君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価
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お家で一人で観たかったくらい泣きました。
少女漫画のヒロインのような女の子に、根暗なクラスメイトくん。
二人の演技がすごく良かった。
大切な人を亡くしている人にはキツイ程、生きたいのに生きられない人の本音が覗けたり、人間の、どんなに辛くても強がって、そう見えないように頑張ってしまう部分とか、たくさんの感情がわかりやすく表現されていてすごく良かったです。
お家で一人で観たかったくらい泣いてしまいました。
傑作少年映画
前半は冴えない男子に積極的に迫る女子を描いたただの少年映画かと思ったが、哲学要素を入れてきたので四階級特進。
なぜ人は生きるのか。
なぜ今ここに自分はいるのか。
他人を求めるのか避けるのか。
こういった疑問に一定の答えを与えてくれる。(一部不服だが)
やはり哲学はいい。
過去から届くメッセージ
思ったほど泣けなかった。
誰もが想像するであろう展開…
不治の病で余命わずかな同級生の秘密を知るのはただ1人、クラスの中で地味な図書委員の彼。
人と関わる事を嫌う彼に桜良は図書委員に立候補し2人の時間を作る。
死ぬまでにしたい事を実行する為2人で旅行した。
病は進行し桜良の体調も思わしくないのだが、2人で桜を見ようと待ち合わせた…が…
ここで急展開。
通り魔に刺され死亡⁈
そんなバカな!
せめて元彼君の逆恨みによる殺害とかにしてよ…
一気に冷めた。
でも、春樹が後で言ってたね。
甘えてたって。
確かに、病死だと思ってた。
死ぬまでに時間がまだあると…
当たり前に明日が来るなんて保証はどこにも無いってこと痛感したね。
桜良は自分の余命を知っているから遺書を書いて図書館に隠すことができた。
偶然など無いと桜良が言ったように選んで生きて来た結果の必然なのだろうか?
春樹が教師として母校に赴任し、思い出の図書館で図書整理をし、手紙を見つける事も必然だったのか?
しかもその日が恭子の結婚式。
かなり出来過ぎた話だ。
大好きな人の一部となり生き続けたいと言う思いが「君の膵臓をたべたい」なのだ。
小説を読んでみたいと思った。
とても感動した。
君の膵臓をたべたいは今までで一番感動した映画です。浜辺美波さん演じる山内桜良という女の子の健気で一日一日を大切な人たちと生きようとする姿に感動しました。北村匠海さんも素敵でした。映画代を払う価値のある映画だと思いました。とても感動しました。特に浜辺美波さんはかわいいだけでなく声も素敵で良かったです。北村匠海さんは見事に心優しい繊細な僕の役を演じていて、主演のお二人がいたからこそこの映画は感動作になれたのだと思います。この映画の中で特に好きな山内桜良のセリフで「一日の価値は君も私も変わらない」というセリフに一生懸命生きる事の大切さを教わりました。病院では桜良が僕を抱きしめて「うれしいな、君がそんなに私の事を想っていてくれたなんて」というセリフで僕の事を恋人として見ていた事にとても感じました。僕が共病文庫を読んで浜辺美波さん演じる桜良の回想シーンはとても心に衝撃が来ました泣かずに見れた事がうその様です。でも一番はお互いに君と呼び合っていた理由を知り、お互いに名前で呼ばない事がお互いに特別な気持ちを持っているからだと知りとても素敵だと思いました。とても感動しました。また見たいと思う映画でした。とても良かったです。
とても泣ける話
高校生の純愛と友情をテーマにした話。話の展開としては少し予想外なところもあるけど基本的にはベタ。人が死ぬのをテーマにした話は相当しくじらない限り泣ける。この映画もその例に漏れない。特に学生時代が舞台だとその純朴さがさらに際立つし、現実味もそこまで失わない。
ホントに綺麗な話。
素晴らしい映画
とっても素敵な映画でした。音楽やキャストの方々など、うまく合わさりよかったです!是非劇場で見ていただきたいとオススメできます。
どなたががおっしゃっていましたが、自分も桜良は彼が送った最後のメールをグラウンドの横で見ていたと考えています。
死について考える。
学生時代の若い主人公2人が初々しくて、一生懸命で、自然に見られた。
若い2人が、真剣に死について考えながらスクリーンの中で生きているときに、観ている自分も考えながら観ていた。死はあるとき突然訪れるものだけれど、彼女のように、喜びを沢山感じられるような生き方がしたいと思った。
ただ、タイトルに頼りすぎなところがあり、もう少し別の言葉があった方が気持ちが伝わるのではないかなと思った。それから、学生時代で共病文庫を読んでいるので、大人バージョンがそこまで必要ないように感じた。
泣いた
この映画に1800円払ってしまった自分に。
ヒロインの演技が残念すぎて、
そこばっか気になってしまった。
そのせいか泣けもしなかった。
早く終わって欲しいと思って観てた。
高評価多くて期待していただけに残念。
誰もが
2005年の春、わたしも絶対安静宣告を受けた。
たった1本の電話で、いつ心臓が止まってもおかしくないと告げられた。
膵臓が腐っているヒロインのように。
いつ死んでもおかしくないと告げられた。
10年経っても生きていられるのは、また別のお話。
ただし、ひとは余命いくばくもないと告げられたほうが清らかな心になるようだ。すくなくともヒロインと私はそうだった。
神様は、ひとの余命を数字で書いてくれていればいいのに。
そうしたら、ひとは残りの時間をたいせつに生きるのではないだろうか。
不謹慎とは思わない。
死が間近に迫っているという実感を当時も得られないままだったのにもかかわらず、すこし気が楽になっていた。たぶん。
高い自殺率。死亡理由のトップが「自殺」の国・日本。
生きていたくない国なんだろう、たぶん、日本が。
希望のない・幸福でない・生きていたくない場所。それが、日本。
死ぬのがこわいと思うのは、死後どうなるのかわからないからだ。
それだけだ。
映画は、「誰もがこういう運命になりえる」と思うし、また、こういった物語は過去から未来まで同じように続く。
でも、誰もが「まさか」とも思っているにすぎない。
けれど、わたしは、もう期待していない。明日が来ることにも生きることにも。運命にも。
うなだれているのではなく、冷静に客観的に分析して、結論付けただけのことだけれど。
「世界の中心で愛を叫ぶ」「君の名は。」を思い出した。
ネタバレうんぬんではなく、物語の性質として。
たくさんのことを考えていると、膨大な量の情報処理をしているような気分になる。多角的に多面的に。
内容? 自分のことについて。深く考えている。それだけ。
でも、忙しいほうがいいんだと思う。わたし個人としては。忙しくしていれば、そのことに集中できる。そして、達成感を得られる。ささいな喜びだ。
これは、恋愛とは切り離したコメントだ。ここから恋愛のことを読み取ろうとしても徒労に終わる。
映画を恋愛としてとらえるかどうか、それは映画をみたあなただけの楽しみとして残しておこう。
2017.09.01記
改めて思い知らされる1日の価値
原作未読ですが、予告を何度も見ていたので、桜良が死ぬことは予想してました。それだけに、桜良の屈託のない笑顔と前向きな生き方に触れれば触れるほど、背後に忍び寄る死を感じ、切なくなりました。「この子の時間をこのまま止めてあげたい」と何度も思いました。それなのに、予想外の突然の死。裏切られました。悲しすぎます。でも、そうなんですよね。人生にシナリオなんてないんです。余命宣告は余命保証ではないのです。「1日の価値はみんな同じ」という言葉の意味を思い知らされました。
命を大切にするって、今を大切に生きること。そんなのこれまで何度も聞いたことがあります。でも、この作品からは、今を大切に生きるって、どういうことかを教えられた気がします。それは、誰かと心通わせること、不安や恐怖や迷いと向き合って、一つ一つ自分で決断していくこと。今からでも、そんな生き方を心がけようと素直に思えました。
そんなふうに思えたのは、僕と桜良の間に恋愛感情が芽生えつつあったとは思いますが、最後まで恋人同士にならなかったおかげかもしれません。安っぽい恋愛感情からではなく、互いに敬意をもって大切な人として見ていたからこそ、生きることの重みが強く伝わってきたのだと思います。
残念ながら桜良は死んでしまいますが、「桜は散ったふりして咲き続けている」の言葉どおり、12年後の僕と恭子へのサプライズ。膵臓を食べませんでしたが、僕と恭子の中に桜良はずっと生き続けていくのでしょう。それは、この作品に出会ったすべての人の心の中にも言えることかもしれません。
それにしても主演の2人の演技は本当にすばらしかったです。とくに浜辺美波さんの透明感のある演技と声は、本作になくてはならないものでした。北村匠海くんも、人に対して少しずつ心を開く僕を熱演していたと思います。ついでに言うと、ガム君もいい味出してました。ストーリーもテンポもキャストも音楽も、すべてがうまくかみ合った、おすすめの1本です。
難病映画あるある
確実に一年後に自分が死ぬのをしっている登場人物が
今までのしがらみのある肉親や親友やソウルメイトとの魂の交流を深めずに
新たな人間関係を作って深めていこうとするのが
僕にはまったく理解できない
自分が死んで心から悲しむ人できるだけ少ない方がいいじゃない
なんで悲しむ男の子を1人増やすの??
自分が生きてきたって爪痕残したいの??
それならボランティア活動とかいっぱい選択肢あるよね??
観てる人を感動させたいがための
ペラッペラのつくもののおはなしじゃないの(実話だったらマジイヤだわ)
星マイナスがあったら喜んでマイナス100くらいつけちゃうクズ映画
あー
あと主演女優の演技もクソ
たぶん女優さんのせいではなく
観てると監督さんからの演技指導があったぽい気がするが(死を面しても明るくふるまってねー的な)
浅すぎるよーー
主演の女性が可愛い。
岩井俊二脚本原作のアニメ映画とどちらの映画を観ようかと迷って、こちらを観ることにした。前半、設定にわざとらしさやアプローチに無理があるなと感じる部分がいくつかあり、感情的に入り込むことが出来なかった。話の内容的には若い人向け。回顧場面での主人公の男性役には、もっと外見的にもっとイケてない役者さんが良いかも。岩井俊二監督のとある映画と設定段階が似てる。岩井俊二監督作品が好きな方には残念に思えるに違いない。けど、泣ける。主演の女性が終始輝き、可愛かった。だからこそ、悲しく儚い。見終わった後にあの時の笑顔が心に残る。上映を終えた後、周囲では原作との違いや比較を語ってる人がいた。そういう楽しみを持って、観るのも楽しいかなと思う。
感動した(;_;) 浜辺美波さん可愛すぎました(//∇//) 北村...
感動した(;_;)
浜辺美波さん可愛すぎました(//∇//)
北村匠海さんは歌も上手くて演技もここまでできるのはすごいと思いました!
泣かせにくる映画だと分かっていたのに感動して泣きました!
これは浜辺美波
いい話だし、小栗旬も演技うまいの。でもこの映画は浜辺美波だわ。他の女優さんがやったら作品の完成度が半分くらいになると思うもん。
現在と12年前を行ったり来たりするところの入れ替わりが工夫されてんの。「なるほどなあ」と思う。
浜辺美波は途中で死ぬのは解って観てんだけど、あの死に方はどうかなあ。
その後で、おめかしする服を選んだり、図書館で手紙を書いたりするシーンが出てくんだけど、「ここで、それをしなかったら、あの死に方はしないのに」と思って入り込めないね。
原作だと色々含みがあんのかもだけど、映画の内容だけだと、素直に進んだほうが良かったかな。
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