君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価
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ただ泣いた、ひたすらに泣いてしまった
『君の膵臓をたべたい』 この作品は、原作も読んでいて、 実写されると聞いて物凄く楽しみにしていた作品でした。 そして、主演のお二人、 同世代なのに素朴でナチュラルでとっても魅力的な お芝居をされる方達で、、 浜辺美波さんの圧倒的ヒロイン感や儚さと 北村匠海さんのシンプルで真正面からぶつかってくる 熱量のあるお芝居が合わさって 切なさの加減が効いてなくてどこまでも押し寄せて来ていました、 ネタバレをしてしまうといけないので内容についてはあまり触れないでおこうと思います、 前半の輝き、彼女の眩しさが時間を経て行くうちに どんどん切なくなっていって、 微笑みが哀しくてふつふつと溜まっているものが いつ零れて、溢れてしまうのか、 その危うさが美しいなぁ、と。 でも眩しさは留まらずずっと駆け抜けて行くから どうしようもなく苦しい気持ちになりました。 病気を題材にした作品は泣かせにかかってくる、、 と思いがちなのですが、 とってもピュアな二人でそっと置いて行くような 言葉や想いが凄く爽やかな気持ちにさせてくれてます お二人の声がずっと聴いていたいくらい心地よくて、あったかくて、だからこそ余計に愛おしく、 ここにいる全ての方に愛を感じます 凄い熱量だなぁ、、、、 こちらに語りかけてくれるような優しさが それを作り上げた凛としたお二方の目のお芝居が 尊い、です。。。
いろいろな選択で今がある
原作は発売当時に読み、映画化されると聞き楽しみにしていました。 原作の桜良の愛らしさと声のイメージに、浜辺美波さんが見事にピッタリで、北村匠海君もあんなにカッコ良くはないけど、思春期のピュアな感情を淡々とした演技で表現してるのが良かったです。 桜良の生き方は、あの若さではなかなかできない事だと思うし、強い人だと思います。だからと言って、決して死を美化してはいけないものだと思いますが、そこが物語なのでしょう…。 物語の中で幾つか素敵な言葉がありましたが、中でも『私と君の人生のいろいろな選択があって、今こうしている』という言葉はとても印象に残りました。 原作の良さを引き出しながら、素敵な映画だったと思います👍
最後の咲良の母親と共病文庫のシーンが大好きです。 しっかりと間を作...
最後の咲良の母親と共病文庫のシーンが大好きです。 しっかりと間を作って絞り出す声、、その後の嗚咽交じりの号泣 演出及び俳優の演技にしびれました。 原作読んでない故、忠実性等の評価はできないので他の方にお任せします。アニメを見た方もぜひ本映画も見てほしい。ほんとに
「一日」の大切さ
原作も未読だったが故にもちろんオチも知るはずもなく、勝手に「若者向けの映画」と決めつけて劇場はスルーしてしまった本作だが、まさかの涙で当時の自分に反省するしかない状態になった。 想いを寄せる相手が病で余命宣告をされているという設定は知っていたが、正直「病気モノ」は最近でもメジャー過ぎないか?と原作と本作のヒットに疑問を抱いていたが、これはそんな単純な感動物語ではなく、私が全く想像していなかった形で幕を下ろすのである。 深い悲しみの後に、私は半分忘れていたような、「一日一日を大切に生きる」という簡単ではあるが歳を重ねるにつれ薄れていくものを思い出した気がする。 病気だろうが健康だろうが、明日突然命を断つ可能性はほぼ皆平等である。 だからこそ日々を適当に過ごすのではなく、大切に過ごして胸に刻むべきなんだろう。そんなことに気づかされた。 主演の二人が高校生役ということもあってか、所々「胸キュン」シーンが登場する。主演の浜辺美波演じる桜良の話し方や仕草、言動などで男子の方がキュンキュンするだろう。かなりぶりっ子といえばおしまいだが、浜辺美波はそういう役でも嫌味っぽくないため、安心して見ていられる。本当にかわいい所は徹底的にかわいいので、思わず笑みがこぼれる。そうさせてからの涙はやはり卑怯だ。この構成にはやられる。 2時間で描くと展開が早すぎるように感じる箇所も出てはくるが、よくまとめてあると思う。大人になった主人公の話は映画版のオリジナルだが、それも物語を引き立てていて大変良い。久しぶりに観賞後にまた見返したくなる作品に出会った。
映画終了後「はあ、良かったぁ」という声が回りから聞こえました
長くなります すみません 原作、コミック、実写を見て、そして今回のアニメ映画を見ました その上での感想を述べたいと思います 良かった点は数多くあるのですが、私が注目したのは「演技」です 中でも主人公の声を当てた高杉さん、これが思った以上に、というかこれ以外ないだろと思うほどはまっていました YouTubeに上がっている予告動画のコメント欄に上がっていた「なぜ主人公の声を当てる人が俳優なのか」といった批判の類いのコメントを多く見ました 私も映画を見るまでは同じ意見でした アニメなんだから声優を使えよ、と 確かに最初はお世辞にも上手くありませんでした 感情をあまり表に出さないキャラなので違和感はあまり感じませんでしたが、若干棒読み感が否めませんでした しかし、ストーリーが進むのにつれ、主人公が成長していくのにあわせて演技どんどん良くなっていくのをかんじました ストーリー通りにアテレコしていたのもあると思います これは元々演技力が高い声優さんでは演技するのは逆に難しいかもしれません そういった点を踏まえると、高杉さんを起用したのは正解だったと思います 高杉さんの演技で泣かされるとはおもっていませんでした 次に、悪かった点ですが、本当に素晴らしい作品なのですが、間違っても100点ではなかったです その理由は一つだけです 原作を呼んだ方は分かると思うのですが、一番泣けるところ、あそこの演出です 自分で想像していたものと大きく違いました 詳しくは書きませんが、ゴチャゴチャしすぎていた気がします 原作者さんが一番伝えたかったところだと思うので、もっとシンプルでも良かった気がしなくもないです 最後に あくまで個人的にですが、悪かった点一つ以外は批判するところが見つかりません それほどこの作品は完成度が高いですし、感動し何度かこみ上げて泣いてしまいました 語彙力がなく、上手く伝えられないのですが この作品に出会えたことに心から感謝したいです
こんな作品、初めてです
この作品は、人生を豊かにさせてくれる一曲のようです。 観ると、胸がいっぱいになります。 5回、いや8回観た、というコメント読みました。 そのコメント、最初は信じられませんでした。 作品全体が、すばらしい。流れる映像が、どれもきれい。美しい言葉遣い。 桜良のこまやかな表情、仕草、僕への諭すような言葉。普通よりゆったりと交わされる二人の会話のテンポ、ところどころに散りばめられた満開の桜。 原作・脚本・監督の意図したものが、2回観るとようやく分かります。3回目からは、観ていると、心をハグされているような気持ちになります。 だから、何回も観たくなる。お気に入りの曲を、繰り返し聴くように。 浜辺美波の演技や桜良を好きになれないという方もいます。 実際自分も、この映画を初めて観た時、同じようなことを感じていました。 けれども、桜良が亡くなり、回想シーンが流れると、そんな気持ちは、どこかへ消え去りました。 浜辺美波は、まさに適役で、すごく好演しています。ナレーションの語りも、情感があふれていて、本当にうまい。この声にも、心がハグされます。 北村匠海も同様に、適役ですね。 桜良のお母さんと、僕が話をするシーン。お母さんの表情がとても好きです。お母さんも適役です。 ハグと言えば、何で僕は病院で、桜良をもっと強くハグしてやらなかったのか。 それだけが、不満です。 日本人が好きな美しい桜の映像と共に、「人間関係を構築することの大切さ」、「生きるってどういうこと」、「人生の意味」について、この作品は、一つの示唆を与えてくれます。 気持ちが寂しくなった時、何度でも観たい作品です。
運命ではなく
二人が出逢ったのは運命ではなくそれぞれの意思に基づく選択が重なって起きた事だと言う桜良のセリフが印象的だった。 「明日死ぬかも知れない」それは前から思っていた事だけど、主人公の最後が残酷だったのはそれを強調するためだったように感じて改めて今を生きることが大切だと痛感させられる映画だった。
生涯ベストくらい良かった
浜辺美波って本名なんだね。 一発で好きになったこの女優さん。 今後の活躍も期待してます。 小栗旬もちょっと暗い性格の役をさせたら、ものすごくいいんだよね。 1回目でもすでに感動してやばいけど、2回目見るとかなり序盤からウルウルくるよ。3回目は、それがわかってるから見る勇気がない。 他の人のレビュー見てても泣きそうになる。 『膵臓を食べる』この意味を考えながら見てほしい。 はじめは『桜良』の心境ばかり見てしまうけど、2回目『僕』の心境を考えるとまた感動してしまう。 この映画、全然相手のこと『好き』って言わない。『好き』って言わないことに意味もある。よく考えましょう!感じましょう!そうすると見えてくるものもある。 『鳥の肝臓も食べたい』とか冗談行っちゃうけど、やっぱ『君の膵臓を食べたい』だよね。
ちょっと不満
原作(小説)は読んでないけどコミックを読んだ後でこの映画を楽しみに観たのに、何だか余計な描写が多かったりかなり元のあらすじが編集されてたのであまり感動しなかった。 なぜ大人になってからの描写が必要だったのか? そんな設定をするぐらいならその時間分もっと原作(コミック)に近い描写をしてほしかった。 コミックに全く忠実に制作することは難しいかもしれないけど、3割ぐらいは全く別物のような感じがした。 映画だけを観るなら良いかもしれないけど、少なくとも原作やコミックを読んだ後で映画を観ると少々失望しちゃうかも。 逆ならまだ良いかもしれない。 あと気になったのは男性の主人公(志賀春樹)が、人と付き合うのが苦手になった理由の1つに身体が小さいと言うことで自分に自身が持てなかったという設定があり、コミックでも桜良とほぼ同じ体つきで設定されてたのに、映画では相当身長さがあったのも気になった。 演技に問題があると言うのでなくキャスティングの設定にもう少し原作に忠実な配慮が欲しかったかな。 そういった細かい描写や設定の違いも物足りなかった理由の1つかも。 全体的な感想としてはやはり少し違和感が残ったし感動も半減した感じ。 (コミックでは本気で泣けた) アニメ版に期待したい。
ホラー映画のようなタイトル(?)
いやぁ、やられました… 元気な娘がだんだん弱ってくってのは、よくあるタイプの作品だけど、そのよくあるタイプの作品にやられました… ただ、コレ『四月は君の嘘』に似てるような… 個人的には『四月は君の嘘』のが断然好きだったけどね~ それにしても、浜辺美波にもやられました(^_^;) ただでさえあんなに可愛いのに、あんなにグイグイ来られたら、惚れてまうやろ~! ってゆーか、北村匠海が小栗旬になるかねぇ~? って、それより矢本悠馬が○○には、ならへんやろ~
桜良の魅力に尽きる❗️明るい笑顔の裏に隠された桜良の想いに涙
この映画をみて主役の桜良役を演じた浜辺美波の虜になった人はおそらく多いだろう。 それだけ余命短い中で恐怖心を抱えながらも、「ほんとに死んじゃうの」と思わず疑っちゃうくらい表には明るい笑顔でふるまう桜良という女の子に魅力を感じたし、浜辺美波さんは見事に演じていたと思う。 余談だが、今後彼女は絶対いい女優さんになると思う❗️ この物語は人と向き合うことを避けて通っていつも一人でいる「僕」という人間が、観客と同じように、死と向き合いながらも純真爛漫にふるまう彼女に惹かれていき少しずつ変わっていく物語にも感じた。
泣けました
主演の2人が本当によかったです。 浜辺美波さん、桜良の愛らしさが素敵で。 とても可愛かった。 北村匠海さんは静かな学生の僕を自然に演じてた それにミスチルの歌が最高にmuchしていてこの映画と歌とか合わさって凄く泣けました
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