劇場公開日 2017年4月7日

「一見さんお断り」夜は短し歩けよ乙女 奏枝さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5一見さんお断り

2018年12月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

原作未読、前作のアニメを全く知らないと楽しめませんってストーリー。私は両方知らないので、ご、ごめんなさい!って感じ。

一晩の出来事、って言ってるけど、周りが寒がったり、いきなり古本屋市に行くわ文化祭始まるわ、大寒波到来!みたいな展開になるのでどう考えても1年の流れを表しています。そのせいで展開に無理があり過ぎて全然わからないんです。特に飲み比べから古本屋の転換が「!???」って感じで、文化祭事務局の存在も「?、、???、、」。
それでも後半になると話が繋がってきて、最後は中々楽しめます。文化祭後半からの、ドタバタ感は良いですね。劇中のミュージカル楽曲、あのチープさはわざとですかね?狙ってんのかな〜。

事務局長とパンツ隊長?総長?の二人がキャラ立ってたので、できればエンディングで出して欲しかったです。
映画の中の役割としても、先輩より全然良いもん持ってた。乙女の生き方はかわいいし素敵だし、でもあまりにも浮世離れし過ぎてて正直よくわかんなかった。もっと泣いたり怒ったり、戸惑ったりしてほしい。

古本の神様はもっと、かわいい子供にした方が良かっただろうな〜って思ってレビュー見たら原作はもっと美少年らしいですね。原作読みたくなりました。
事務局長かっこよすぎるし声がめちゃくちゃ良いので(有名な声優さん?)、キャラクターとしてダントツで好きです。

君が主役なら、僕も主役になってやる!みたいな台詞が良かったです。

奏枝