LOGAN ローガンのレビュー・感想・評価
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最後の闘いに偽りなし!
あの不死身のウルヴァリンが傷つき老いた身体で、瘦せ細り変わり果てたプロフェッサーを介護する姿は、アメコミ映画の常識を確かに超えた衝撃T^T
1作目から17年・・・35だった自分も52歳やし老いを感じずにいられない。
ウルヴァリンの遺伝子から産まれたローラの動きが圧巻!!
突如現れるもう1人のヒューが演じる冷徹残忍なクローンウルヴァリンにも屈せず立ち向かい、そんな彼女を守る為に、老体に劇薬を打ち身を呈すローガン・・・(>_<)
最後、死期を感じホッとして涙するローガンとローラのシーンにもらい涙。。。
マーベル作品だけにエンドロール後にまさか!(◎_◎;)はないよねっと余韻に浸る。
ウルヴァリン=ローガン=ヒュージャックマンお疲れ様でした〜☆4.8
X-MENシリーズ最高傑作!
2000年にX-メンが公開されて17年、正直、作品のばらつきはありました。「金返して欲しい」と思った作品もありました、どれとは言いませんが。
しかし!この作品で全て許せます。不死の能力を失い老いつつあるウルヴァリン、ローガン。17年間ウルヴァリンを演じ続けて来たヒュー・ジャックマンが素晴らしいです。ヒュー・ジャックマン史上最高の演技なのでは無いでしょうか?
そしてなんと言っても今作の白眉は少女、ダフネ・キーン!観ながら映画「レオン」を観たときのナタリー・ポートマンを思い出しました。「天才子役」というのが憚られるくらいの名演、既に名女優の貫禄です。末恐ろしいレベルですね。ヒュー・ジャックマンに堂々と渡り合ってます。
老いるとは何か、永遠に生きるよりも大切な物のために命を賭ける方が尊い、そういう話だったと思います。
老いたチャールズ(プロフェッサーX)を介護しつつ、思春期の少女の面倒も見なくてはいけない、「大変だねぇ、ローガン」と中高年男性に同情してしまう名作。
ヒュー・ジャックマンへの感謝状
期待して行くと凹みます
ローラ役のダフネ・キーンが良かった。凄いです。
ERでお馴染みのエリック・ラ・サールをスクリーンで久しぶりに見れたのは、良かった。
チャールズ、ローガンの最期がこれかと思うと、なんとも切ない感じです。ヒーロー達の幕切れとして、これ見てしまうと、私は残念な気がしてならないです。
ローラは、次世代の大暴れを期待したいですが、、、。どうでしょうね。ないか。
最高の幕引き
ヒーロー映画、アクション映画を期待する人は肩透かしを食らうかもしれないですね。
これはローガン、エリック、ローラの逃避行を描いたロードムービー、と言ったところでしょうか。
コミックを見てこれは事実をもとにしているが嘘っぱちだ!というセリフ、暴力表現、これらで示されるのはコミックやヒーロー映画の"リアル"な側面。
ローガンの老い、シェーンの引用による殺人者(ミュータント)としての生き方、ローガンとローラの親子関係、エリックとローガンの死。そしてローガンと対照的にでてくるX24。
この映画はアメコミ映画として、という前置きなしにハードで凄みがあり、示されるものはローガンの物語の幕引きとしては最高のものではないかとおもいます。
アメコミにも時の流れが。。。
名作!と言いたいが……
アメコミヒーロー物でありロードムービーであり親子ドラマであり
父から父へ。そして子へ
X-MENは2000年に公開された第一作しか見ておらず、
今回これを観たいと思ったのは、ヒーローあるまじきビジュアルとシリーズ通してみると対称的な子役の存在があったからのと、
元々アクションメインな映画は食指が動かない傾向が自分にはあるみたいで、今回はヒューマンドラマのような第一印象を感じたからというのが理由。
それと、ヒュージャックマン演じるウルヴァリンの性格や予告から暴れん坊な少女のコンビというのが、ゲーム「THE LAST OF US」のジョエルとエリーにダブって見えたというのも観たいという気持ちに助力した。
全編に渡ってアメリカのトランプ大統領の政策を暗喩していると感じずにはいられない差別が盛り込まれているが、元々X-MENの第一作から差別を取り扱っていたりしていたので、恐らくはシリーズの要素をより現実と繋がるようにしたのか。どちらにせよメキシコ関係の話が頻繁に登場して、その度に現代を感じさせる。
第一作しか見てない自分でも序盤は悲しい思いを感じた。暴君なローガンとチンピラとのやり取りは、この映画の本筋を暗喩させる。ヒーローにも最期があると。
ローガンにとっての父はプロフェッサーX。彼からミュータントの力の使い方を学び、生きてきたと言える。まさしく生き方を教えた。
しかしプロフェッサーXが与えた生き方は縛られた生き方でもある。なぜならミュータントである以上、ミュータントとしての立場の弱さが付きまとうからだ。
今まではその立場の上で歩みを進めてきた。それはヒーローらしく勧善懲悪。他者から認められる存在になればミュータントの立場は認められていく。
しかしその道は一本道で、別れ道は無い。悪を倒す(殺す)ことこそが真のミュータントとしての生き方であると縛っていた。
そして歩みを進めた先、世界はミュータントを受け入れたかどうか・・・結果は愕然とするものだった。
世界は変わった。ならばミュータントも変わらなくてはならない。
今まで歩いてきた道を忘れ、新たな生き方を見付けなければならない。心身をミュータントに捧げたプロフェッサーXはそれが苦痛だった。
違う生き方、我々からしてみたらごく普通の生活を一瞬だけ感じ取ったプロフェッサーXは涙を流す。
ローガンも同じく、プロフェッサーXから与えられた生き方をおくってきたが、彼もまた何かを背負っている。それは殺人という罪だ。
相手が善だろうが悪だろうが関係なく、生まれ、育てられ、成長した人間を自慢の爪で一秒経たないうちに終わらせてきた数々の罪。
それを背負って生きてきたローガン。幾多の罪を償うための死を、ローガンはミュータントであるが故に迎えないし、その死は逆に父とも言えるプロフェッサーXの思いを踏みにじることにもなる。
そんなローガンのもとに現れるローラは、二人とは逆になにものにも染まっていない。
なにもかもリセットされた世界で無色透明な状態のローラ。
彼女がローガンと関わっていくうち、ローラは何かに染まっていく。殺しを背負ったローガンか、あるいは別のなにかに。
ローガンというヒーローが父にあたる存在から何をもらい、何を抱え、
そして純粋無垢な子供に何を与えるのか。何も与えないのか。
一種のファミリームービーとも言えるか・・・しかしアクションシーンはローラの大人顔負けな、手加減する気が全く感じられないもので凄かった。
若干テンポ悪く、上映時間が若干長く感じてしまったが、ファンなら必ず観るべきと言えるし、第一作だけでも全然構わない。
まぁX-メン自体を知らない人にはわかりづらいかもしれないが
老兵はただ消え行くのみ…
生き様を見届けた
命を投げ出して弱者を守るために闘い続けた苦しい彼の人生の幕が降りようとする最期の時に、初めて温かな家族の愛を知ることができたのかと思うと涙が溢れた。
生身の人間らしさとミュータントの悲哀を感じさせるところはブレードランナー、やっと楽になれたね、と思ったところはレミゼを彷彿とさせる。
見終わった次の日も余韻が消えず、大切な人を亡くしたような哀悼の気持ちを引きずっていて、もはやアメコミの域を脱している。ヒュー・ジャックマンはローガンそのものだった。時系列順に見直してみるつもり。
ところで、改めてウルヴァリンZEROを見返してみたら、ストライカーにアダマンチウムの銃弾で頭を何発も撃たれたローガンは、記憶を無くしただけで、あっという間に回復していた。本作で登場したコピーとダメージがだいぶ違うな。。
あと、ZEROのラストでは、チャールズが逃げてきたミュータントを、なんと立って出迎えていた。あれ!? ファーストジネレーションでは、ハゲる前のチャールズは弾が当たって半身不随になってたよな。など気づいてしまった。。
シェーン
もう続編は無いのか?
リムジンの運転手しているローガンが居眠りしている時に、賊に襲われるシーンから始まる。もう昔のローガンではなく、ボロボロであった。
家に帰ると、プロフェッサーが居たが以前蒸発したと思ってたのだか生きていたんだ。
ミュータントの子供を預かった為に組織が追ってくる。そして戦いが始まるが、もうローガンの戦闘能力は、無い。
そして薬品を注射し最後の戦いに挑み息絶える。
こないだのインタビューで今回の映画で最後だと言ってたのでもう復活は、無いのか、残念です。
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