マン・ダウン 戦士の約束
劇場公開日:2017年2月25日
解説
アフガニスタンからの帰還兵が、廃墟と化した故郷で愛する家族を探し出すべく奔走する姿を描いた戦争ドラマ。妻子を故郷に残してアフガニスタンの戦場へ旅立ったアメリカ海兵隊員ガブリエル・ドラマーは、過酷な任務を終えてアメリカに帰還する。しかし、故郷の街はまるで異世界のように荒廃しており、住人たちの姿も消えていた。ガブリエルは一緒に帰還した友人デビンと共に、行方のわからなくなった妻子を探すが……。「トランスフォーマー」シリーズのシャイア・ラブーフが主演を務め、「スーサイド・スクワッド」のジェイ・コートニー、「オデッセイ」のケイト・マーラ、「裏切りのサーカス」のゲイリー・オールドマンが共演。「陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル」のディート・モンティエル監督がメガホンをとった。
2015年製作/91分/G/アメリカ
原題:Man Down
配給:アルバトロス・フィルム、クロックワークス
日本初公開:2016年12月2日
スタッフ・キャスト
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戦争モノかと思って観始めたのですが…全く違いました。
終わってみれば確かに悪くないのですが、なんて言っても解り難く過ぎて、終盤に至るまで何の事か理解出来なくて何度観るのを途中で止めようと思った事か…(´ヘ`;)
それにしても主人公の可哀想過ぎですね。
2020年11月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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アフガニスタンの過酷な戦地の中で、親友を自分のせいで失ってしまう。しかし、妻と浮気をしていたことがわかり、心身を喪失してしまう。帰国後もホームレスになり、息子を救出するという妄想にとらわれ、警察に射殺される。ラストのテロップで帰還兵の5人に1人がPTSDで一日22人が自殺していると流れ、戦争の悲惨さを物語るが、主人公の心身喪失は妻の浮気が一番の原因と思ってしまう。息子が可愛そう。
プレビューを確認してから、この映画を観たら失敗です。予告からは、アフガニスタンからの帰還兵が、祖国に戻ったら、別世界になってて、子供も妻も消えてしまい、そんな中で、愛する妻子を探し出すサバイバル映画かと決めつけてしまい、これは面白いと思い、観賞してみたら、
何か中盤過ぎても、期待した展開になってくれなく、イライラしていく中で、最後の最後で、この映画のポイントにやっと気づき、ドーンとなんとも耐えがたい心境でした(気がつくのが遅すぎる私もバカなのだが)。予告の最後で、「衝撃のラスト、7分46秒、あなたの心は"えぐられる"」と言っていたが、そこはおもいっきりビンゴやね。
予告を見ずに、まったくの白の状態でこの映画を観賞した方が、違った感覚を得られたかもしれない。もったいない事をしました。
最後に少し。物語は、4つか5つかの時間軸が交差しながら、進むんだけど、見ていてムチャクチャ疲れる。頭の中で切り替えるのが、メンドー! 2つの構成で十分です。
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戦争からの帰還兵。
彼らの抱える問題が最後のテロップで知らされた。
これはそのうちの一人を取り上げた映画。
個個人の理由は均一ではないだろうけれど、彼の場合は志願の理由から薄弱だった。
動機からして問題を抱えていた。
友人との遊びの延長程度。
その上で戦場の現実と友人の死と、友人と妻との裏切り。
精神を保つことの方が難しいだろう。
それを3つか4つの時間軸で交互に見せることで先の見えない展開にしている。
終わった直後はショックだったけど、最後のテロップを印象づけるための映画だった。