「攻殻フリークが見るとイマイチ」ゴースト・イン・ザ・シェル Toshihikoさんの映画レビュー(感想・評価)
攻殻フリークが見るとイマイチ
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ハリウッド映画で「攻殻」。これは凄いことだし、日本語版の吹き替えがアニメの声優陣なんて、とてつもなく贅沢な感慨をもって見たのだけれど、過去の「攻殻」に囚われている僕としては、過去作品のツギハギ作品に見えてしまってゲンナリ。
あぁ、このシーンはあの場面のあそこから持ってきたのね~と思えるところ満載なんだけれど、「全体的に筋通るの?」と思ってしまうほど混乱の極みになってしまった。
何も知らずに初めて見た人の方が面白味を味わえたのかもしれない。
攻殻囚人の僕などからすれば「もっとアニメ作品は品があって内容が深いのに…。」と悔し文句しか出てこない。
次回作は考えてないんだろうな~と思ってしまう。あったとしても、スカヨハではないんでしょう(笑)。
あと、ビートたけしと桃井かおりのわがまま合戦の様子が違和感をまくし立てる。
ビートたけしは英語でセリフ言いたくなかったのか、一人だけ日本語セリフで英語字幕(笑)。
逆に桃井かおりは日本語吹き替え版には協力していないようで別人が吹き替えしてる(笑)。
感動なのは吹き替え声優陣とエンド音楽。
原作はもっと難しいので、やっぱりアニメ化した方々へのオマージュ作品なんだろうね
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