昼顔のレビュー・感想・評価
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素晴らしく 美しく、哀しい。
とても刺激的、かつ衝撃的で 女性の美しさ、恐ろしさも伝わってきました。
結末から、この作品でなにを伝えたかったのか 少なからずわかったような気がします。
不倫する側される側、いろんな角度からも楽しめますし、賛否両論あると思いますが、
ただ、夢中で人を愛することはとても素晴らしく魅力的である と深く感じました。紗和と北野のような恋愛を1度はしてみたかったものです。
期待外れかな
終わった後の思考停止感
地上波ドラマの時から昼顔を見ていましたので映画化が楽しみで見に行きました。
2人が再開したときには、ドキドキしました。合意書を描いたから、話しては行けない…などの約束をギリギリのところで守って?いた2人が可愛かったし、やっぱ2人は似てると思いました。
そしてやっぱ会うのはやめよう!と決めたその日に、駅で乃理子が見張っていた…クラクションの音にまじでびびりました!怖かった。でも意外と修羅場にならず、ほっとしました。
そしてそれをきっかけにか?吹っ切れちゃった2人。でも自分のものに完全にはなっていない、それを頭では分かっている2人。だからこそ、ワガママも言えないし、自分が過去に裏切った経験があるから相手を心底信じられない辛さ。
すごく気持ちが分かるー!と見ていました。私も同じ経験がありました。発覚したとき、あのオーナーが言っていたことと同じようなことを言われました。
2人が一瞬の間、楽しんでいるときに、周りの人がどれだけ傷ついてるか分かってるの?
突き刺さりました。純愛ではないと分かっているのに、人様の旦那だと分かっているのに、止められない想い。
いっそ死ねばいい、と紗和ちゃんも言ってたけど、気持ちわかる。勝手だけど。
そして紗和ちゃんと北野先生の最後の朝…。北野先生、もう少しで好きって伝えるとこだったのに、伝えられずにバイバイした辺りから、なんか嫌な予感がしました。当たって欲しくなかった。
乃理子さん、途中から踏ん切りついて、すごいなぁ思ってたのに…。取り返しのつかないことをしちゃいましたね。でも旦那さんを寝取られた妻の意地ですよね。ずっと築いてきた家庭を壊され、旦那ももう自分に気持ちがないと頭では分かってる。でも認めたくない。だからだよね。
そのあと、すぐに霊安室に紗和が呼ばれたシーンになり。どうせだったら紗和に事故の連絡が入るシーンも盛り込んで欲しかったかな。
ほんと霊安室のシーンは悲しかったです。遺留品も持ち帰れない。もちろんお葬式にも行けないだろうし、遺族が墓参りを認めるわけじゃない。
自分は影の女なんだから、、、それを分かってる?っていう気持ちを思い出し、ほんとに切なくなりました。結局は戸籍が強い。
紗和ちゃんが踏み切りにいたときには、やばい後追いするのかな思いましたが、踏みとどまってくれて安心しました。季節が変わって、新しい命を授かったとナレーションがありました。北野先生の子供を授かった?というビックリ発言。でも…紗和ちゃん的にはそれで良かったのかな?どうなんだろう。ずっと悲しく思いを背負って子育てをしていくんだと思うと切なすぎて心が痛くなりました。
指輪は子供達が見つけてしまって残念だったけど、いつか何かの運命で、紗和ちゃんの手元に届くといいな。
主役の1人が亡くなったから、もう続編はないのかも、と思うと寂しいので、★★★にしました。りか子さんも好きだったので出て欲しかったな。
ほんと、終わった後、自分と重なった部分と、紗和ちゃん北野先生の無念さを思い、虚無感に苛まれました。
美しい純愛映画でした
完璧な人間など存在しません。自分の理想とする人が世の中にひとりだけなんて、そもそもあり得ないと思います。人間は心の自由を与えられていて、それを統御する義務を与えられています。ひとりだけを愛することが本来は難しいからこそ、結婚式で敢えて誓い合うのかもしれません。
乃里子は必死で自分のブライドを守るために、理解ある妻を演じたのでしょう。
しかし、「離婚した後も裕一郎と呼んでいい?」の最後の願いが、紗和の「嫌です。ごめんなさい」の一言で崩れ去り、張り詰めていた心の糸が切れてしまったのだと思います。乃里子の表情の変化に著しく現れていました。やはり、あの一言さえなければ、結末は変わっていたんでしょうね。
自動車事故を起こした乃里子の退院する様は確かに怖かったです。だって、迎えに来ていた両親に笑顔で話しているんですから。そして、紗和と話し終え、バス停で別れる時の笑み。身震いがしました。ちなみに、あの状態で敢えてバスに乗ったのは、紗和と話をするためだったと思います。ご両親はちゃんとバスの後ろから車で着いてきていたので、バス停で迎える形になったのであり、決して、あの大怪我でバスで帰るなんておかしい!脚本がおかしい!というわけではないです。誤解されている方々もいらっしゃるようなので念のため。
不倫といえば、すぐに身体の関係だけの恋愛を思い浮かべますが、
昼顔は、ただの肉欲にまみれた不倫映画ではなく、とても美しい純愛映画でした。
しかし、最後の子供たちのシーンは確かに違和感ありますね。
紗和と裕一郎の子供が指輪を見つけ、砂浜に座って波を見ている紗和に、これ見てママ、と差し出して紗和がにっこり微笑む、みたいな終わり方が個人的にはよかったです。
いずれにしても、もう一度見たい映画ナンバーワンです。
衝撃だけど…
とてもおもしろい作品でしたが、ラストが純愛もののようなハッピーエンドで、ドラマのドロドロした不倫のゲスさが好きだった私としては、少し残念でした。
いくらあの2人の関係とはいえ、純愛すぎたかなって思いました。
ラストの衝撃はかなりありました。おもしろかったです。
意外にしっくり
心が重いです
途中、このままハッピーエンドになるはずないとは思いましたが、車で送るシーンを見てるうちに嫌な予感がして…
もう、切なくて切なくて…
許されるはずない恋であっても、お互い出会うタイミングが既婚者同士だった…って言う。
ドラマの時から、自分と重なる部分があり、自分も同じ経験者として切なく苦しい思いをしました。
今回の映画のような再会してと言うのは、ありませんが映画の始まりのような虚無感と。孤独と、自分だけが離婚して一人という立場の気持ちが痛いほどわかりました。
結局。不倫というのは周りの人をたくさん傷つけて、どこか本来の幸せというのは映画と同様ない気がします。
色々昔の自分を思いだし、考えさせられた、映画でした。
満足と物足りなさと
先生が死んでしまったことは、仕方ないかなと思いましたが、指輪は子どもには渡して欲しくなかった。
時間の流れがわからず困惑した。
けが人に運転はさせないよね。しかも一人暮らし。あり得ない‼
弁護士はどこに行ったんだー。
切なすぎる。。
ドラマからの昼顔ファンです。
宣伝ではドラマを見ていない人も楽しめると言ってましたが、ドラマを見てなければ「いけない事してるから自業自得」と捉える人もいるかもしれません。
ドラマからのファンからしたら、そのような綺麗事では納得いかないです。
不倫は絶対いけないのは分かっているけど、どうせ結ばれないなら映画化しなくてもいいのでは、と思ってしまいました。
最後、退院したノリコに紗和はもう少し怒ってもいいのでは?と個人的に思いました。
せめて、最後の日の裕一郎の「好き」が紗和に届いてほしかった。そして指輪は紗和に渡って欲しかった。。
別でハッピーエンドverの映画かスペシャルドラマでも見てみたいです(笑)
ホタルの季節に
全編通してホタルと2人の生き方が重なる描かれ方。精神的に瀕死の紗和が這いつくばってホームによじ登る姿は、ホタルの幼虫が川縁を這いのぼるよう。たとえ儚い命でも成虫になりパートナーを見つけて卵を産むホタル、これから北野の子供を産んで1人で育てる紗和。社会的に許されなかった恋でも、私は紗和を応援したい。今度ホタル狩りに行きますが、ホタルの光の見え方が変わりそうです。
補足:
乃里子は自殺未遂後に今のマンションの7階に引っ越して来たので、飛び降りたのは以前に北野と住んでいた別の(ドラマでは川か海沿いの)マンションです。高さは7階とは限らないようです。
次の日まで続く脱力感
ドラマは全部見ましたが、映画は全く期待せずに行ったのですが、想像以上に作り込まれた映画でした。まず主演の上戸彩さんの演技が凄すぎる。主演者全員がはまり役で演技も申し分なかったです。
最後の踏み切りのシーンは
全てを失った悲しみか、ノリコの言葉で自分が北野先生を殺したと感じたからか、どこにも向けようのない怒り、寂しさなど
言葉では表せない想いを表現していて鳥肌がたった。また花火のシーンから、すぐに棺桶や遺品のシーンに変わり、北野先生は死んだとすぐにわかるので何も考える暇もなく『え?』となる。
呆気なく描かれているが奥は深く、考えさせられる映画でした。最後の指輪を拾った男の子が、あの時質問コーナーで当てられていなかったら
サワとは再会することはなかったのかもしれない。儚く短い命で終わってしまう蛍をうまく昼顔と結びつけているところもよかったです。
引きずりました
ドラマからのファンで何気なく映画をみました。
終わってからはどんより何日も引きずり、
まさかの昼顔ロス。
ドラマをみたり、サイドストーリーやノベライズみたりしましたが消化できずに2回目鑑賞しました。
最初は再開したふたりが立場を通り越して急展開。ふわふわ甘く??でしたが、、
オーナーの一喝がとても響きました。
ノリコもかつては不倫経験者。
法的に引き離した後も不安で紗和の居場所は把握してたきがしました。。
ドラマやサイドストーリーをみたからですが、情だけの生活、なんどもノリコと別れるチャンスはあったはずなのに。。
再構築しようとしながらも裕一郎の心がどこか自分に向かない虚しさ、愛する人の心を再び奪われ始め、二度に渡る裏切りによりプライドが踏みにじられ、執着心や怒りや悲しみが抑えられなかったとおもいます。
紗和と裕一郎、純粋がゆえの二人の無神経さ。
離婚してからの紗和の奔放な貪欲さ、北野先生の優柔不断さや不器用さ。
それが真っ直ぐな紗和に猜疑心をわかせ余裕をなくし、またのりこを追い込んだと思いました。
しかし二人はここまで贖罪をうけないといけなかったのでしょうか。。色々考えさせられました。
ラストはまだ形式上でも妻なのに、裕一郎の名前すら呼べなくなる喪失感。
たちきれてないのに次の幸せを遠慮しながらも語る裕一郎の無神経さに ノリコの怒り、嫉妬、絶望感が狂気に走らせたのだと思いました。
裕一郎が死を覚悟したときに握りしめた薬指のバンドエイド。
最後紗和がマリッジリングのレシートみれたことが唯一の救いでした。
でも欲しかった北野先生はもう二度とあえない。
何処に眠るかも知る由もない、全てを失った紗和があのまま自殺してもおかしくないとおもいました。
結局子を宿したけれど、北野先生はしらない。
生きていて欲しかった。
好きの言葉も聞けなかった。
でも、紗和に覚悟を決めた想いは届いているとちりばめられたカケラから思いたいです。。
最後の指輪のシーンは今もモヤモヤ、
離婚届の行方は??
ノリコの執念で隠滅?
いつか指輪は紗和にわたるといいなとおもいました。
きっと女性陣はそれぞれの罪を背負いながら強く生きていくんだろうな。。
不倫がダメとか誰が悪いとかそういうことじゃなく、リアルな心の描写や人の様にゆさぶられ引きずられた映画でした。
音楽がまた良かったです。
印象に残る映画
ドラマを全く見ずに映画を見ました。
昨今、「最悪の結末」とか「後味の悪さ」を売りにしている映画がありますが、いずれにしても「余韻」がある映画が少なくなったと感じます。
賛否両論あるかと思いますが、この昼顔は余韻を残す数少ない映画の1つと感じました。
「後を引きずる」という記憶に残る面で、善し悪しを観客に委ねる意図が成功していると感じます。
後味は良いとはいえないですが、私は最近気に入った映画の1つです。
役の采配
ドラマを見ていなかったが楽しめる作品だった。
また、役の采配が素晴らしかった。
伊藤歩は流石、上戸彩も役への作り込み(やつれすぎて心配!)、入り込みが凄かった。
萩原みのりも可愛かった。
最後の男の子はシンポジウムで質問していた子?上戸彩と斎藤工の子?シンポジウムの子に似ている…けど子供なのか…?息子なら指輪を見つけたと上戸彩にいってほしいなあ
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