室
傑作!!これは素晴らしい出来!
韓国製のゾンビ+列車モノかな?ぐらいの感じで観だしたのだが、これが吃驚するほど面白くなってくる!
敢えてマイナス面から述べると、序盤が地味で、感情移入しにくい主人公だなあと(役者が表情に乏しい)と思っていたら中盤からグイグイと来た。走る列車という映画的な舞台が効いてくる。アイデア豊富なアクションとサスペンスフルな展開。恐ろしいのはゾンビだけじゃないと考えさせ、怒涛のラストへ。
ゾンビ映画というお決まりのフォーマットでもアイデアで面白く出来るぜ!という製作陣の心意気を感じましたね。ラストで○○るというゾンビ映画というのもスゴイ。いやーおみそれしました。
レビュー
ファンドマネージャー()
ゾンビのメイクや演技は流石気合が入っていますが、出だしからシナリオがつまらないので、主人公に感情移入できませんでした。車内で揺れたり、どこかに掴まったり一切しないので、走行中の特急列車と言う感じが全くしませんでした。一度降りたのにまた乗って意味不明でした。終盤の車外からの撮影と、自分だけ助かろうとするおっさんは良かったですが、それも短かったです。ファンドマネージャー設定も要るのかという感じで、取って付けたような親子ドラマもしょうもない感じでした。
私的には好きな映画でした
昔のゾンビやキョンシーっていうと動きがゆっくりだったけど、この映画のゾンビは感染も早く動きも早くて目が離せないほどのスリルがありますね。びっくりするくらいの速さが逆に笑えて来るけどw 人物では口は悪いけど妻やソグの娘に優しいサンファが好きです。あと自分だけが生き残る事に必死なおじさんヨンソクが、憎たらしいけどいいキャラしてます。
怒涛の展開
ほぼ全編全力で突っ走るような、息も吐かせぬという言葉がぴったり。
118分というゾンビ映画としては長い部類に入るであろう上演時間も一切中だるみがなく、状況が悪い方悪い方へ転んでいくので終始緊張感があります。
普通にクズな主人公が成長していくというのもこの手の映画としては割と新鮮なんじゃないでしょうか。他の登場人物も魅力的で、退場シーンは中々心にクるものがあります。
家族愛に訴え掛けてくるシーンが多いので、ベタでもそういう作品が好きという方はティッシュの準備をしてから見たほうがいいかも知れません。
すごくおもしろい
超特急大感染
"新感染" シリーズ第1作。
レンタルDVDで鑑賞(吹替)。
爆走する特急列車と云う密室空間で繰り広げられる感染者たちとの戦いがスリリング。舞台が鉄道であることを駆使した場面転換が楽しく、駅構内やホーム、車両基地みたいな場所でのサバイバルが圧巻でした。常に心の中は全力疾走!
どこもかしこも感染者だらけで、爆発的な感染力によって韓国中がパニックに陥りました。軍人まで感染してしまっているからどうしょうもない…。大統領が国民に臨時会見で呼び掛けるシーンは「シン・ゴジラ」のようでした。
妻や子、恋人を助けるために男3人力を合わせて、感染者に占拠された車両を後方から前方に向かって突破していく様が圧巻。拳ひとつで身重の妻を守るために戦うマ・ドンソクを、心の底から「兄貴!」と呼びたくなりました(笑)。
人間ドラマが疎かにされずしっかりと描かれており、いろいろな愛の形に涙無しでは観られませんでした。生き残って欲しいと願った人から次々に死んでいくのはこのジャンルの基本ですが、やっぱり辛いものがありました。高校生カップルの結末は、死が介在しているにも関わらず、幸福を感じました。「良かったね…」とふたりに言いたくなりました。
スタイリッシュな脚本と演出が見事に機能し、ゾンビ・パニック映画の歴史に新たな1ページを刻んだな、と…
スリルあり感動あり、まさに本作はぶっちぎりなエンターテインメント。心の底から大傑作だと思いました!
※鑑賞記録
2018/10/21:レンタルDVD(吹替)
※修正(2022/10/23)
タイトルなし
兄貴!
Aloha `Oe 涙
今日、何気にテレビつけたら、WOWOWでやっていた、しかもクライマックスの良い場面。最後まで見入り、涙、涙(T-T)に。掃除が中断された(苦笑)ラスト15分、素晴らしい。。
コン・ユ
何はともわれ、彼が出ている映画なら、たとえ苦手ジャンルでもハードル飛び越え、コン・ユに会いに行く!
と、まあ(笑)、ゾンビ映画、しかも韓国作品では初めてでしたが、とにかくよく出来ていた娯楽作品でした。新幹線、パニック系だけれど、そこにきちんと人間ドラマが丁寧に描かれていて、何度となく噛み締めれば様々な味わいに触れられるような重厚さがあります。
コン・ユは父親役で、ゾンビから娘を護ろうとし、果敢に頼もしい父親になっていくのですが... 。居合わせた列車の乗客はみな、それぞれに当たり前ですが、それぞれの人生があり、老若男女問わず、この悲愴空間で繰り広げる詰まりに詰まった内容は一切の無駄もなく、目が離せない展開がラストまで続いていきます。そのラストも、間違いなく見どころの(山場)一つ。泣けます、号泣 。恐怖が感動に変わる瞬間を味わって欲しい。
この作品で、コン・ユに引けをとらず、そのキャラが嵌まり役でひかっていたのが、マ・ドンソク。彼の他の作品も観てみたいと思いました。
新幹線+ゾンビ+韓国=おもしろい
ゾンビ映画で表現できる人間の悲哀を詰め込んだ作品。身近な人間がゾンビになる、人間を信じられなくなる、身近な人間を殺さなければいけなくなる、そういったゾンビ映画ならではの表現が大味ながら詰め込まれており、なおかつ展開もスピーディでとても見やすい。
新幹線withゾンビという面白い発想に韓国映画らしいエグイテイストが盛り込まれ(中盤の人間VS人間の流れの胸糞悪さやソンタクのクズぶりなど)これが韓国のゾンビ映画だと思わせてくれる。
最後のシーンはほろりときた。そこで歌を持ってくるのかと。こんなの泣いてしまうでしょう。ゾンビ映画でここまで悲しくなれたのは初めてだけど、それほどこの映画は丁寧で、リアルだったのだと思う。同じアジア顔の映像だというのもあるけれど、ゾンビ映画なのにとても身近な悲しみや恐怖を感じることが出来た。
新幹線の中を突っ切るシーンや、ゾンビがわっしゃあと身体を変形させながら駅や新幹線で飛び掛ってくるシーンが好きだ。電車にゾンビが掴まっていくシーンも好きだ。でも、一番好きなのは、クズのおっさんがゾンビになったことに気づけないまま、母に会わなくてはと賢明に主人公達に伝えるシーンです。容赦ない悪描写があったからこそ、彼の想いがより切なく、苦くなった。影の傍にはほのかでも光があるのだ。
そんなわけでヒューマンドラマも面白いですのでゾンビ映画が苦手な方にもおすすめではないかと思います。
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