夜は短し歩けよ乙女のレビュー・感想・評価
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???独特の世界。合わなかった。 まず絵がダメだった(もちろん個人...
???独特の世界。合わなかった。
まず絵がダメだった(もちろん個人的好みの問題です)
京都の大学生の夜通し飲み歩き?恋ばな?話もさっぱり…何が面白いのでしょうか(笑)
芸術家向きの作品のような気がします。凡人の私には理解不能でした。
評価が難しい
いつの時代も美少女には心をかき回されるし、美少女の方ではそれを知っ...
四畳半、めちゃくちゃ好きだったんです
一見さんお断り
原作未読、前作のアニメを全く知らないと楽しめませんってストーリー。私は両方知らないので、ご、ごめんなさい!って感じ。
一晩の出来事、って言ってるけど、周りが寒がったり、いきなり古本屋市に行くわ文化祭始まるわ、大寒波到来!みたいな展開になるのでどう考えても1年の流れを表しています。そのせいで展開に無理があり過ぎて全然わからないんです。特に飲み比べから古本屋の転換が「!???」って感じで、文化祭事務局の存在も「?、、???、、」。
それでも後半になると話が繋がってきて、最後は中々楽しめます。文化祭後半からの、ドタバタ感は良いですね。劇中のミュージカル楽曲、あのチープさはわざとですかね?狙ってんのかな〜。
事務局長とパンツ隊長?総長?の二人がキャラ立ってたので、できればエンディングで出して欲しかったです。
映画の中の役割としても、先輩より全然良いもん持ってた。乙女の生き方はかわいいし素敵だし、でもあまりにも浮世離れし過ぎてて正直よくわかんなかった。もっと泣いたり怒ったり、戸惑ったりしてほしい。
古本の神様はもっと、かわいい子供にした方が良かっただろうな〜って思ってレビュー見たら原作はもっと美少年らしいですね。原作読みたくなりました。
事務局長かっこよすぎるし声がめちゃくちゃ良いので(有名な声優さん?)、キャラクターとしてダントツで好きです。
君が主役なら、僕も主役になってやる!みたいな台詞が良かったです。
アニメーションの真髄ここに見たり
チープとはまさにこのことよ。
ガヤガヤが観たいわけじゃない
夜は短し歩けよ乙女
賢明な脚本 大胆なアニメーション
人の繋がり、とりわけ「ご縁」がテーマ。人の偶然の結びつきを肯定的に意味付ける考え方が「ご縁」であり、縁で繋がっている限りどんな虚しくおもえた時間も意味を持っているとして、全ての人と、人同士の関係を肯定していく。黒髪の乙女は、飲酒、古本市、などをきっかけに、様々な人たちの間を渡り歩き、人の繋がりの尊さを知って、孤独や空虚さに悲しむ人たちを肯定してゆく。
そして最後は先輩のもとを訪れ、最上級の繋がりともいえる、恋愛にたどり着く。
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乙女の姉が言うように、作中の男は皆「腐れ外道かド阿保」。
先輩は、性欲や社会的流れに流されるし、「ナカメ作戦」や絵本、劇への飛び入りなど人為的な縁を作ろうとする、言ってみれば外道かつ阿保ですが、最後は自らの醜い側面に打ち勝ち、純粋な恋愛に目覚める。その様は感動的でした。脳内で葛藤しているにすぎない視覚的には地味なはずのシーンを、脳内会議やジョニーの暴走など、大胆な視覚化でダイナミックに誇張して見せてくれます。ジョニーは恐らく、暴走する性欲のアレゴリー。彼が扉を破って飛び出す場面は、その勢いにあっと驚きました。男の滑稽な側面をこんなに凄まじいビジュアルで見れることには驚くべきです。
原作小説を読みましたが、原作からの改変はとてもいい。とりわけ四章の話を一夜にまとめることで、夜という時間が持つ感覚を一層強化しているのは素晴らしいと思います。
寝れば何事もなく一瞬で過ぎる夜。しかし外を歩けば、「魅惑の大人世界」想像以上に長くて濃い時間に感じるのです。特に若者にとって、夜とは最も身近な非日常でしょう。奇想天外なことが起こるのも、夜の非日常な感覚と重なって納得がいきますし、それどころか、より夜のシズル感が醸し出されています。その感覚自体もこの映画の魅力の一つになっています。
また、竜巻、汽車などの要素により強い意味や伏線としての役割が与えられているのは見事です。風邪が伝染するルートもしっかり描かれていて、注意して見ると納得がいきます。細かい要素の組み替えも原作からの良いアレンジに思います。
視覚的には、さすがの湯浅さん、アニメーション表現は素晴らしく、期待以上でした。
李白の船(電車とも言ってる。どっち?)の光が建物の隙間から差し込んで、動いていくカットなんか素晴らしいです。
でかい鯉を背負ってたり。鍋のカエルやヘビの幻覚であったり。七色の吹き流しなんかは、小説の時点でなんだそれって面白がれますが、視覚化されたことで一層その光景のヘンテコ具合が楽しみやすくなっています。
お酒やラムネなど、飲料類の描き方にはひと工夫があります。光っている感じ、そして偽電気ブランのボヨンとした物質感。
それから、原作でメタファーとして書かれたところが、そのまま画になっているところも新鮮に見えます。例えば、古本市を海底に例えた表現を、アニメーションで辺りに水が満ちていくように描いて見せるなど、思わず感嘆してしまう大胆さでした。
一つ一つの表現ははっきりしているのでつい挙げてしまいましたが、あまりに多く良いアイディアがあるため言い尽くせません。
ラスト、無音の効果でグッときました。喫茶店で、環境音、足音の順で音が消え、「…何かのご縁。」とセリフが終わり、無音の間。私は上手い無音使いに弱いようです。
正直脚本のディテールに好きじゃないところはあるのですが、終わりが良かったから良い印象ばかり残ったという感じです。
飲みたくなる
わからない。
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