レッド・リーコン1942 ナチス侵攻阻止作戦
2015年製作/116分/ロシア
原題または英題:A zori zdes tikhie...
スタッフ・キャスト
- 監督
- レナ・ダベルヤーロフ
- 製作
- レナ・ダベルヤーロフ
- 脚本
- レナ・ダベルヤーロフ
-
ピョートル・フョードロフ
-
アナスタシア・ミクルチナ
-
イフゲニア・マラコーバ
-
クリスティナ・アスムス
-
アーニャ・クズネツォバ
-
ソフィア・レべデバ
2015年製作/116分/ロシア
原題または英題:A zori zdes tikhie...
ピョートル・フョードロフ
アナスタシア・ミクルチナ
イフゲニア・マラコーバ
クリスティナ・アスムス
アーニャ・クズネツォバ
ソフィア・レべデバ
典型的な未熟小隊奮闘ものを女性に置き換えた、
だけかな。
美女軍団のエンタメ活劇かと思いきや、
ひめゆり的な泣かせにる終盤で鼻白んで幕。
つまり新味無し。
非支持。
三宅隆太氏推薦作だが。
最前線から離れた対空砲陣地任務のソ連婦人部隊から抽出されて、降下したドイツ兵を探索、掃討する男性指揮官と若い女性兵士5人の小隊の話。
聞くところによると、『朝焼けは静かなれど』のリメイクらしい・・・
観て思ったのは、邦題がそもそもどうにかならなかったのか?
元々の『朝焼けは静かなれど』のほうが、情緒があってよかったように思う。
男社会に女が混じると風紀が乱れるのか、たるみっぱなしの部隊。それではと、対空陣地に婦人部隊が配備される。
婦人部隊と言えど戦績は良いようで、ドイツ機(Ju52?)に対空砲弾を浴びせるシーンは、さすが、実際にドンパチやっている国の作品だけあって、某「〇たちの大和」の機銃掃射シーンより緊迫感がある。
中間あたりの、登場人物の生い立ち的な場面がメロドラマ風で冗長に思えるものの、結構引き込まれた。また、共産圏らしい説教臭さと言うべきか、宣伝臭さを感じないわけではないが(悪のナチスを演出・・・)、戦争の無常さは感じる。
ラスト近くの展開は良くありがちだが、エンターテイメントとしては、こんなもんでしょ。
ただ、1942ということなので、まだ3年近く戦いは続くのが・・・健闘を祈る。
婦人部隊の話なので、男的にお楽しみな部分もないではないが、わりと健康的。
映画的に美人ばっかりだが・・・長らくソ連の婦人部隊と言えば、「戦争のはらわた」だったので、目の保養になる。