最初にカケスがやってくる
劇場公開日:2016年12月10日
解説
国際的にも注目される日本人写真家ホンマタカシによるドキュメンタリー映像作品。2011年に東京オペラシティアートギャラリーや金沢21世紀美術館美術館などで行われたホンマの巡回展「ニュー・ドキュメンタリー」で発表された、狩猟の痕跡を捉えた「trails」シリーズの続編で、知床のエゾシカ猟を8年かけて取材・撮影して製作された。増え続けるエゾジカと高齢化する猟師といった現代の狩猟文化が内包する問題を描くほか、狩猟から解体、流通、食卓までの流れも映し出す。16年、ホンマのドキュメンタリー作品を集めた特集企画「ホンマタカシ ニュードキュメンタリー映画 特集上映」で劇場公開。上映時間68分の本バージョンのほか、真冬の雪山で漁師に捕らえられ、血抜きのためにその場に放置されたエゾシカの内臓が、他の動物たちによってどのように捕食され、消えていくのかを定点観察のワンカットで映し出した225分のバージョンもある。
2016年製作/68分/日本
劇場公開日:2016年12月10日
スタッフ・キャスト
- 監督
- ホンマタカシ
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