君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価
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思わず泣いてしまいました。
原作のファンです。
最初は他の方のレビューを読んで、観るのやめておこうかと思ってました。
でも、やっぱり観に行ってしまいました~。
思わず泣いてしまいましたよ。
とてもわかりやすく丁寧に撮られた作品だと思いました。
ところどころ、気になる部分もありましたが、それでも充分に満足出来ました。
北村匠海君の演技、とても素晴らしかったと思います。
泣くシーンが最高でした(笑)
最後に桜良の母から受け取った共病文庫を読んで号泣するシーンは思わずもらい泣きしました。
原作にはない12年後のシーンのあれこれも、私は好きでした。
今まで観た映画で断トツの1番
周りからすすり泣く声が響いてる映画を初めて観ました、それだけこの映画が魅力的で感動的なんだと思います。自分も嗚咽が止まりませんでした。原作もファンですが、原作の良さも損なうことはなく、とても良かったです。沢山の人にぜひ観て欲しいです。
眩しくて 綺麗で 苦しくなる♪♪♪
わたくし、この原作の大ファンです。
それでもって桜良が「あの花」のめんま役で衝撃を受けた浜辺美波さん
とあっては見に行かないはずもなく、期待度マックスで劇場へ。
12年後が描かれているらしく、画面いっぱいに小栗君の顔が出てきたときは一抹の不安を覚えましたが。。。
で、です。
はいっ、映画でも泣きましたよ。
タイトルバックでウルッとして
各所で涙が頬を。
ミスチルの「himawari」も絶賛脳内ヘビーローテーション中です。
でもですね、一言言いたい。いや二言三言言いたい。
この物語で重要であったはずの春樹の名前の扱い。
映像化してもそれは、「少年A君」であって「君」であってほしかった。
春樹の母や父とのやりとり。きちんと丁寧に描いてほしかった。
それぞれが「君の膵臓をたべたい」と伝えあうクライマックス。
最後に春樹が想いが届いているかどうか携帯電話で確認しない。。。
という展開。
なによりこの脚本だと「共病文庫」がそんな重要でなくないですか?
それでも
瑞々しい二人の、輝いている春樹と桜良
この二人をスクリーンで観れてよかった。
最後にもう一度二人に旅行させてあげたいと切に願うとともに
「僕は嫌だ!」この脚本。でした
浜辺美波さんが素晴らしい
月川翔監督お見事
とてもよくできてます。まず配役(演技)をほめたい。桜良と彼の心に染み入るような落ち着いた演技、桜良を思う恭子の可愛らしさ、教師になった彼の宙ぶらりんな感じもいいです。小栗旬はどんな役も見事にこなしますね。
桜良のメッセージが12年の時を隔てて伝わるというのも、映画作品としてドラマティックな構成になってます。本当なら、彼女が死んだ時に彼は目覚めて、人と関わらない生き方を改めていたでしょう。しかしその後も「退職願」をいつも忍ばせて迷いながら教師を続けている有様。恭子の結婚式にも出席しようとしない駄目っぷり。桜良が泣いてます。そんな時に見つかったメッセージで彼女の本心が明らかになると、今までの物語がすべてつながっていく感じがする。桜良と彼は出会うべくして出会い、彼女の最後の日々を支えたんだと思える。
月川翔監督は「君と100回目の恋」に続いて人の生と死のテーマを美しい作品にしてくれた。外見に似合わず繊細な方だと思う。
予想外のラスト、膵臓の病気とか全く関係ない死に方
膵臓の病気を抱えて、残り一年ほどしか生きられない女の子と、クラス一目立たない男の子の感動的なお話。
最初はなかなか女の子に心を開かない男の子が、彼女と遊んだり、旅行に行ったりしてるうちに徐々に心を開いていく。しかし、物語が進むにつれて、どんどん彼女は弱っていく。しばらく女の子は入院し、退院した時には男の子とまた旅行に行く約束をした。
無事女の子は退院し、男の子と旅行に行こうとする。しかし、そこで予想もしてなかったことが起きる。
感動的かつ衝撃的な映画だった。とても面白い。
中年のおじさんが幸せになれる映画!
とても気分が良いです。
今までの人生の中で一番のもの。
最高の映画
ボロボロ泣いた
このタイトルがこの映画の全て
2回ほど鑑賞させて頂いたあと、文庫版も読ませて頂きました。
見どころとしては
・主人公とヒロインの関係性
・浜辺美波さんのナレーションと表情
・主人公の成長
・泣くポイントが亡くなるときではないこと
主人公とヒロインは名前ではなく「君」や「仲良くん」と呼び合う作品はとてもめずらしく、
そして独特な距離感でした。
恋人同士や友達以上恋人未満でもない距離感こそがこの作品にしかない表現だと思いました。
浜辺美波さんは演技力というよりも
ナレーションでの声がとても聞き心地がよく聞く人が作品にのめり込ませる印象でした。
そして、ヒロインの自由奔放さを表現する表情が作品が後半になるにつれて
考えさせるものがありました。
そして主人公の成長について。
主人公は他人に興味を持たない。誰かを自分の特別な人にしたくない。
そんな主人公でしたが、後半になるにつれて自分の意志でヒロインに何かをしてあげたいと行動するシーンや
主人公が泣くシーンでは「あの主人公がここまで変われたんだ」という別の感動があります。
そして最後に、
ヒロインが亡くなる作品は亡くなる瞬間が感動シーンになりがちですが
この作品は亡くなった後、ヒロインが残した共病文庫や主人公に心を打たれます。
そして悲しい感動ではなく、ある意味幸せな感動がこの作品にはありました。
映画2回も観たし小説では泣かないだろうと思いましたが、小説で一番泣きました…笑
期待したほどではない
映画デートに良いと思います。
よかったです
女のこが抱える運命は悲しいけれど、それとはうらはらに主人公の女のこがまっすぐで、無邪気で、明るいので、余計に切なく感じさせます。
男のこの演技をよく言わない方もいますが、その演技はわざとらしくなく、自然で、静かで、でも些細なしぐさや動きに感情が伝わってきて、演技が上手い、下手とかを越えた感動があって、すごく役に合っていると私は思いました。
感情を表に出さなくてクールに見えるけど、最後の最後、感情が溢れてしまう姿に一番ジーンときてしまいました。
二人の主人公がピュアでキラキラしてて、生きることの喜びや、切なさが伝わってきて、すごく温かな気持ちになりましたし、大切な人、生きる素晴らしさ、考えさせられました。
すごくおすすめの映画です。
儚い命
原作は読んだことないですが衝撃的なタイトルと泣けるストーリーという事で気になって観に行ってきました。
小栗旬くんが出ていたことも大きかったですね。
桜良は実際こんな子いるかなと思うけど死を覚悟しながらも元気に明るく普通に生きようとしていたり親友や周りの人をとても大切にしていて笑顔が素敵でした。
でもやっぱり死が怖く泣いてしまう等身大の高校生の部分もあったりと、とても魅力的な女の子でした。
一方、春樹は感情を表に出さず周りの人と距離を置く孤独な少年という感じでした。
死ぬまでにやりたいことを楽しそうにやっている二人や悲しみや友情など、色んな感情が詰まっている作品で私は好きでしたね。
新聞記事は伏線だと思っていたので、何かあるなとは思っていたのですが、あんな桜良の死の展開は予想外でした。
何度か涙が頬を伝うシーンがありましたが春樹が桜良のお母さんの前で堰を切った様に泣くシーンは一番ヤバかったです。
あの感情を表に出さない春樹が、あそこまで泣くんだもの。。。
運命ではなく二人の選択の積み重ねが、この出会いを生んでいるというような事を言っていたけど良い言葉ですね。
人はいつ死ぬかわからないから毎日を大切に生きるというのはとてもよくわかる。
「アバウトタイム」という映画を初めて観た時の事を思い出しました。
おそらく桜良が病気じゃなかったら恋人として付き合うという選択もあっただろうと思うけど、病気じゃなかったらこんな出会い方はしてないんだろうな。。。
二人は恋人ではないけれど親友よりも深く想いあっているのは伝わってくる。
二人の関係を表す一番の言葉が、やっぱり『君の膵臓を食べたい』なんだと思う。
お互いそう言いあえる関係が素敵だなと思いました。
春樹が送ったメッセージを桜良は見れたのかな?
そのメッセージをみて微笑んでいる彼女の姿を想像していましたが本当のところは謎のまま。。。
そこが少し心の残りでしたが伝わってるといいなぁ。。。
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