サクラダリセット 前篇のレビュー・感想・評価
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地雷を踏んでリセットしたらさようなら♥
時間と言う永遠の流れと、人類の歴史と言う長い歴史を、埼玉県の何処かの町と言う閉鎖社会のなかで、しかも高校生と言う短い時間で、どう表現するのか気になって見てみた。
まぁ、言うまでもなく、B級ファンタジーなのだが、なぜ前後編存在するか?
漫画かライトノベルの映画だろう。
この類は平井和正先生の幻魔大戦か石森章太郎先生の009ですかね。
ドラゴンクエストの復活の言葉で苦労した者としては、セーブとリトライが大事な事は理解出来る。しかし。
「自分が無い」と言う事は、実存主義と真逆の考え、つまり、「時間が自分を変える」と言う矛盾を伴う。難しい事言うまでもなく、人類に元々備わっていない能力で一喜一憂するだけのめちゃくちゃなファンタジー。
ゲームのリセットとセーブ
リセットしてしまったら、いいこと楽しかったことさえも消え去ってしまう。敵キャラにやられてしまったのでセーブ!とポチっとボタンを押したら、レアアイテムを取ったことも消えちゃう・・・というゲームの経験も思い出してしまう。
多分ここから発想したんだろうけど、それぞれの特殊能力がX-MENなどと比べて小さすぎる気がした。そんな中にあっても村瀬(玉木ティナ)だけは人を殺すこともできる強力なサイコキネシスだったけど、全体的に平和的な目的があるので、どうもピンとこない。リセットしたら24時間以内はセーブできないという限定設定があるから面白いものの、周囲の人たちを生き返らせることだけにとどまってしまうのも弱いプロットだ。
管理局とはいったいどんな組織なんだ?未来予知をできる“魔女”(加賀まりこ)の活躍が少ない!写真の中に10分間入ることができる能力を持つ佐々野さんが仕組んだエピソードも最後には生かされるが、相麻菫と繋がらないところが謎だった。
やっぱり特殊能力集団がもっと大きな事件を解決するならわかるんだけど、思わずキスしてしまったことをリセットしたことによって起きる事件・・・なんだよ、世界が小さいなぁ・・・てな感じで、とりあえず気になるので後編も見ちゃいます!
能力と能力の化学反応
能力者の集う街、咲良田で能力を持った高校生たちが知能戦を繰り広げる。
いや、実に難しい。
ただの青春映画かと思ったら大間違いで、かなり頭を使わないと理解できない(使っていても分かりませんでした)物語です。
能力一つとってもなかなかその特性を覚えるのが大変ですが、様々な能力が交差して絡まっていくので、複雑になります。
若手俳優のオンパレード、男性陣にも女性陣にも良いキャスティングでした。
普段明るく天真爛漫な役の多い黒島結菜さんの静かな役は結構ハマっていて、普段からもっとこういう役をやってもいいのにと思いました。
前篇だけで、ここまでまとまっているところも良かったです。
原作は未読ですが、色々な話が1話で既に大分まとまっているということはよく分かりました。
後篇も程よく頭を使いながら観たいと思います。
サクラダは咲良田
初見じゃ理解しづらい
リセット
時間操作、記憶操作、未来予知と凄い能力が登場するが咲良田という、ひとつの街の中の出来事なので、こじんまり感がある。
ちなみに、未来予知で私が一番好きなキャラクターは『PUSH 光と闇の能力者』のお母さんだ。
母は偉大である。
さて、話を戻そう。
この物語はちょっと能力の解釈がややこしい。
この能力がこうでああでと考え始めると混乱してくるのであまり考えないことにした。
ちょっとジョジョぽいなと思った。
ケイの能力は記憶ということだけど、その能力もさることながら頭の良さが抜群にいい。
これは記憶能力の賜物なのだろうか?
知識だけあっても応用が出来ないとダメだから、能力と関係なく頭の回転が速いと思うのだけど違うのかな?
記憶力よりそっちの方が凄いと思ってしまった。
印象に残っているのはケイが自分を犠牲にする作戦を実行したところ。
未来予知ができるならいざ知らず、そういう作戦を考えてもなかなか実行できないだろう。
人を信じる、それもまたケイの強さかもしれない。
予想外だったのがケイが血を吐いてぶっ倒れた事。
村瀬は能力で壁を消滅させてたから、てっきり破壊神ビルスみたいに分子分解的な表現なのかと思ってたらいきなり血吐いたんでビビった(汗)
物語は、あるといえばある物語、春埼の恋模様が気になる…後編へ期待したい。
それなりに詰め込まれてる
アニメを見た後に実写映画を拝見しました。
出てくるキャラクターや、名前はしっかりそのまま使ってくれていますが、やはりアニメ見た直後だとイメージが出来上がってしまっているため、キャラクターの髪色の違いやヘアースタイルなど気になる点が多かったです。
ストーリー的に大まかなものはしっかり描いてくれていますが、ところどころ混ざっていたり順序が変わってたり色々してるところに目がいってしまいます。
アニメを見た後に見てるから、これがこうでこうなってって簡単に理解できるけど、初見の人が見たらどんどん話が進みすぎて訳分からなくなるんじゃないかと思いました。
そして肝心のリセット。
はるき、リセットって言われた直後に本当なら
《リセット》と囁くのに、目を瞑ったらリセットかかるところが、あのセリフが良かったのになぜ言わないパターンにしたのだよと思いました。
小説は読んでないため、アニメが前提で見てしまったので引っかかる点は多かったです。
まぁやはり設定は面白いけど、アニメの方が良かったです。
よくある時間を行き来する系のSF
やっぱりこの作品は小説がいいかな。
小説を知っていたので観てみましたが、やっぱりこの作品は小説の方がいいかもしれませんね…。
なんかセリフが全部説明くさくなってしまうので…。
内容が複雑な話だけに、仕方ないのかもしれませんが、映像にすると学芸会のような胡散臭い雰囲気になるのはなぜでしょう。
元々小説の世界を楽しむために作られた話だから、仕方がないのでしょうね。
映像にするとわかりやすい部分もありますが、全体的に淡々とした進み方なので飽きてしまう感がありますね。
映画なので盛り上がるシーンを作った方がいいと思いますが、そもそもそういう映画ではないのだから難しい。
何をどうすればいいとかいう時点の前に、この作品を映画化するというのが、そもそも失敗だったような…。
野村周平さんも、『帝一の國』のイメージとガラリと変わって一瞬誰なのか分からなくなりました(笑)
あんな静かな彼も珍しいかも…。
以上、辛口なコメントになりました…。
観れなくもない
良く練られていて面白かった
・登場人物の特殊能力が全てストーリーとキレイに繋がっていて、伏線もきっちりと回収されていてとても楽しめた
・能力使用に制限があって、そこがまた上手く出来ていると思う
・複数の能力者の協力するシーンも良く考えられていて、感心した
・ラストも後編が楽しみな展開になっていて、ドキドキした
・警備システムや突破のシーン雑過ぎるのはちょっと残念
ストーリーのための超能力
サクラダ市内でしか使えない超能力があり、市外に出ると能力を失い、忘れてしまうという設定。
最大3日前の過去に戻り、やり直すことが出来る能力を使って、友達を助けようとするのだが・・・。
いろんな能力もストーリー展開の必要から生まれたのかな。
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