ゲアトルーズ

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ゲアトルーズ

解説

デンマークの映画作家カール・テオドア・ドライヤーが、愛を求めて苦悩する女性の姿を完璧な様式美で描き、彼の遺作にして集大成となった作品。

弁護士の妻ゲアトルーズは結婚生活に不満を抱き、若き作曲家エアランと恋愛関係にあった。ある日、ゲアトルーズの元恋人である著名な詩人ガブリエルが帰国し、祝賀会が開かれる。そこで彼女はエアランの伴奏で歌唱するが、途中で卒倒してしまう。

2021年、特集上映「奇跡の映画 カール・テオドア・ドライヤー セレクション」にてデジタルリマスター版で上映。2023年にも「カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2」(23年12月23日~、シアター・イメージフォーラムほか)で上映。

1964年製作/118分/デンマーク
原題または英題:Gertrud
配給:ザジフィルムズ
劇場公開日:2023年12月23日

その他の公開日:2021年12月25日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)Danish Film Institute

映画レビュー

3.5愛がすべて‼️

2024年10月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

幸せ

ゲアトルーズは仕事しか頭にない弁護士の夫カニングとの生活に不満を抱き、若い作曲家であるエアランと不倫中。そんなある日、元恋人である詩人ガブリエルが帰国、ゲアトルーズは彼と再会するが・・・‼️夫婦生活がうまくいかず、不倫中の妻が元恋人と再会する‼️昼ドラなんかでお馴染みのストーリーですよね‼️そんな愛の本質を探し求める女性の姿を、全編ゲアトルーズと男たちの会話劇のみで構成した作品‼️「裁きは終りぬ」や「奇跡」のカール・テオドア・ドライヤー監督の確かな演出力で2時間の間飽きる事はない力作‼️でもそんなに面白くもない‼️

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活動写真愛好家

3.0愛について悩む女性

2024年4月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

恋に恋するような愛を愛するような女性が、恋人について愛について悩んでいる話です。 暗い顔して深刻に真剣に考えこんで話すので、暗い暗い暗い(笑) とにかく、暗いイメージです(笑) そして、あい変わらず、やっぱり、しっかり、眠い(笑) 僕はダメです、この監督(笑)

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RAIN DOG

4.0妙にアントニオーニの様な間合いの作品で時代の先読み感としても凄まじ...

2024年1月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

妙にアントニオーニの様な間合いの作品で時代の先読み感としても凄まじいし、「太陽はひとりぼっち」のファーストシーン(密室)が延々と続くよう。ドライヤーは女性を表現の中心に据えることが多く、絶大な信頼を寄せている。

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kazuyuki

3.5今のところ、いちばん好み

2022年8月21日
iPhoneアプリから投稿

ゲアトルーズをめぐる数々の展開。 彼女の夫、愛人、そして過去の男。 どの人物にも重ねて観ることができる。 そして、彼女は愛した者にしか視線を投げない。 こういうのが分かりやすくていいですね。 あと、人物たちが自分の心情を 正直に屈託なく話すから、観ていて気持ちいい。 奇跡とかより、好きだなーと思っていたら なんと彼の遺作だったのか。 「愛と死」 作品のテーマ、人生のテーマだったのだろう。

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JYARI