「言葉にしない描写」昼顔 kaobyさんの映画レビュー(感想・評価)
言葉にしない描写
井上氏の脚本と西谷氏の演出、菅野氏の音楽が観たくて初日の朝一で鑑賞しました。3年間の空白が一気に埋まるような瑞々しい描写と生々しい心の動きに、終始世界に入り込んでしまいました。
1カット1カットに映される小道具や役者さんの動きが、セリフをつけなくともその時の彼らの心情を物語っていて、本当に上手な演出だなぁと思います。展開も衝撃的でしたが文句ありませんでした。
またこの作品で斎藤工にハマりましたが、最近お色気役ばかりだった中、久しぶりに真面目な北野先生に会えて恋が再燃しました。それだけの魅力的な役だと思います。乃里子も、ドラマ版より更に感情移入できるキャラになっていて登場人物色々な人の目線に立ってしまいすごく切なかったです。
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