ろくでなし

劇場公開日:

ろくでなし

解説

「東京プレイボーイクラブ」「クズとブスとゲス」の奥田庸介監督が、大都会の片隅で追い詰められ暴走していく、ろくでなしな男たちの人間模様を描いたドラマ。凶暴な男・一真は渋谷の街で出会った優子に一方的に運命を感じ、彼女の働くダンスクラブの用心棒になる。クラブのオーナー・遠山の「仕事」を手伝っているヤクザのひろしは、これまで裏社会で飄々と生きてきたが、一真と行動を共にするうちに次第にシンパシーを抱くように。ある日、優子の父親が多額の借金を残して急死してしまう。金銭的に追い詰められた優子に、クラブオーナーとは別の顔を持つ遠山が急接近。一真はそんな優子の事情を知り、ある決意をする。「さよなら渓谷」の大西信満が一真役、「下衆の愛」の渋川清彦がひろし役を務める。ベテラン俳優の大和田獏が、不気味な存在の遠山役を怪演。

2017年製作/106分/日本
配給:C・C・P
劇場公開日:2017年4月15日

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(C)Continetal Circus Pictures

映画レビュー

4.5もっと話題になるべき好作。公開規模の拡大を期待

2017年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

悲しい

興奮

奥田庸介監督のデビュー作「東京プレイボーイクラブ」と話の要素で似た部分がかなりある。同工異曲と言えなくもないが、コミカルなやり取りが少し控えめになり、そのぶん男女の愛や家族をめぐるエピソードが色濃くなった。監督自身の変化か、それとも脚本の推敲に携わったアソシエイトプロデューサー・山本政志の影響か。

主演の大西信満が不器用さと愛情深さ、そしてキレたときの凶暴さをきちんとひとりのキャラクターの中に共存させている。渋川清彦は安定の飄々っぷり。ヒロインの遠藤祐美はクールな雰囲気が印象的で、今後もさまざまなジャンル、さまざまなキャラクターで見てみたい。

登場人物たちはけっして共感しやすいキャラクター造形ではないのに、ある種の憧憬を抱いてしまう、独特の魅力を備えた作品だ。

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高森 郁哉

3.0ろくでなしだ、みんな。

2018年3月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ろくでなしと、カス野郎とは違う。心があるんだ。みんな。渋川清彦、かっこいいなぁ。

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いつこ

4.0みんな、ろくでなし

2017年6月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

この手のクズ、最低の人間、ろくでなしを演じさせたら右に出る者はいない渋川清彦、あなたはろくでなしの天才です!(褒めてます)

話はろくでなし達の日常。思ってたよりアウトレイジ作品でした。

出所したばかりの、あるろくでなしが恋をします…
(以下ちょっとネタバレ入ります)

大和田獏(一応親分役)にびっくりです。
私の中で優しいお父さんイメージだったのに・・
ダンスしながら人を殺します。笑いながら腸を切り豆知識を披露します。

【豆知識】
死体をどこかに沈める場合、腹を裂いて腸を切っておかないとガスが出てきて浮いてくるらしいです。なので腸は臭くてもしっかりナイフで切りましょう。

なるほど、勉強になります。どこかに死体を沈める場合はちゃんと腸の処理しましょうという教訓です。見つからなきゃ事件になりません。いわゆるボディを透明にする手法ですね🎵

ラストの解釈はあなたしだい

この映画埋もれさせたら勿体ないです。面白いです!

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豆