ゴースト・イン・ザ・シェルのレビュー・感想・評価
全102件中、41~60件目を表示
字幕版2D イイよ
漫画の方は全く知らなくて、武が出るので観ました。
きっと長編ストーリーですが、映画用にコンパクトにまとめられていたと思います。
映像がおもしろくてなかなか良かったと思います。
2Dの迫力もありながら未来の世界はこうなるのかなぁと感じさせますね。
アジア人は欧米人の顔に憧れているんだなーというところもウケました!
役者の武は普段ボソボソと味気なくしゃべるところが彼の魅力であって、海外映画のスタッフに日本語ではっきりとしゃべれと指示されたのだろうなと感じさせました。
ボソボソと気力なく話し、たまに怒鳴るからイイのであって、彼の良さを理解していないと思います。
理解してる日本人スタッフさえいれば、武の良さをもっと引き出せたのに!メリハリがいいのであります。
全体的に映画としてカッコよかったので高評価ではあります!
甲殻機動隊として見たらダメよ。
甲殻機動隊のアニメは好きで、放映されるたびに見ています。今回のも日本語吹き替え版がアニメのオリジナルの声なんで見てきました。ただし荒巻氏の声も吹き替えにして欲しかった。タケシは顔だけで十分。
スカーレットヨハンソンの少佐は太すぎ。相撲レスラーが光学迷彩で走ってくる。CGで細くするべきだった。
中国資本が入ってしまってるので、映画の中の世界はまんま中国。日本人ならあんな趣味の悪い都市造形はしないと思う。オープニングのゲイシャロボットなんか、文楽人形を知っていたらあんな趣味の悪いデザインにはしないですよ。
まあ、甲殻機動隊を意識せずに普通のSF映画としてご覧ください。
攻殻機動隊を観る日がくるとは ...
トレイラー見ただけ、予備知識ほぼゼロ 状態で臨む。
....というより、攻殻機動隊を観る日がくるとは人生ってわからないものですね。
生体と機械の融合も可能になった電脳未来、美しく機能的な肢体も、高速情報処理を可能にする電脳化も思いのまま。
なのだが、秋葉原化がさらに進んだような退廃感ただよういかにも治安が悪そうな街。
野良犬がいるんだよ?へぇ ...
こういう混沌を象徴するのはブレイドランナー以来、アジアの繁華街なのだろう。
ヨハンソン演じる少佐は、脳と脳幹以外は全部機械に置換されていて、公安9課という秘密部隊に属している。ボスがタケシ。
で、上からの命令でテロリストを追うんだけれど、追い詰めた挙句に自分の由来に疑いを持つ。消された記憶、植え付けられたアイデンティティ、遺棄された者たち。DSC_2781
ブレイドランナーはもちろん、マトリックス やA.I. ニキータ 999 などなど既視感のあるモチーフがてんこ盛りなんだけれど、展開が急ぎすぎず画も丁寧でよくできてるなぁと思う。
あの団地や義体は 宮内悠介 ヨハネスブルクの天使たち だよね...あ、時系列からすると逆?
脳内で無意識にあの落下するロボットの切なさを繋げてしまったわ。
そんなわけでまさかの攻殻機動隊は期待値以上だったのだけれど、米国では大コケらしい。
現時点で imdb 6.8/10 あらぁ...ダメですか .....
原作ファンが納得しない、という よくある話か。
最近のハリウッドの ホワイトウォッシュ 問題が まずあるらしい。
つまり原作の草薙素子は日本人なのに、本作の少佐は ヨハンソン。
白人優性主義じゃないのか?ということだ。
こういう問題にされちゃうと、とりあえずは 「んダメだよね、それ」という立場をとるのがポリティカリー・コレクトになっちゃいますね。
ではそんなにかけ離れてるのか?だれならよかったのか?
95年版の imdb8.0 で素子確認。
https://www.youtube.com/watch?v=AsIQ_kA77b4
ふぅむ ...... 確かに顔は全然違うけれども、その素性から素子が抱くであろう切なさはよく表現されていると思う。
原作に忠実にと考えるならガタイの良さも必要で、細い日本人女優では難しかろうし。。あと足りないのはエロさなわけですが、実写で乳首つけちゃうと R18+ になっちゃうのでそれも苦しかろう,,,,,
もし、日本人がやるならば、菜々緒、あるいはすみれのようなスレンダー体型で表情硬めの方が、まったく違う素子像・英語は字幕と吹き替えでやるのがいいかな?
もう1つは問題の掘り下げが浅いことか。
アニメ各作品は、科学が発達するのは果たして人類の幸せにつながるのか?という命題が盛り込まれているようだ。電脳の便利さと怖さ。支配欲と偏見を増長させる高度技術。。
これは原作ファンと 私のような所見の人間とでは全く評価がわかれる部分か。
よくある話だが、なにも実写版作らなくても...という感想を持つ方は多そうなのはわかるきがする。
ただ、演じているのが生身の俳優であることで、頭が吹き飛び、手がちぎれる映像は、おのずと痛みを増す。 その重さを強調するだけでも意義がありそうな気がする作品でした。
攻殻への大きな愛とリスペクトは感じた。
日本語吹き替え版を見ました。
監督の攻殻シリーズへの愛とリスペクトで満ち溢れており、見てよかったと思える作品でした。
見る前は「原作レイ…になるんじゃないかぁ?」なんて思っていたんですけれどね。
全体的に攻殻シリーズを一通り満遍なく融合した感じ。なお少佐はビジュアルやら不完全さ等からARISE版に近い印象。
ちなみに少佐を白人が演じていること、名前が変わってることについては作品の後半でとりあえず納得できます。大人の事情とストーリーの狭間で設定を考えたんだろうなぁとしみじみ。
※以下、少しネタバレ有り
全体の演出や設定については正直、詰めきれていない箇所も多く中途半端であり、ツッコミどころも満載でした。以下はそのツッコミ例。
「なんやその歩き方と銃の構え方は…。肩の力を抜きなさいよ!機械っぽさ表現したいの?」
「目を失明・機械化したキッカケ、えらいしょぼいなぁ…。」
「CMだとかなり重要っぽいシーンだったのに、そこ、ただの同性愛ふうぞk店…?」
「岸から結構離れたとこで潜ってたけどどうやって行ったん…?」
「戻って確かめたいことがある…!とか言ってたけど速攻捕まってピンチになっちまってたやん…。先生のご好意で生き残れただけじゃないのよ…。」
「9課が社長さんに牙をむけた理由、ほぼほぼみなさんの私情やん…。騙されてたの少佐だけだし…。」
「多脚戦車に指を向けるカッコつけ演出の意味はなんだったんや…。」
「社長さん、うっすい悪事を働きうっすい理由でヤられてたなぁ…。」
「この世界に残る結論、うっすいなぁ…。」
「みなさんの行動理由、想像を越えないフツーな感じだったなぁ…。」
等々。他にもツッコミ多数。
でもね、いいんです。
上記のなんとも言えないダメな部分を補って余りあるくらい、リスペクトと愛で満ちたシーン満載。それで許せちゃう。むしろプラスになっちゃう。
熱意と愛に溢れたダメなやつを見てるようで良い感じ。
攻殻好きな方なら、見て後悔はしないと思います!なお、吹き替え版おすすめ。よく知る攻殻を見てるような安心感があります。
最後に…
課長はアウトレイジな感じでした。
楽しめた
攻殻シリーズ全作を見てきたので、かなり期待していました。もちろん吹き替え版。
結論から言うと、楽しめた。
少佐役のスカヨハは見事。
色々とキャスティングについて低評価があるけれど、個人的にはハマっていた。
オープニング後の芸者ロボ襲撃はアニメ第1話?
他にも、あのシーンをここに持ってきたかー。と思わせられること多数。
あと、街を俯瞰するシーンで、ビル広告のどさくさに紛れてイノセンスの文字は笑った。
とにかく2時間という縛りに、あらゆる情報を詰め込んだ作品。
素子誕生から1年で少佐の地位につき、仲間との絆がなぜあるのか、なんて深く考え込んだら面白くなくなる。
別の攻殻だけど、これも攻殻。
実写化して大コケする作品が頻繁する中、大健闘で満足いく、かなり稀な作品。
ドSF
原作は読んでない。
が…思い返すに面白かった。
記憶を上書きされた主人公や、その経緯。
真実と思って疑わなかった現状が、全て虚飾であったりとか。
このシリーズはシリアスで小難しい印象があったのだけど、今回の作品は比較的見やすかった。…ように思う。
そりにつけても、この世界観よ!
凄えカオス。
既読者からしたら感涙ものなのかしれんが。
まあガチャガチャしてた。
が、アニメとの統一感も感じ、独特?異色?独創的?…混沌とした都市であった。
あとは、なんだか妙な距離感を感じた。
異物感なのかな?
おそらくは狙い通りなのだろうけど、登場人物の機械っぽさというかアニメっぽさというか、2Dっぽさというか…。
そんな縛りがあったからなのか、感情を顕著に表現するような事もあまりなく、感情移入や共感とか、そんな事にはなり辛い。
ずっと主人公の妙にマッシブな体型が気になったり、フルメイクしてる必要性が腑に落ちなかったり、日本語の台詞に萎えてみたり。
どこまでCGなんだろうなあとか。
ジャングルブックのSF版みたいな撮り方してたのかなあとか。
少し気になったのは桃井さんで…。
彼女は日本語で演技をしてるように思えた。
いや、話してる言語は英語なんだけど、感情ののせ方だとか、強調したい箇所だとか。
流暢な英語を喋ってらっしゃるのだが、これはこれで、何だか興味深かった。
表情が日本語、とでも言うのだろうか、
マンガの一コマを意識したようなカットもあり、原作を研究したのだろうなと思えた。
よくできてたと思います
攻殻機動隊は、この「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」のアニメしか観たことありません。
初めて観た時はアニメの綺麗さと世界観に圧倒されましたね。
義体化の時代が来たら義体化してみたいなって思うタイプの人間なので、その世界観に引き込まれたのを覚えています。
そのハリウッド実写化という事ですけど、スカーレット・ヨハンソンが主演の作品を観るのは「ルーシー」以来かな?
スカーレット・ヨハンソンが素子を演じたのは適役ではないかなと思いました。
素子に風貌が似ていたし、ちょっとアンドロイドよりな肌のデザインは気になりましたがスタイルも良かったし、あれはCGなのかな?
ヌードじゃなかったのはちょっと残念でした(笑)
北野監督の出演が注目されてたと思いますが、これは正直、違和感しかなかった。
映画の番宣で監督から熱烈なオファーがあったってことなので、たけしさんが悪いとかではないんですけど、しゃべりが一人だけ日本語っていうのが違和感しかなかったですね。
でも北野さんは北野映画ならではの任侠的な存在感と雰囲気が醸し出されてて銃を持った荒巻はかっこ良かったですね。
世界観の再現などもアニメに限りなく近かったと思います。
予告見た時も思いましたけど、街並みみただけでゴーストインザシェルだって!って思いましたからね。
そういう意味で映像はかなり良かったです。
ストーリーに関していうとアニメ版に近しいものはありましたが本筋は全く別のシナリオでしたね。
アニメは人形遣いを追いかけるという話でしたが本作は素子のルーツを追うようなシナリオで私はこのストーリの方が好きだったかな。
アニメ版の再現シーンも沢山あってオマージュというのかリスペクトというのかアニメへの想いは物凄く感じました。
凄いコアなファンからするとどうかわからないけど、私としては実写化としてかなり成功してたんではないかなと思いました。
このクオリティなら続編とか観てみたいです。
期待してたけど…
押井版ゴーストインザシェルのオマージュ。蓋を開けてみれば、アニメ版攻殻機動隊の寄せ集め感…
押井版の人形遣いだとラブ要素が足りないなぁってことで、2ndGIGのクゼをぶち込んでみた感じ。
しかし、押井版やイノセンス、アニメ版の印象的シーンはかなり再現度が高いと思います。スカヨハのむちむち具合も少佐らしいかなと。
全体なストーリーについては、なんだかチープでした。クゼの犯行動機も復讐だし、いちいち少佐は感傷的でありきたりです。もっとネットとゴーストの関係みたいなところに焦点合わせて欲しかったです。
きっと原作を知らない人の方が楽しめる作品です。
万人受け?いやいや中身が薄い駄作。
全く期待していなかったので観れないことはなかったがこれ、原作ファンも初心者も誰にも響かない内容です。薄くしたら万人受けするとかバカにしてんのかと。
良かった点
ビジュアル面は意外とがんばっていて、各キャラクターの設定やキャストの不一致感も一部を除きそこまで悪くはなく、一応ちゃんとハリウッド大作っぽくまとまっている。
カットなども原作映画準拠のニヤリとするシーンが豊富にあり目で見て楽しむことは原作ファンでもある程度できる。
悪かった点
あまりにもうっすいテーマ性。母親が出てきた時点でかなり嫌な予感がしたがまさか母親エンドだとは思わなかった。序盤からかなりの間クゼの存在をフィーチャーしていてその存在の大きさを散々匂わせといて最後クゼあっさり死んで終わり?は?ってなります。
急にストーリーの軸が変わってしまい最後ちょっと出てきた母親と再会しこれからも仲間とともにがんばりますエンド。なにこのクッソ陳腐ストーリー。脚本家は小学生かな?
別に原作どおりにしろとは思っていなかったがビジュアルを中途半端にがんばっといて肝のテーマ性をカスにしてしまいなにこれ状態。こんなしょぼいまとめ方なら最後も原作準拠でいいだろと。因みに原作は義体以外自分を自分たら占めるものはゴーストのみという己の存在に孤独や空虚を感じる素子が自分と同じような存在の人形遣いと融合し誰でもない実態のないゴーストのみの存在となりネットの海に漂う存在になるという選択をするエンドだが、今作は母親の存在のせいで自分簡単に見つかっちゃってるし、全く義体やゴーストの件で悩んでいないし(少し記憶がどうのこうのはある)、ネットというテーマもないし、無機質なものと融合してネクストレベルというのもない。ゴーストインザシェルの大事な要素はなにもないサイバーパンクの表面だけなぞっただけ。え?2時間じゃむり?いやいや原作はできていたがな。その分初見でわかりにくい部分はあったけどこの体たらくだったらそっちのほうがマシ。ましてや当時と違いワールドフェイマスな原作が今はある状況なんだからだれしもが理解できる下地はあるのに。
上記のテーマ性を全部そぎ落としたものは攻殻機動隊でもなんでもないしゴーストインザシェルでもないただのサイバーパンクのできそこない。
クゼと融合エンドならまあそもそも人形遣いとは違う存在なので原作そのままってわけでもないしそれでよかった。
あ、あと自分みつけちゃったエンドなので敵の企業をあっさりつぶしてオチつけてるのも最悪。
原作は公安6課が敵なので国家そのものが相手だからそもそも勝つとか負けるとかですらないもっと深いものであるわけで。
とにかく全てにおいて内容が浅いです。わかりやすいとかそういう次元じゃないので誰に対してもお勧めできない。まあビジュアル面だけ見て楽しめる人はまあいいかもね。
素子とバトーの前日譚
草薙素子とバトーの目が義体化した内容がわかる前日譚。
アニメを見てないとなかなかわかりにくい部分があるが、よくできていると思う。
アニメと違い母親が生きていたり義体化した理由が違ったり、別の意味で楽しめた作品。
久世と恋人同士だったような描写もあったりしたな。
たけしの喋りが少し聞き取りにくかった。
もっとメンバーを掘り下げてもらいたかったが2時間では無理か。
次作が出ても見て見たいと思う。
アニメ好きな人には…
TOHOシネマズで4D3Dの吹替で見てきました。攻殻機動隊シリーズが好きなので楽しみにしていましたが…正直、消化不良な映画でした。スカヨハのブラックウィドウを想像すれば素子役は最適だったかもしれませんが、そのほかが中途半端過ぎました。
1.攻殻機動隊シリーズのいいとこ採りの詰め合わせ状態
2.荒牧役のたけしが日本語で最終的にアウトレイジになっていた状態
3.イシカワとサイトーは必要ない気がすると言うかせめてアジア人使えば良かったのに
4.タチコマ見たかった
5.4Dが意味不明(この映画に限らないけど)
吹替でシリーズの声優さん達のおかげでそのものを見ている気はしますけど、そのせいでハードルが上がって違和感しかなかった。
それと意外とアクションがない訳ではないけどこのシリーズとしは少ないと思います。
このシリーズを始めて見る人には面白いかもしれないけど好きな人には違うものを見てるように感じてしまうかもしれないけどスカヨハは綺麗でかっこよかったのが救い。
吹替最高
前々から気になっていたので、初日に見に行きました。
吹替一択(だって少佐の声は田中敦子さんしか合わない)
映像がとても綺麗。
OPから攻殻っぽくて興奮!
でも他の方が言っているようにOPの曲ははアニメ版の曲だったら更に入り込めたかも(曲のタイトル覚えてないスマソ)
内容は面白かったけど、色々やりたいシーンをやりすぎたファンの本編編集版にも見えた。
これから好きになる人にも見所満載だからいいんじゃないかな。
(二回見ないと置いてけぼり感半端ないかもしれないが・・・)
原作ファンはにやにやが止まらなかった(笑)
光学迷彩&水たまり(?)のシーンとかもうね(笑)
そして一番どうかな?って思ったのはクゼの使い方。
もう少し二人のことを大きく持ってきても良かったと思う。
いずれにしても、監督が一番やりたかったことって・・・少佐が落ちながら消えるシーンだよね?って思う(笑)
いやいやコレで良いんじゃない?
日本人の母親登場なのに、ホワイトウォッシュ批判は意外。
草薙は最後に自分を取り戻すストーリーだから良しとします。
スカヨハのアクションに切れが足りないとの意見がありますが
まあ許せる範囲です。ただ芸者に連射のシーンは銃の構え変でした。
アニメの攻殻と同じじゃなきゃアカンていうファンはさておき、
初めて攻殻観る客には親切な解り易い物語で、実験台にされた
連中と、黒幕との戦いは至ってシンプルでしたね。ベタですが。
タケシだけ日本語てのは、翻訳ソフト走ってると理解可能だし。
バトーの目は義体化の前後として納得。トグサはセリフ多いから
アジアの俳優使ったのは仕方ないでしょう。日本の若手俳優が
英語圏で育ってない現状ではしゃーないかと・・。
光学迷彩は開発段階のもので、そこは押井版と同じ扱い。続編が
出来たら、服着たまま透明化するんでしょう。
いずれ全体としては観てよかった映画に属します。自分的には。
DVD出たら、吹き替えのあの声で聞きたいけど、まずは字幕で
観ました。面白かったなあ・・。
原作も好きです!
かわいいタチコマが出ない以外はすごいよくまとまっていたと思います。実写化する事によって、記憶を弄られる恐怖と苦しみが更に伝わった感じがしました 。映像の世界観も個人的にパーフェクト!
原作とシナリオ違うところ色々あるけど、2時間の映画だもの。
全くの別物として見れば…
CGとアクションを見れば、素晴らしいと感じました。しかし、攻殻機動隊としてみると、かなり違和感を感じました。少佐自体の設定(最初は草薙素子の名前すら出て来ません)、バトーの目(途中怪我による換装レンジャーの設定が無さそうです)、トグサのキャラ(原作と違いすぎます)。クゼの存在(あの感じでは難民と打ち解けられません)。日本をイメージして居るのかも知れないですが、見ると中国(香港?)にしか感じられないのが残念です…。いち攻殻ファンとしては心残りの所は有ります。北野武の課長に関しては…個人的には有りだと思うのですが、少しキャラか攻撃的過ぎるかな?と思います。
悪くはないけど良くもない。
攻殻機動隊への愛が感じられる作品でしたが、アニメ版を観た時のようなドキドキ感がありませんでした。敬意がありすぎてなんとなく結末が分かってしまう。また、リアリティを求めすぎた結果、近未来を描くというより、現在の延長のような映画になったことが残念です。内容も超人ロックのパクりが多く笑ってしまいました。
そんなに面白いわけでもないですが、これを観る人が増えればスポンサーに【攻殻機動隊は金になる】と思わせれば新作も出やすくなるので、ファンなら観るべきでは?と思います。
観て良かったです。
公開初日にゴースト・イン・ザ・シェル4DX(吹替え)で観てきました。
製作総指揮のジェフリー・シルヴァーが次のように述べている。
「世界中にファンがいる作品に取り組むときには、ファンたちに心から敬意を払いながら、相手が期待するすべてを与えなければならない。その上で新たなものを加えるんだ」
攻殻機動隊のオマージュが多く楽しかった👍光学迷彩の表現方法!バドーとバセットハウンド犬の関係!少佐とバドーの船上のやり取り!荒巻課長のスーツケース!ハッチを開けるときの筋組織の・・!少佐が乗るバイクシーン!最後のシーンはまさに!等マニアには堪らない所が一杯でした。シナリオ作る時に原作本や攻殻機動隊 Stand Alone Complex&攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG&攻殻機動隊 Solid State Society&攻殻機動隊 S.A.C The Laughing Man&攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG Individual Eleven&アニメ映画GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊&GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0&イノセンス&攻殻機動隊 ARISE&攻殻機動隊 新劇場版GHOST IN THE SHELL&攻殻機動隊ARISE PYROPHORIC CULT 全部見たんだろうなぁ!と思わせる所が一杯でうまくエピソードを繋いだなと思いました。これは良い作品ではないでしょうか。エンドロールに流れる音楽に鳥肌が立ちました。押井守監督&神山健治監督&黄瀬和哉監督が造りあげた世界観とプロダクションIGが作り上げた表現力が見えて 制作者がどれだけ原作をリスペクトしているのかが分かり面白かったです。
士郎正宗氏が「ヤングマガジン海賊版」で原作を発表してから28年もたったんですね。
原作を知らない方も近未来SF作品として楽しめますよ(σ≧▽≦)σ
原作をかなりリスペクトした良作
原作を鑑賞済みで見ました。
これは素晴らしいリスペクト映画。
あっ!このカットは見たことある!って直ぐにわかるぐらい構図からアクションをそのまま落としこんでありました。
原作の凄さを再確認するとともに、これを実写でやった映画スタッフの熱意に感謝です!凄いっ!
ストーリーは押井作品の様に難解という訳でもなく誰でもすんなり納得がいくようにつくられていました。
万人に受け入れられるようになっていたと思うのですがもっと難解なストーリーでも良かったなぁと思います。
TOHOシネマズ新宿(IMAX3D)にて観賞
題材故か、3D効果は高い。どうせ観るならIMAX3D版が最良。
前提として、『攻殻機動隊』シリーズは全く見ていません。
大した説明もなく、直ぐに理解しきれないような発展を遂げた未来世界。これにどっぷり浸かれる冒頭のゲイシャ襲撃シークェンスはなかなか楽しい。美術も造形物も良い。
スカーレット・ジョハンソンの異物感ある美しさも目を惹く。脇役も力入ったキャスティングだ。
しかし、黒幕が「この世界を創造する大企業の社長」という既視感ありまくりの結末に辿り着くのには落胆。すこぶる勿体ない。
全102件中、41~60件目を表示