外出禁止令のあとで

外出禁止令のあとで

解説

インドネシア映画の父ウスマル・イスマイル監督が1954年に手がけた代表作で、インドネシア独立後の社会に違和感を抱く帰還兵の葛藤を描いたドラマ。インドネシアがオランダから独立した直後の1949年。バンドゥンに帰還した元兵士イスカンダルは、婚約者ノルマの家に身を寄せ、彼女の父に紹介してもらった政府の役所で働きはじめる。かつての戦友たちが裕福に暮らす一方で、街に貧しい人々が溢れかえる現状を目の当たりにしたイスカンダルは、自分は何のために戦ったのかと疑問を抱くようになっていく。シンガポール国立美術館などの協力により、2012年にデジタル修復版が完成。2016年・第29回東京国際映画祭「CROSSCUT ASIA #3 カラフル!インドネシア」部門上映作品。

1954年製作/101分/インドネシア
原題または英題:Lewat Djam Malam

スタッフ・キャスト

監督
製作
ウスマル・イスマイル
ジャマルッディン・マリック
脚本
ウスマル・イスマイル
アスルル・サニ
撮影
マックス・テラ
編集
スマルジョノ
音楽
GRW・シンス
  • アン・アルカフ

  • ネッティー・ヘラワティ

  • バンバン・ヘルマント

  • ダリア

  • リド・イスマイル

  • アワルディン

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