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解説

2016年7月にこの世を去ったイランの名匠アッバス・キアロスタミが、写真が撮られた前と後はどうなっているのかというコンセプトに基づき、映画と写真の統合を試みた野心作。キアロスタミは本編完成前に他界。17年のカンヌ国際映画祭でワールドプレミア上映。日本では同年の第18回東京フィルメックスで特別招待作品として上映。

2017年製作/114分/イラン・フランス合作
原題:24 Frames

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映画レビュー

5.0心が病んでいると感じたら、この映画をみてください。

2021年5月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

人が気に留めないところを気に留めることのできる才能
芸術全般に持っている才能を徐々に取り出していった一生
キアロスタミ監督の最期の作品になったらしいが何かピッタリだと思う。

誰が言ってたか覚えていないが彼の作品を見るときこれを先に見ないでと。他のものを見てからこれをみるとこれが最期の作品になってることがよくわかるって。監督はそう思ってなかったと思うけど?

かれの作品を数多くみているが、次から次へとアイデアがあふれでて、似たようなタイプの映画をあまり作らない。三作ぐらいはひとつのテーマで似ているが、それだけ。
それがいつも新鮮さを与えてくれる。クリエイティブってこういう才能なんだと、かれの映画を通してわかる。
24フレイムも面白い試みでアイデアがいい。
監督がアリという人とマックに向かってこの作品を編集しているのを見た。なるほど、作品制作過程が如実にわかった。
探究心があり、想像力があり、問題意識を持っていて、現状維持を厭わない。驚くことに、原理主義体制のイランを抜け出さなかったし。彼なら、亡命できるチャンスもあったかもしれないしと私は思ったりしている。そのイスラム体制の中で、なくなる直前まで、このような、革新的な映画を作ることができるって、どんな考えの人なのだろうとよく思う。彼の、伝記も読んだことがないが、インタビューは聞いたことがある。はっきり言って、深いんだよね。映像、作品制作、シナリオなど全ての部分で。私は、映画のエキスパートではないからすべて彼のいうことはわからないが、作品を通して自分の感想を述べることができる。

この映画は最初の有名な画家の絵に集約されてると思った。動物、人、自然、とその後のフレームに全部出てくる。私は、最初、監督のパターンを見つけるために戸惑った。手前の牛や鹿に焦点をあってておけばかれの思惑がわかるぞと思ってみるとそうでもなく、後ろの動物の動きにも思惑が込められたりする。
全体の写真でなく、動物や鳥の動きに集中しようとしているが、鳥同士の愛情の表現などどう撮影したんだろうと首を傾げる。機会を逃さずカメラを設定しっぱなしにしておいたのか?写真家でもあるからねえ。

音楽と写真と動きの調和がうまく出ていて、観ていて、落ち着ける。これらのものの調和を考えてよく使っている。
この映画を精神セラピーに使えないだろうか?精神科の医者や心理学の研究者にこの映画をみてもらって、病んだ心が落ち着きを取り戻すのにいいと思う。そんな作品なんだなあ。これが監督の意図かは全く知らないが。

キアロスタミ監督の息子が、『父がよく言っていた。自分の映画は途中を寝てしまってもいいんだ。でも、み終わったあと、その人の心に残れば、それで、成功した』と。

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