劇場公開日 2017年8月26日

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パターソンのレビュー・感想・評価

全213件中、121~140件目を表示

4.0詩とニュージャージー州パターソン

2017年11月8日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

知的

バスの運転手パターソンの月曜日の朝から翌月曜朝までの変わらない8日間
双子と詩がたくさん。
何故か重低音が効いてゾワッとさせるけど何も起こらない。
でもどのシーンも絵になる。
白と黒が好きなフリーダムな奥さん。
チーズと芽キャベツのパイはおいしくないらしい。
カーテンのかかった煙たくないバー。
マーヴィンと名付けられたブルドッグは撮影後に死んでしまったみたい、ネリーというなのいぬ。

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公開しない

4.0憧れる日常

2017年10月27日
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派手さドラマチックさを一切排除した作品。
ただただ、日常が映されてゆく。
スマートフォンも持たない、特別華やかなことをするわけでもなく(他の女性を知ってみたいけど、やっぱり君が誰よりも大切だからと綴ってしまうくらい)…一見地味に見えて、淡々とした、でも愛がちゃんとあるパターソンの生活って、なかなか現代人には手にしづらいのかも。パターソンと同じ生活をしてみて、満足できないかもしれない。でも、パターソンはその生活を愛し安らかに暮らせているのだ。
そんな姿が、きっと刺激に満ち溢れた生活をしている私たちを羨ましくさせる。
この夫婦は決して似た者同士でもなければ、色々とズレているかもしれないけども、それを軽々と乗り越えるほどの愛情とリスペクトをもってる。お互い、ありがとうと言い合うところ、とても良かった。わたしも気をつけなきゃな、とか思ったり。
じんわりと、いい作品でした。

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のん

3.5同じことの繰り返しと思える日常にも、目を凝らせば色んな事件や感情が...

2017年10月25日
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鑑賞方法:映画館

同じことの繰り返しと思える日常にも、目を凝らせば色んな事件や感情がたくさん散りばめられているのだなぁ、と。
それらを感知できる繊細さや優しさを忘れずに生きていたい、何の変哲もない毎日をもっと愛してあげたいと思える素敵な作品でした。

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ナミ

4.0マーヴィン

2017年10月21日
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鑑賞方法:映画館

最後のクレジットで
なんとも溢れるものが
名優が一人(匹)旅立った

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まる

4.0日々是好日

2017年10月21日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

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浮遊きびなご

4.0羨ましい。理想の生活。

2017年10月20日
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鑑賞方法:映画館

近くの映画館では
上映していなかった。

わざわざ電車に乗り継いで
梅田まで出てきたのは
外国映画の中の
永瀬正敏を見たかったから。

結果。

この映画の全部を理解することは
できなかったような気がする。

決して負け惜しみではなく
結果的にはそれでもいい
と思えた映画だった。

あたかも、自分が
パターソンという街に紛れ込み
少し離れたところから
パターソンという男の生活を
覗き見しているといった印象。

独特のカメラワークや
一見無意味に見えるカット割り。

でもそれがボディブローのように
じわじわと効いて来る。

見終わった直後よりも
見終わった翌日、
見終わった翌週と
時間が経つごとに
より印象深くなる作品。
余韻が深くなっていく感じ。

なのでこのレビューも
あえて少し時間をおいてみた。

登場人物も独特で、どこかユルい。

かなりマイペースで
料理の腕前も微妙だけれど
誰よりも旦那を愛する嫁さん。

そんな嫁さんに
振り回されながらも
全てを受け入れて
誰よりも嫁さんを愛する旦那。

そんな二人を
少し離れて見守るワンちゃん。

見終わった直後はわからなかったけど。
だんだんわかってきた。

そうか。これって。

私が憧れる理想の生活、そのまんまだ。

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だいきつ

4.5優しい気持ちになる

2017年10月15日
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鑑賞方法:映画館
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Nana Shinozaki

4.0何気ない日常の幸せ

2017年10月14日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

毎日の生活はそれほど大きく変わるものではない。
平凡な毎日の中にも詩の題材になるような素晴らしい瞬間がある

そんな日常に目を向けて生活することの大切さを改めて感じた

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みゃん

3.5マーヴィンかわいい、いや全部かわいい。

2017年10月14日
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鑑賞方法:映画館
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だいず

3.5詩が読みたくなる

2017年10月14日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

難しい

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マリエル

3.0間違いない

2017年10月12日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

うん

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asphalt-light-moment

5.02017年度ベストムービー!⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️✨

2017年10月12日
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鑑賞方法:映画館

とても良い映画。詩が素敵でした。

*『JIM JARMUSCH Retrospective 2021』にて鑑賞(再鑑賞)。

Sam&DaveのDaveは、パターソン出身なんかぁ…。

*ストパラを除けば、ジャームッシュの作品で一番好きなのは、これかも知れない…。

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stoneage

3.0Would you rather be a fish?

2017年10月10日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

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いぱねま

3.5meth

2017年10月9日
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パターソン、ニュージャージー。
知らない詩人William Carlos William
ジムはいつも教えてくれる。

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ssspkk

4.0日常を楽しむ

2017年10月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

大事件は起きない、大恋愛もしない、大病もしない。詩が好きで妻を普通に愛しながら過ごす日々。
多くの人にとって、生きるということはそういうこと。そうやって生きていくこと自体が、(普通ではあるけれど)大事であり、尊いことなのだということをテーマにしているのではないか。結構面白く見た。鑑賞後もスッキリした気分だった。

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こばりん

4.5パターソンのパターソン

2017年10月7日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

パターソンのパターソン ニュージャージーのバスの運転手
パターソンのパターソン 妻は気儘なクリエイター
パターソンのパターソン 正直者でお人よし
パターソンのパターソン 実は繊細な詩人

 パターソンの日常はいくつか時代をさかのぼったようにアナログだ。自分の目で見て耳で聞いて本で読んだことだけがこの世界のすべてなのだ。詩人にはデジタルの情報は無用の長物だ。ただし他人がそれを利用することを否定はしない。
 時の流れが止まったかのような平凡な日常を繰り返すパターソンだが、彼自身にとっては決して平凡ではない。毎日いろいろな出逢いがあり発見がある。生きていることが詩作そのものだ。
 パターソンのような精神性の人間が存在していることを伝えるのは、不寛容が蔓延した現代では非常に意義のあることだ。商業主義のB級映画が主体のアメリカ映画界だが、こういう作品を作れるところにまだまだ奥深さというか、文化としての体力を感じる。
 エミリ・ディキンスンを高評価するところも、アメリカ文学をよく理解していて好感が持てる。双子のメタファーも意味ありげで面白い。

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耶馬英彦

5.0レインコートを着てでもシャワーを浴びたい!

2017年10月4日
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曽羅密

4.0どうってことのない日常に安らぎを覚える作品でした

2017年10月4日
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鑑賞方法:映画館

みんな詩人になれる、という気持ちにさせられました。永瀬さん大切な役どころでイイ味出してました。

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ホワイトベア

4.0二刀流のススメ

2017年10月3日
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この映画、ウィリアム・カーロス・ウィリアムズが町医者兼詩人であり、ジム・ジャームッシュもまた映画監督でありながらミュージシャンとして活躍中という事実を知っていると、より深い理解が得られる1本に仕上がっています。

前作『オンリー・ラヴァーズ…』と同様、アダム・ドライバー演じるバスの運転手兼詩人パターソンに自らの生き方を投影させた、非常にpersonal(≒paterson??)な作品のように私には思えるのです。すくなくとも仏陀の教え(無常=苦しみ)と真逆のことを啓蒙しようとしているような映画などではけっしてないでしょう。

それは、平穏な日常生活自体が(詩人にとっては)どちらかというと“苦行”(円のモチーフ→輪廻→業)として描かれていているからです。どう贔屓めに見ても、アラブ系の奥さん(ゴルシフテ・ファラハニ)は突飛な思いつきだけで行動する困ったちゃんだし、マーヴィンに至っては大切な詩を書きためておいたノートをビリビリにしてしまうダメダメ犬です。

内心では「スーパーでレジ打ちのパートでもして家計を助けてくれよ」とか「ビールを飲んでいる間に誰かワンジャック?してくんないかなぁ」なんて思ってはいるけれど、心優しきパターソン決して口には出しません。

本業であるバスの運転中にも思わぬトラブルが発生し、心身ともに疲れはててしまうパターソン。あの滝のある公園では「面倒なバスの運転手(映画監督)なんかもう止めちゃおうか」と、思い悩んでいたのかもしれません。そこへ日本の詩人役で永瀬正敏が登場するのです。

WCWをこよなく愛するこの男とパターソンの会話がなければ、劇中やたらと出現する2in1の双子たちや、2足の草鞋ならぬワークブーツのアップ、アボット&コステロの凸凹コンビ、白と黒に塗りわけられた内装などのメタファーが何を意味していたのか、気づかないまま映画を見終わっていたことでしょう。(趣味性の強い『ギミー・デンジャー』とのセット公開に踏み切った意図も同じなのかもしれません)

趣味を仕事にしてしまうと途端人生がつまらなくなるという話を聞いたことがありますが、WCWも本業で日常を素直に見つめる目を養ったからこそあんなに素敵な詩が書けたはず。詩人(アーティスト)とはなるものではなく生き方そのものであり、金儲けの道具にしようとスケベ根性を出したりすると日常生活がかくも息苦しく感じられることに、パターソンいなJJは気づいたのではないでしょうか。

大谷翔平をラストに登場させた方がむしろわかりやすかったのではと思えるこの映画、ファンにとってはJJが今後映画監督を続けるかどうかが最も気がかりところ。2刀流の可能性(真っ白なノート)について指南を受けたパターソンが、翌週の月曜日元気に出勤していった様子を見る限り、この人まだまだ映画を撮り続けるようですよ、きっと。

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かなり悪いオヤジ
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