不能犯のレビュー・感想・評価
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ここの評価が全然当てにならないのがよくわかった
まず、dtvオリジナルドラマを4本見て原作も3話まで読んで映画を見た。
設定・世界観とも自分向きのよい感じで2時間楽しめた。
途中、TVドラマの「僕たちがやりました」的な設定には笑ってしまった。(間宮祥太朗の先輩が今野浩喜で新田真剣佑は爆弾の爆発で負傷する)
ただ、残念なのは松坂桃李が爆弾犯と対決するのはいらないです。
鳥森さんは何度「奥さん」と口にしたか?
数えてはいないけど。数えるまでもなく、町内会長の鳥森さんは何度も奥さん、という言葉を発した。
彼が何度も口にした奥さんはただひとりの女性を示していた。
なぜこうもしつこい程に「奥さん」なのか。
考え始めるとなかなか興味深い。
また観に行って今度は数えてこようか。
愚かだねえ、人間は。
原作未読ですが。マインドコントロールで立証不可能な殺人を犯す松坂桃李とそのマインドコントロールが効かない正義の刑事沢尻エリカの対決という唆られる文句で期待していました。
しかし、心理戦にしてはどんでん返しもなく、松坂桃李さん演じる宇相吹の葛藤も見えず、沢尻エリカさん演じる多田の正義と希望の葛藤も見えず、物足りない印象でした。展開が早く、あまりにもすごい勢いで仲間たちが死んでいき、ついていけませんでした。
殺人依頼の動機もいまひとつ説得力に欠け、ラストの宇相吹と多田とタケルの対峙のシーンは安易に想像のつく結果に終わり、全体的に単純と思ってしまいました。間宮祥太朗さん演じるタケルも最後まで引っ張った割にあっけなかった、、、
出演者の皆さんがとにかく美しく目の保養にはなりました。にしても新田真剣佑くんの存在意義、、、
殺人のシーンはリアルでよかったかなと思います。
ただただ、人が死んでいく。 原作を知らなかったので、不能犯って一体...
ただただ、人が死んでいく。
原作を知らなかったので、不能犯って一体何だったの?という感じで、何も解決せずに終わってしまった。
あとから漫画が原作と聞いて、漫画にしたら面白いのかもしれないと思った。
ホラーっぽくて不気味な雰囲気は作り出していて、次は誰が死ぬのか?と思うけど、CGのちゃっちさが残念。
沢尻エリカの演技が残念。他は無駄にいい役者揃えてて良かったと思う。
どんでん返しが欲しかった
終始、松坂桃李さんの不気味さがこの映画のバランスを保っていたように思う。豪華キャストは見ていて華やかさがあって、いいなと思った。沢尻エリカさんの演技も嫌いじゃない。でも、肝心のストーリーが、、、、。原作を知らないので何とも言い難いが、宇相吹が殺人へ導くシステムを考えたとき、多田が宇相吹に宇相吹を殺すように依頼する、、とか何かもう一捻り欲しかったと思う。 映画のラストで結局宇相吹が逮捕されるわけでもなく「愚かだねぇ」と言って去っていって、『ミュージアム』や『セブン』のように、宇相吹は社会の悪や人々の憎悪の象徴なのだろうか、、と考えたりもした。
無能犯
2時間程度の長さの映画だが退屈すぎて5時間程度に感じられた。
ネタバレになるがラストの場面沢口エリカが救った孤児が松坂桃李と対面するところが本当に謎だったし、最期息を吹き返した相棒を初めて名前で呼ぶシーンに関しては全く何もしなかった相棒を名前で呼ぶ?感動も何も起こらない。などストーリーに一貫性がない上にダラダラ同じような流れが繰り返される。退屈。
結局この映画は何を伝えたかったのだろうか何が見所だったのだろうかと後から思い返しても何もない(強いて言えば松坂桃李の格好良さ)
物足りない。
松坂桃李くんはやっぱり演技が上手だし好きだなって思った。
だけど、沢尻エリカである必要はないし、正直、他の人もみんな下手だしベタだし演出もわざとらしくて、そんなとこでそんな立ち方しなくない?みたいな終わりだし。唯一、スーツの上からでもわかる肩甲骨には萌えました♥️
原作読んだことないないのでわからないけど、濁ってる依頼なら依頼人も濁った終わりにするくらいのギャップとかスピード感とかほしかったかな。
予告とポスターで期待が高かっただけに、全体的に物足りない演出といまいちな演技でした。
沢尻エリカの公開処刑場
不能犯を印象づける連作長編スタイル、クライマックスへのシークエンス…ストーリーの流れは○
しかしながら、大きな欠点が二つ。
①セリフ、演出の不自然さ
・謎の男に対して女性刑事二人…という不可解さ
(任意同行なのに取調室はともかく、取調でヤらかしてばっかの刑事に担当させるか?)
・そも、なぜヤらかした女刑事と父鑑識を同じ職場で?
・全体的に刑事たちのセリフが不自然。
②ヒロイン沢尻の演技力
松坂桃李はじめ、他の役者さんの演技力が高いから仕方ないが…(小林稔侍が汚れ役!)、
沢尻エリカの「気を入れた」セリフは、ほぼすべてすべって聞こえてきた。なぜ彼女をキャスティングしたのだろうか…。「女優・沢尻エリカ」を抹殺するのが目的なの?
テンポはよいが、インパクトに欠ける
宮月新のコミックの映画化です。依頼を受けて暗示により人を死なせる男をその男の暗示にかからない女刑事が追うストーリーです。各エピソードが関係でテンポがよくそれなりに面白かったです。原作では男の刑事を映画では女に変えたのは映画的で良かったあと思いますが、各エピソードの人物の描き方が浅く、表現もインパクトに欠けるところが残念でした。
犯罪エンタメ作品としては良いかな
原作はそこそこ知っている
なので、今回のエピソードの一部をしっており、すんなり観られた印象
不能犯たる彼の妖しさや不気味さはまずまず表現出来ていたし、松坂桃李もいい雰囲気だったと思う。
ただ、マインドコントロールがあの目だけで全て成立されるような描写はなんとも…
全身から漂う妖しさ、言動で対象者をもっとかき乱して最後にあの目だともっと良かったのかも?(あの目のビジュアルがないと映画的に地味な画になってしまうかもしれないのであれはあれでいい)
女刑事のあまりにも真っ直ぐに人を信じる姿やセリフはあまりにバカ正直度すぎてどこか入ってこない印象になってしまったのが少し残念。
また、各々のエピソードに置いても、もっと対象者や依頼者の妖しさや業の深さ、闇がもっと見受けられた方が良い気がする。
町内会長?だかはもっと不審な感じにした方が良いし、妹ももっと荒んでいた方が依頼をしてしまうリアリティが生まれるような気がする。
というより、そこまでしないとあまりにも安っぽい殺意で面白みがない印象(しいて言うならこの安っぽいような殺意を持った者たちが愚かな人間たちであるということだろうけど)
最後の爆弾事件は犯人はなんとなく目星がついていたのでそこでの盛り上がりはなし。
原作にもまだまだエピソードがあるので、ドラマ向きかも?
ドラマで1エピソードずつ丁寧に描いて見た方が良かった?
笑ゥせぇるすまん+デスノート÷2
「不能犯」鑑賞。
*概要*
思い込みやマインドコントロールでターゲットを殺害する「不能犯」の男と彼を追う女性刑事の対決を描いたサスペンススリラー。
*主演*
松坂桃李
*感想*
んん~これはなかなか異色だなぁ~非現実的かつこんな異色だとは。個人的に、中身が「笑ゥせぇるすまん」と「デスノート」を2で割ったような感じ。松坂桃李がリュークか喪黒みたいw
観る前は、低評ばかりで不安でしたが、個人的にまぁまぁ面白かったです。思ってた出来事が180度違ってたのでw
冒頭の「不能犯」の説明部分は大変助かりました。話が入り込みやすい。用は、松坂桃李演じる不能犯は、言っちゃえばダークヒーローっぽい。あと、脇を固めるキャストですが、、ハッキリ言ってショボい。沢尻エリカさんと、安田顕さんと矢田亜希子さんはキャラクターとしては良かったのですが、脇がイマイチ。
この物語は、「不能犯」に余儀なく頼るしかない人達のエピソードが2~3話が描かれてて、面白かった。
まず、驚いたのが、若い夫婦と鳥森爺さんのお話。鳥森は変な爺さんだなーって思いきや…!まさかああいう展開になるとは思わなかった。それと、河津村(安田顕)と夜目(矢田亜希子)のエピソードと風俗嬢の妹とジュエリー店で働く姉のエピソードも展開が予想外だったし、面白かった。気になったのは、あの病院の先生と看護師があんな人が行き交う廊下で露骨にキスするのはちょっと…いかがなものか?(^^;
最後のエピソードはさすがに僕はわかりました。最初からあいつは怪しいと思ってましたからw
不気味な笑顔で不能犯を演じた松坂桃李が素晴らしかった。マインドコントロールするシーンは何度も「?」となりましたけど、最後は曖昧な結末でしたが、映画全体が異色だったし、まぁまぁ面白かったです。
「笑ゥせぇるすまん」と「デスノート」を2で割ったような異色で変わった映画でした。(^^)
沢尻エリカの違和感が
原作未読での鑑賞
全体的にそれぞれの人の感情があまり伝わって来ないのは監督の力量不足でしょうね。ドラマ部分がほんとに薄っぺらい。人を殺したいっ程憎むって感情がストーリーの根幹にあるはずなのに、どれもこれもその感情伝わってきません。
ストーリー展開もせっかくの謎ときの部分も、すぐ解明されるので観客に謎解きの楽しみを与えてくれない。
松坂桃李のサイコパスの演技が素晴らしかったが、どうにもエリカ様の演技が気になって仕方がなかった。
表情が一辺倒で感情の乗り切ってない感のあるセリフまわし。無事に爆弾を回避でき人々の命を救ったと言うのに、その際の表情たるや病院で部下を見つめる表情とほとんど変わらない眉間に皺寄せるだけ。エリカ様って演技力ないよね?
料理屋の兄ちゃんとの対決シーンでの重要なシーンでもセリフを激しく喋っているだけで感情がのってないので伝わらなくて興ざめ。
アカデミー賞受賞の際はまわってきた役が等身大の自分とぴったり重なって名演にみえただけで、自分と違う役になりきれないのは今作で明白になった。
ヘルタースケルターの主人公なんてまんまエリカ様だったもんね。
エリカ様の部分が多すぎてせっかくの上質サイコパス映画が安っぽくなっちゃってたのが本当に残念。
とはいえ映画は松坂桃李頑張ってたからまあまあの出来。
できればもう少し松坂桃李の役の方に話の重点置いてくれればもっと面白かっただろうに。あの謎のキャラが気になって原作読んじゃいます。
続編やるならエリカ様は外して松坂桃李の過去とか掘り下げたやつにしてね。
エリカ様でるなら続編はレンタルにします。
地獄少女
地獄少女のような話で、なかなかの鬱展開だったのは良かったけど、結局、何も解決せずに終わってしまう。不能犯の正体についても解説がなく、謎に包まれたまま。中途半端に終わってしまったのが残念。
愚か者たち
面白そうだったのに
イマイチでした。
色々とバレバレだし...
グロくも無いし
悪夢探偵みたいに
もっと派手に切り刻んだり
して欲しかったなぁ
ダークナイトみたいに
幼稚園か病室どっちかは止めれず
爆破されるとか
ヌルい...
真剣佑
映画やドラマに
出ずっぱりですけど
何故か印象に残らない
顔が綺麗過ぎて
個性が無いからでしょうか?
グリムスパンキーは
好きです。
正義か悪か
桃李くんが主演という事とポスターの雰囲気に誘われ前情報なしで観てきました。
あとで知ったんですが原作は漫画なんですね。
不能犯というのは現実的には不可能で立件できない様な犯罪を指すという事で、凄く頭の良い知能犯が緻密なトリックを使う物語かと思っていたんですが意外に意外な展開で作品としてはSFやファンタジーになるのかな?
ダークヒーローの様な宇相吹を演じる桃李くんの演技はなかなか貴重で良かったですね。
「愚かだね、人間はーー」という事は、おそらく宇相吹は人間じゃないんだと思うんだけど刺されても平気だったし。
悪魔か天使かというセリフがありましたが堕天使なのだとしたらルシファーとかなのかな?
結局、正体は謎のままでしたけどね。
そしてもう一人の主人公、多田を演じる沢尻エリカちゃん。
昔は苦手な女優さんだったんですがドラマ「母になる」を観ていて、ちょっと印象が変わり、いつの間にか抵抗なく観ている自分がいました。
多田刑事は究極の選択に迫られるシーンが多く、正義をどう貫くのかというのは見応えありました。
一本、筋の通った性格が魅力的な女刑事でしたね。
その相棒の新米刑事、百々瀬くんは好青年で実直な感じで、真剣佑くんは不良も好青年も演じられますが好青年の方が笑顔が眩しくて好きだなあと改めて思いました。
殺人のシーンは結構痛々しいシーンも多く血も沢山出てるので血の苦手な私としては(うわぁ、、、)ってなりながら観てました。
PG12なのでそんなダイレクトにグロいシーンがあるわけではないんですがそれでも目を背けたくなるシーンは多かったですね。
しかし相手を見つめるだけで死へと誘うマインドコントロールは毎回違った趣向で面白かったです。
宇相吹は悪戯に人を殺している風でもなく、人間の奥底に眠っている本質を引き出したり、何かに気づかせたりと純粋な悪という感じてもなく、だからといってヒーローでもないんですが、、、
どこか人を裁いている感じがあって、そのバランスが私には丁度良かったかな。
続編も作れそうな物語で、映画でもいいしドラマでもいいし宇相吹のキャラクターは魅力的なので、またこのキャストで別の物語も観てみたいなと思いました。
観る価値はありません
観る価値はありません。違う映画を見るべきです。しかしこんなhorribleな映画もあるんだなぁと学ぶ為に観る必要はあるのかも。
最後とか全部爆弾魔に罪かぶさって松坂桃李への怒りや憎しみはどこいった???って感じ。CGも笑えるくらいちゃっちいし、目を覗いた時のエフェクトとか天才てれびくんかよ。エンドロールもパワポで作ったようなちゃっちい演出で、曲すらしょーもなく思えてくるレベル。
俳優陣は素晴らしい方が揃っているのに、彼等の演技ですらを台無しにしているカメラワークやBGM。BGMに至っては微妙なミサ的なものが重々しい雰囲気をまるで幼稚なものにしてしまってる。
話そのものはそこまで悪くは無いのに、なにがこの映画をこんなにも酷くしてしまったのか。私が今まで見てきた映画で最も評価の低い映画です。
う〜ん…
松坂桃李は配役として合ってた気がするけど…。沢尻エリカがなんともお粗末な感じ。
実写化するなら、原作に忠実にして欲しいと思う。多田が本当は男刑事なのに、女刑事の設定になってるし…。
あと、これは仕方が無いのかもしれないけど、CGを多様し過ぎてて折角の内容が薄っぺらくなってしまってる感じ。
思ってたのより、期待外れでした。
沢尻エリカと松坂桃李ファン以外は観るな!
連載中のネタを映画化してはいけない"好例"。"グランドジャンプ"に連載中のコミックが原作だが、そもそも設定から、いろんな漫画・ドラマのツギハギで、経験値の高い映画ファンは避けるべき作品。沢尻エリカや松坂桃李ファンでもない限り、観なくてもいい。
"不能犯"とは、殺人ターゲットを"マインドコントロール"によって死に追い込む、"立証不可能な犯罪"のこと。その"不能犯"を使いこなす松坂桃李演じる宇相吹正(うそぶき ただし)を主人公とするサスペンススリラー。
"ツギハギ"とは、相手に触れずに殺す「デスノート」+復讐のための殺人業「必殺仕事人」+黒服の男に願いを叶えてもらうが、依頼人は結局その代償を負わされる「笑ゥせぇるすまん(喪黒福造)」・・・なんとも素敵なハイブリッド感。
VFXによって、ターゲットの死に様をセンセーショナルに映像化ができているところは評価できるものの、そこで終わり。
宇相吹は、いったい何のために殺すのか、殺人にどんな信念や快楽のために行うのか。連載中だから、結論が出るわけない。
プロデューサーによるキャスティングありきの作品として見れば、納得できる。最近の松坂桃李は、メジャー作品によく出ている割には、脇役ばかり。実写の主演は実に久々。パディントンだけではないところを見せている。
沢尻エリカはもちろんバツグンに可愛い。まっとうな沢尻エリカを見られるのはいいが、沢尻演じる多田刑事は、原作では男性。こんな線の細い刑事はやはり違和感がある。
手を汚さない"不能犯"の宇相吹と、線の細い刑事の対決にアクション的な見せどころを作れるわけもない。アクションシーンがムリなら、スリリングな知能戦を見てみたいものだが、そんな発想もないらしい。
加えて爆弾魔の登場は、作品としての必然性がなく、その展開の狭さは致命的。何から何まで救いようのないストーリーである。
(2017/2/1 /TOHOシネマズ日本橋/ビスタ)
残念。
また「これだから日本映画はダメだと言われてしまう」、と思ってしまった一本。
原作未読。
せっかく良いキャストを揃えているのにどうしてこうなってしまったのか。
脚本が甘い、脚本以前に設定が甘い。人物設定も甘い、何もかも詰めが甘い。
御都合主義、作り手が言わせたかったセリフ、作り手がやりたかったシーンに向けてキャラクター達が無理やり動かされていく。
展開ののろさも気になる。
沢尻エリカさん扮する主人公の頭の悪さ(プラシーボ効果も聞いたことのない刑事がいるか? なぜ宇相吹を幾度となくスルーする?)が気になりイライラ。
主人公だけではなく、全員頭が悪く見えてしまう。
宇相吹は毎回どうして都合よく現れることができるのか?
CMの雰囲気やキャストから期待していただけにガッカリしてしまった。
キャスト陣は、この脚本でよくここまで演じたと思う。
うーん、とにかく残念。
松坂さんはユリゴコロ、パディントンとここのところいい演技を見せてもらっていただけにとにかく勿体無い。
主題歌は好きです。
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