劇場公開日 2017年8月26日

  • 予告編を見る

パターソンのレビュー・感想・評価

全200件中、61~80件目を表示

4.0マッチは炎と共に燃えるために

2019年11月1日
スマートフォンから投稿

笑える

知的

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
コブ

5.0aーha?

2019年6月17日
Androidアプリから投稿

韻を踏む詩のように、月曜日から金曜日までバス運転手として働く映像を繰り返す。散文詩または、jazzのように、飛ぶこともある。休日は、しっかり伏線を回収。また月曜日が始まる。見事な終わりは始まり。

コメントする 1件)
共感した! 2件)
ツバキ

3.0ある詩人の日常

2019年5月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

知的

パターソン市に住むバスの運転手の一週間が淡々と描かれています。
起伏がなく面白みにかける映画ですが雰囲気は好きです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
たけお

5.0改めて思う

2019年3月25日
iPhoneアプリから投稿

ジム ジャームッシュの人気
実は、公開から1年半以上経って、このレビューを書いてます。
まあ、レビューを書くようになって日が浅いというのもありますが、ブラック クランズマンにアダムドライバーが出てるのをみて、思い出したからです。
この映画自体が詩です。
パターソンシティに住むパターソンの1週間。
職業は、バスドライバーで、演じるのは、アダムドライバー。
目覚まし時計の鳴る音でベットから起き上がるところから毎日が始まって…。
つまり、韻を踏んでるのです。
しかし、毎日は違います。
バスが故障したり、犬がいなくなったり、奥さんが差別されたり、自分の将来について悩んだり。
そう、案外、目を凝らして僕たちも周りを観察したり、よく思い返してみたら、映画のような日々を送っているのがしれない。
そんな気持ちになる寡作だと思うのです。

コメントする 1件)
共感した! 8件)
ワンコ

5.0美しいと感じる心のあり方

2019年2月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
ken1

4.0レインコートを着てシャワーを浴びるようなもの

2018年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 ジム・ジャームッシュ作品はほとんどハズレが無い。特に初期の頃には白黒作品でオフビートな雰囲気が心打つというより心に残るものが多かった。どちらかと言うと、コメディアンが出演している方が好きなのですが、大きな展開もなくゆったりとした作品も好きだ。

 今作はニュージャージー州パターソンに住む、地名と同じ名前のバス運転手(アダム・ドライヴァー)が主人公。愛する妻ローラ(ゴルシフテ・ファラハニ)と愛犬マーヴィン(ネリー)。朝早く起きて職場にに行き、始業前にノートに詩を綴り、上司の愚痴を聞いてからエンジンをかける。帰宅すると、倒れかけた郵便受けを直し、キスする度に吠えるマーヴィンを散歩に連れていってバーでビールを飲む。そして週末には映画館、と平凡な1週間を淡々と描くといった内容だ。

 そんな平凡な日常の中にもパターソンの心の変化がある。妻から「双子が生まれる夢を見た」と言われてからは、少女やおじさんといった町中の双子が視界に飛び込んでくる。しかし、日課となっている詩にはもっと日常的で平穏な心象風景が書き綴られるのだ。一方で、中東アジア系の妻ローラはなんでも白と黒にこだわるアーティスティックな存在。妻が作ってくれるお弁当にも自宅に飾られた写真や、彼女が白黒ツートンに塗り替えた衣装や家具が微妙にシンクロしている細かな面白さ。注文したギターも市場に出店するカップケーキも全て白黒なのです。

 ちょっとした展開といえば、バスの電気系統の故障とか、バーで彼女に振られた男がおもちゃの銃で自殺しようとするシーンとか、詩を書き溜めたノートを愛犬によっと食いちぎられたといったところ。コピーしておけよ・・・と思ってもみたが、この映画は平凡な人間が前向きに生きていく姿を描いているので、これが良かったのかもしれない。また、終盤に登場する永瀬正敏がいい味付けをしています。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
kossy

3.5月曜日は仕事に行って、火曜日も仕事に行って。

2018年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

平凡な男の1週間を切り抜いた話。
となると、平凡すぎて眠たくなりそうですが。そうはなりませんでした。
その理由は、パターソンが家の中で、職場の休憩で書く「詩」を。
目の前に見える物を中心に、淡々と書いているのがいい味なんです。
「27 パターソン」と表示されたバスを運転しながら、パターソン(これって、韻を踏んでるのかしら?)が心の中で詩を読んでいく。
動いていくバスの風景と同化していく感じも、サラッとしていて心地よい。

月~木は同じことの繰り返し。唯一夜、犬の散歩途中で寄るバーで、ちょとしたいざこざがあったりするくらいがアクセント。
夫としても妻に理解を示し、「通販でギター教材300ドル、買っていい?」の無茶ぶりにもYES。「怒ることある?」って聞きたくなるくらいな、穏やか人。

金曜日の朝。「あれ、妻がベットにいない」。
ルーティーンな日々に、何かが起こる予感を起こさせるのがいいアクセント。

土曜・日曜もしかり。
これをもとに戻すには。ルーティーンな事をすればいい。
彼にとってはそれが「詩」を書く事なんですね。

最初の役者紹介で「and MASATOSHI NAGASE」って出てきてびっくり!。いつ出てくるのかしらと思ったら。
ここですか。おいしいシーンでした。

「詩の翻訳は、レインコートを着てシャワーを浴びるのと同じ」。
なるほどね。歌の歌詞も、そんな気がします(訳する能力ないけど)。

静かで穏やかな1作でした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ゆき@おうちの中の人

4.0詩的でステキな時間と世界観

2018年11月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

知的

主人公(アダムドライバー)の素朴で優しく、詩が好きで、日々の生活を楽しんでいる感じがとても良かった。
こんなほのぼのとした雰囲気の映画なのに、ドラマがあり、成長がありで、とても面白い。

永瀬正敏さんの「あーはぁ〜」も面白かった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
サケビオース

4.0パターソン市のパターソン氏

2018年11月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

パターソン市のパターソン氏(アダム・ドライバー)は路線バスの運転手、妻は芸術家を目指している。
毎日の日課は、朝は一人で食事、インド人の同僚のボヤキを聞いてバスをスタート、夕食後は愛犬の散歩を兼ねて外出、パブで飲んで一日を締めくくる。
主人公の一週間の出来事を淡々と描いていくが、かなり入り込む。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン

3.0穏やかでおしゃれ

2018年10月30日
iPhoneアプリから投稿

詩については全くわからないけど、毎日同じタイムスケジュールで過ごす主人公が、色んな双子とすれ違ったり、美人な奥さんがアーチスト並みに毎日何かモノトーンの物を手作りしていたり、芸術的な作品。お弁当ボックス1つ持って歩いて職場まで行く道のりもなんか素敵。イタズラっ子の愛犬マーヴィンの絵がそっくりで可愛い。パターソンってニューヨークからさほど離れていないのに穏やかですね。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
サラ

5.0変えない意志

2018年10月28日
iPhoneアプリから投稿

パターソン市があるニュージャージー州って、ニューヨークの近くだよね?だって、NY着のニューアーク空港ってこの州だから。
と調べたら、パターソン市内から、マンハッタンのセントラルパークまで道なりで30km強という近さ。
マンハッタンまで通勤できそうな街にいながら、この穏やかな生活を続けてるパターソンさんに、逆に凄みを感じる。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
wilk

3.0マーヴィンは悪い子さんです。

2018年10月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

パターソンのパターソン。起床。朝食。バス会社への通勤路。日常を詩に書き留める。同僚の愚痴。耳に入る乗客の会話。帰り道。ポスト。妻のファッションセンス。夕食時の会話。愛犬と散歩。バーでビール。
どうしても双子が出てくると『シャイニング』が思い出されてドキドキしてしまうのですよね。
バスはハイジャックされないし、夜道で強盗に襲われないし、妻との口論で惨劇が起きたりもしません。
永瀬さんが美味しすぎる。マーヴィンは悪い子さんです。
a〜ha?

コメントする (0件)
共感した! 0件)
なお

3.5「我が家にはたくさんのマッチがある」とノートに書く

2018年9月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

知的

「我が家にはたくさんのマッチがある」
物語はそこからはじまる。なんども繰り返されるセンテンス。
そしてどこかざらざらしたありふれた映像がつづく。
ジム・ジャームッシュの独特な映像。
バスの運転手はマッチがすきでそれについて詩をつづっている。意味はない。マッチはマッチでしかない。ブリテッシュがフレンチ・ブルドッグじゃないのと似ている。
どちらも自分以外のものになれない。
ときどきすれ違うふたごも同じだ。
毎朝、彼女といっしょのベッドで目が覚めわずかな会話をしてバスを運転する。エピソードのように乗客のなにげない話を挿入する。
それが毎日曜日が変わってもおなじだ。そして1日の終わりにブルと散歩し薄暗い古いバーに寄ってビールを飲む。
ふうん、どうってないけど、感じの良い映像がただつづく。

つまり彼の映画は、自分の特別な時間にしかとどいてこない。いつも繰り返して観たいと思う映画じゃない。なにかが欲しい目的で観る映画じゃない。
その意味でも独特だと思う。
だれの映画とも似ていない。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
そんぼの本棚

4.0ア〜ハン

2018年8月21日
iPhoneアプリから投稿

ジム・ジャームッシュの新作!しかも永瀬さんが27年ぶりに出演となれば、それだけでも観る価値有りなのに、ストーリーも映像も演出も何もかもが全てがジャームシュ印!パルム・ドッグ賞のマーヴィンはもちろんですが、やっぱり永瀬さん…改めてジャームシュのリズムは自分に合うんやわと感じさせてくれました。ア〜ハン!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
shige12

3.0淡々とした日常、だけじゃない

2018年6月22日
iPhoneアプリから投稿

永瀬正敏いるかな?というのがまずの印象。

白黒のインテリアもマッチ箱もおしゃれ。やっぱり、ジム・ジャームッシュの映画はおしゃれだね。

詩って、西洋人には日常的なものなのかな?日本人にはないよね。だから、永瀬の日本人は日本人から見ると変。

だけど、のんびり癒される、ステキにおしゃれな映画です。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ゆう

4.0しみじみ良い映画

2018年5月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

幸せ

基本的に何も起こらないけど、観終わってみるとしみじみ良い映画だと思える作品。
ただ、個人的に好む映画を観るときのクセで、いくつかのシーンで「このあと何かヤバイ事が起きるんじゃないか!?」とハラハラしてしまったw

コメントする (0件)
共感した! 0件)
青空ぷらす

あえていうなら私は、不思議な出会いとか運命みたいなものの方が興味深...

fさん
2018年5月6日
PCから投稿

あえていうなら私は、不思議な出会いとか運命みたいなものの方が興味深かった。例えば、ストーリー上ではそんなに重要ではないのだろうに、「双子」は何回も出てくる。周りに溢れていたのは意味があってもなくても、大きくても小さくても、そこにあるべきものとして描かれているように感じた。映像に関して詳しくはないけど、映像的な詩みたいなものがあるなら、こういうものの中にあるユーモアや修飾がそれに当たるのではないかと思った。
最後の詩がとても好き

コメントする (0件)
共感した! 1件)
f

4.0同じ日なんか1日もない

2018年4月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

退屈な毎日を退屈たらしめているのは結局、その人自身の観察眼なんだなぁという事を感じた。

大人になれば誰だってある程度決まったリズムで生きていくことになる。

一箇所に留まっているパターソンの生活もまた、単調だけど、彼の目には、昨日と同じものが、同じようには映っていない。様に見えた。

それがとても大切で、乗客の会話、お弁当箱の写真、
見た夢の話、バーの壁の写真、とかとか、たわいもないことの中に新鮮さがやっぱりあって、それをとても愛おしく思う彼の姿に、凄く憧れた。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
たかはし

4.0パターソン

2018年4月20日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
ユージーン

3.0ジムジャームッシュ

2018年4月15日
iPhoneアプリから投稿

恥ずかしながら、この監督の作品はこれが初めてである。名前は知っていたが、鑑賞していなかった。
過去の作品を見てみたい欲求にかられた。
パターソン…佳作である。劇中パターソンが作る詩の、「字」が好きだなぁ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
kimiee