トマホーク ガンマンvs食人族

解説・あらすじ

「ヘイトフル・エイト」のカート・ラッセルが主演を務め、食人族に連れ去られた人々を救うべく立ち上がった4人のガンマンの戦いを描いた西部劇アクションスリラー。アメリカの荒野にある田舎町で、複数の住人が忽然と姿を消した。さらに空き家の納屋で、惨殺された男性の遺体が発見される。現場の遺留品や遺体の状態から、犯人は食人族として恐れられている原住民であることが判明。保安官のハントら4人の男たちは拉致された人々を助けるため、足跡をたどって荒野を進んで行くが……。共演に「ウォッチメン」のパトリック・ウィルソン、テレビドラマ「LOST」のマシュー・フォックス、「扉をたたく人」のリチャード・ジェンキンス。「ザ・インシデント」の脚本を手掛けたS・クレイグ・ザラーがメガホンをとった。

2015年製作/132分/アメリカ
原題または英題:Bone Tomahawk

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

4.5 内容はタイトルの通りだが、テイストは激渋

2018年8月31日
PCから投稿

笑える

怖い

興奮

序盤から中盤がタルいという人もいるようだが、自分にとってはとても豊かな時間だった。

さらわれた妻を助けなくてはならないのに、遅々として進まないうんざりするような4人の行軍。誰よりも焦っているのに一番のお荷物になってしまうアーサー(パトリック・ウィルソン)、経験に裏打ちされたブルーダー(マシュー・フォックス)の自信、現実主義で浮つくことのない保安官(カート・ラッセル)、そして場の空気を弛ませる老保安官補(リチャード・ジェンキンス)のお喋り。チームとしてはガタガタだが、目的に対してひとりもブレることがなく、いつしかそれぞれへのリスペクトも芽生えていく。

そして終盤のバイオレンスが唐突に炸裂する衝撃! しかし転調するのではない。あくまでも地味シブを貫いてきたこの作品ならではのストイックさで、恐怖を煽るようなMEやSEも一切使わないからこそ、底冷えするような戦慄がある。無造作にゴロリと投げ出される死。放り出された伏線。戸惑いとともに、強い説得力に感じ入る。傑作。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
村山章

3.5 【イロイロと痛そうな、異色の追跡西部劇。白く身体を塗った原住民たちとの戦いは、嫌だなあ。】

2025年8月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

■アメリカのある荒野の田舎町で、身体を八つ裂きにされた男の遺体が見つかった。
 現場を調べたハント保安官(カート・ラッセル)は、「食人族」と恐れられる原住民たちの犯行ではないかと疑う。
 ハントや、妻を連れ去られたアーサー(パトリック・ウィルソン)ら4人の男は足跡をたどり荒野を進むが・・。

◆感想

・今作は原作があるようなのだが、翻訳はされていない。又、この映画自体も、カート・ラッセル、パトリック・ウィルソンが出演しているが、日本では公開されていないようである。

・サブタイトルが”ガンマンvs食人族”と言う、なんともセンスの欠片も無いモノになっているが、観るとシンプルな構成乍ら、スリリングな展開である。

・食人族を116人撃ち殺した男に復讐すべく、彼らはアーサーの妻と男を連れ去り、4人の男が連れ戻しに行くという物語だが、原住民の装束が異様であり、彼らが吹き矢で地味に襲って来るシーンなどもナカナカである。

<食人族が捕らえた食料を檻に入れている洞窟内でのシーンは、ナカナカにショッキングであるが、「食人族」を見ていれば、何と事も無い。
 カート・ラッセル演じるハント保安官が、身を呈して食人族と戦うシーンや、妻を連れ去られたアーサーを演じるパトリック・ウィルソンが、片足を骨折しながらも、囚われた妻を救うシーンなども見応えがある作品である。>

コメントする (0件)
共感した! 1件)
NOBU

4.5 隠れた傑作。本作は予告編など事前情報無しでの鑑賞をお勧めします。

2023年8月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
レント

1.0 グロ

2022年4月12日
iPhoneアプリから投稿

目を背けたくなるようなシーンがいくつかあり、製作者の歪みをかんじます。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
takantino

他のユーザーは「トマホーク ガンマンvs食人族」以外にこんな作品をCheck-inしています。