ガール・オン・ザ・トレインのレビュー・感想・評価
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エミリーブラント 良かったです。 アル中で 記憶飛ばすのが悪いんだ...
エミリーブラント
良かったです。
アル中で
記憶飛ばすのが悪いんだけどね...
旦那の嘘刷り込みヤバイねっ‼︎
オープナーで
喉元サクサク〜‼︎
さらに
グリグリ〜グリ〜(笑)
馬鹿男殺っちゃって〜‼︎
酒好きを震撼させる一本
エミリー・ブラントさんって、強さや聡明さの中にどことない脆さを携えている感じがする俳優さんですよね。好きです。今回のアル中役も素晴らしかったですね〜。目の死に方や呂律の回らなさがヤバい!脆さ全開でした。
記憶に纏わるミステリーで言うと「手紙は覚えている」「ダーク・プレイス」もそうでしたが、人の記憶や思い込みのなんと危いこと…。そして怖いこと…。
途中で元旦那が怪しいってのは分かっちゃうんだけど、真相が明かされてからも案外短くなくて、現在の妻がグリグリーってやる仕返しが気持ちいい!
しっかし、酒って怖いな…と痛感した映画でございました。ビール片手に観賞がオススメです(笑)
記憶の不確かさと人間の脆弱さ
世間的にはあまり評価が高くないようなのだけれど、個人的にはかなり楽しませてもらったサスペンス・ミステリー。まるで小説を一ページずつじっくり読み進めていくような感覚で物語の内容と事件の真相に少しずつ近づいていく感じとかも良かったし、人間の脆弱さと空恐ろしさみたいなものも描けていたし、最後にはドキッとさせられたし、個人的に好きだった。
ミステリーでは主人公が聡明な謎解きを見せたりするものだが、この映画はヒロインがアルコール依存症で、その頼りない「記憶」を操って物語を紡いでいく。ヒロインさえ何が事実で何が真実かが分からないまま物語が進んでいく緊張感も良かった。私は全くパーフェクトではないこの映画のヒロイン像が寧ろ好きで、不完全な人間が必死でもがく映画も好きだったりする。人間らしくて。
時間軸が大幅に往復する手法は、「記憶」を操る上では必然的だったとはいえ、ちょっとやり過ぎたかも?という気はする。事によっては、物語をただ混沌とさせて分かりにくくしてしまったところもあるし、時間をずらしたことで細部を誤魔化した感も拭えない。ヒロインがアルコール依存症で、冷静に見れば常軌を逸したような行動を見せることがある分、物語はもう少し理路整然としていても良かったような。
アリソン・ジャニーやリサ・クードロウなどの助演も手堅く旨みのある女優さんが支えていて、女優を堪能する映画としても面白かった。やっぱり特筆すべきはブラントの演技。いつもは凛々しく見える瞳からは、生気が完全に抜けて虚ろになり、感情の起伏が激しく、狂気的になったり猟奇的になったり脆く崩れたり挙動不審になったり・・・。感情を大きく使った演技に見ごたえがあり、実力派女優の力量を見せつけられた気分。また個人的には、「ラブソングができるまで」でシャキーラのニセモノみたいな役柄をコミカルに演じていたヘイリー・ベネットがドラマティックな演技をセクシーに演じていて、そちらの演技幅の広さにも感嘆した。今後もっといろいろな作品でお姿を拝見できそうな予感。
男選びは慎重に。
余談だけど、E・ブラントは、ガールなのか?ウーマンでなくて?
なんてつまらない事を思いつつ観たら結構肩透かしを食らった作品。
原作は面白いのだろうと思う。主人公の酩酊ぶりや三人の女が絡む
謎の盲点など興味が尽きないストーリー展開で、他人の悪行を偶然
目撃してしまうヒッチ先生ぽいミステリータッチだ。しかし主人公
の記憶は曖昧だし行動も過激、ちょっとこの人とは関わりたくない
と観客に思わせてしまったことでミステリーの緊張が解けてしまう。
後半の急展開は面白いので、冒頭でグイグイ引っ張ってほしかった。
ヘイリーの艶めかしい雰囲気やレベッカの家庭を守ろうとする姿勢
など女性の多面性が浮き彫りになる中、事態は思わぬ真相に迫るが
エミリーの常軌を逸した行動が多すぎて内容が追いついていかない。
不安定さのコントロールが鑑賞リズムとバッチリ合えば面白いけど、
こちらは泥酔してませんからねぇ。心の傷が理想の妻へ向けられる
という流れもあまり理解できないが、心理ストレスが思わぬ強迫性
で主人公を追い込むのは恐ろしかった。男選びは慎重にしないとね。
(久しぶりに観た気がするL・クドロー。お元気そうで何よりでした)
『ゴーン・ガール』ほどの恐怖感はないものの、時間軸が交差していたり...
『ゴーン・ガール』ほどの恐怖感はないものの、時間軸が交差していたり、ついていくのが最初は大変。
でもそのついていくのが大変なハラハラ感とストーリー展開にドキドキハラハラは増す。
最初は「そんなに電車の速度ってそんなに遅いんだ。」と思っていたものの、主人公がアルコール依存症という事もあり、ゆっくり観えたりしているだけなのかなぁとか、色々細かい設定に考えさせられた。
あとアナとメーガンが別々に映ると、どっちがどっちか最初分からなくなりました。(私だけじゃないと信じたい)
こういう事件って大体不倫だねと思いながらも、案外身近な出来事でもありそうと思うと、ゴーン・ガールと2本立てで夫婦で観ると良いと思いました。(棒)
主人公が再生していく人間ドラマとしても見て欲しい作品
ラストの展開が本当に意外過ぎて、「オチ」の破壊力で圧倒されました。思わず試写会だけでなく、お金を払って2度見てしまった作品です。
本作は、イギリスの作家ポーラ・ホーキンズの、ベストセラーとなった同名小説の映画化。
基本的に、不思議な物語です。アルコール中毒の主人公のレイチェル(エミリー・ブラント)は、毎日記憶がなくなるほどの酒浸りを送っていたのです。そんな彼女が殺人事件に巻き込まれて、容疑をかけられるもののの、何しろ記憶がありません。そして事件が起こる60日前から、少しずつ現在へカットバックされる映像は、彼女が犯行に関わっているのではないかという暗示を、彼女にも、観客にも突き付けていきます。果たして自分は人を殺したのかどうか?主人公が陥る不安に、グイグイと引き込まれていきました。
話のキーとなる「記憶喪失」や「信頼できない語り手」など、ミステリーとしては古典的な手法で目新しさはないかもしれません。単なる謎解きミステリーというよりも、サスペンスといった方がいい作品だと思います。何しろアル中の主人公がどんな暴走するのか予想不能で、ドキドキさせられました。加えて本作で描かれる男女関係のどす黒い情念に圧倒されることでしょう。欲望のままに突っ走る男と女が放つ暗い異様な情念には画面に釘付けとなること請けあいです。
物語は、表題の通り通勤電車の毎朝通勤するレイチェルのシーンからはじまります。普通の光景です。しかし、レイチェルが大きな水筒からストローで飲み干している液体が、あとからアルコールであると分かると、それだけで彼女の異様さを感じることでしょう。しかも、仕事もせずに、日中店で飲み続けて、また元の電車に乗って帰宅するのです。
実は彼女は不妊に悩み、アルコール中毒なっていたのです。夫のトムはレイチェルに愛想をつかし、不倫相手のアナと再婚していました。さらにアル中のせいで仕事も1年前に解雇されていたのです。
レイチェルはいまも別れた夫のトムと追い出された新居へ未練たっぷりでした。用も亡くなったのに毎日通勤電車乗車するのも、同居人に失業したことをバレないようにするためと、沿線にあるトムと暮らしていた、かつての自分たちの家を見つめることが習慣だったのです。その近隣には、若い夫婦が睦まじく暮らす姿も見えていました。しかしある日、その若妻が夫以外の男とキスする現場を目撃。レイチェルは思わず途中下車し、若妻メガン(ヘイリー・ベネット)の不倫をとがめに向かいます。
赤の他人へ、突然「電車から見た」と浮気を責めに行く行動がすでに異常といえるでしょう。ところが駅で下車して夫婦の家に向かおうとするけど、そこから記憶がなくなってしまっていたのです。
気がつくと、帰宅して風呂場で倒れていました。全身にあざだらけで、頭部には大きな傷がアリ、血が流れていたのです。
翌日、メガンが行方不明になったのが発覚します。レイチェルはアルコールのせいで、自分が何をしたのか記憶がありません。しかしほっとけないという理由で、お節介にもわざわざメガンの夫スコットに、彼女の浮気が失踪の理由ではと告げにいくのでした。
間もなく妻は遺体となって発見され、周囲の疑惑の目はレイチェルに向けられます。
メガンは誰に殺されたのか。レイチェルの意識を再現するように、時間軸が現在と過去を往復していきます。最初は大変な混沌に突き落とされる見ている側も、愛憎が入り乱れる男女の真相が明かになるにつれて、すべてが腑に落ちる爽快感を味わえることでしょう。
本作の基本はサスペンスであるものの、伏線としてアル中で家庭も仕事も失ったレイチェルの再生に向けた希望の人間ドラマでもありました。アル中になった自分に自暴自棄となりさらに酒を煽る日々。車窓から見る他人の幸福と自分の惨めさを比べ、むなしさを感じずにはいられないレイチェルだったのです。
それが事件をきっかけに、レイチェルも真剣に酒を断ち記憶を取り戻していきます。すると夫に罵倒されたほど、アル中で狂って狂っていなかったことを思い出していくのです。そのことがレイチェルにとって生きる自信を取り戻すことに繋がっていくのです。
それだけにラストのレイチェルがまた例の列車に乗車しているシーンでは、ジーンと心に響く余韻を感じることができました。いつもとは違った風景に突き進んでいく列車に、希望ある未来を暗示しているかのようでした。
女性心理のか弱さや、清濁を摂受した優しさに、鑑賞後一抹の爽快感を味わえることでしょう。
演技面では3人の主演女優たちによる、個性的な演技のアンサンブルが目を引きました。ブラントは熱演というレベルを超え、人相が変わって見えて、恐ろしいほど不気味さを感じることでしょう。
いまや忘年会シーズンたけなわ。飲みすぎて昨夜の記憶がないという人にぜひ見てほしい作品です。飲んべえのご自身が、いつこんな目に遭ってもおかしくない思うと、ゾッとすること必至のサスペンスでした(^^ゞ
ア○ゾンレビューがあんまし良くなかったので原作未読で鑑賞。確かに突...
ア○ゾンレビューがあんまし良くなかったので原作未読で鑑賞。確かに突然違う人物に切り替わって最初は?関係無いけど部屋を貸してくれてる友達と女刑事が素敵だった ご盛んで横暴なな男の犠牲者 現在・過去・未來形といった感じでそこから立ち直る話だったのか 時代は変わっても妊娠、性にまつわることは中々変わらず、別れて自由でも奔放でも家庭を勝ち取ってもみな不幸である不思議 話の捻りは今一つだと思ったけど色々な女性が出てきてそこが見所なのかな
テーマは共感できるけど、多少ご都合主義
事件のミスリードが上手いしモラハラからの脱却っていうテーマは共感できた。
でも、最後のモノローグが蛇足…
"私たち3人の絆"的な言い回しをしてたけど、女同士の絆で立ち直った訳ではないよね。
キレイにまとめず、各個のストーリーで決着つけたらどうなったんだろうなと思う。
主人公が気を失ってから復活するまでの間、夫が何も手を下さないでいたのが、制作の都合って感じがした。
殺しがばれたんだから、夫としても始末しておきたいんじゃないの?
ていうか、お腹の子が見つかった時点でDNAやられたら一発で容疑者だよね?
主人公のイメージ映像や回想が入り混じる構造は人によっては混乱してしまうかもしれないが、
クライマックスにかけての加速感とかは良かった!
それにしても、夫からモラハラを受けていたと自覚した妻は、真っ先に自分から夫を奪った愛人親子を助けにいくものなのかなあ…
自分へかけられた容疑の釈明とするならば、もっと警察を絡めた方がドラマティックかも?
ほどほどに…
お酒コワイ
あまり話の中には抑揚がないですね。
同じテンションで進んでいく感じ。
あ、登場人物のテンションは下がったり戻ったりしますがw
ドキドキするとか、がっつりとした謎解きという作品ではないですが、まぁミステリーしてた感じはするかなー
見るからにあの男は
片っ端から女と見ればやっちゃう奴
そんなのわかってるけどあのラストはつらいよ。そこをそれでぐりっとしないでよ。
思わず目を背けてしまいました。
いい女がたくさん出てくるのに全く愉快な気持ちにならないけど目を離せない話です
これはこれでいいわけ?なんか気持ち悪いな。 こんなエミリー・ブラン...
これはこれでいいわけ?なんか気持ち悪いな。
こんなエミリー・ブラント見たくはなかった。
アルコール依存症とセックス依存症の人たちが狭いお隣さん同士の中でいろいろやっていた。
メガンの過去の逸話も気持ち悪い。
やっぱり女性は強い!
最初は結構眠気との戦いだったけど、どんどん話に引き込まれていきました。
結局浮気男が悪いってのは免れないのだけど、結婚して、愛していた妻の視線が子供にばかり向けられた時の男の寂しさは自分も経験あるからちょっと同情してしまいました。
世の女性達よ!子供の世話が大変なのはよ~~くわかりますがたまには旦那にも目を向けてやってくださいな。
でも浮気するのはいけませんけどね。最終的には女性には勝てないのです。
怖いけど面白い
彼女がアル中になった訳まで、最後納得できた。
時間が前後して、いつの間にか今になっていたりしたけど、それほど複雑な話ではないので、なんとかついていけた。
俳優さん達の演技が、素晴らしい。
映像も心象をよく反映していて、見応えがあった。
あまり期待して観た訳ではない分、期待を裏切る出来栄えでした。
導入部のリズムは悪いが、いつの間にか話に引き込まれる
ネタバレあり。
ポーラ・ホーキンズのヒット小説『ガール・オン・ザ・トレイン』の映画化作品。
初めは、パッと見レイチェルが怪しい様には見えませんが、徐々に彼女の“異常さ”が明らかになっていきます。“本当だったら”、ありゃストーカーだよねぇ。日本でもストーカーによる犯罪被害者が沢山いますが、ストーカー大国の(失礼)アメリカでは、それ以上なのではないかと。実際に子供を連れ去られかけてもいますが、それでもトムが、なぜ警察に届けていなかったのか・・・?
ほかも謎の登場人物ばっかりなんですよねぇ。レイチェルが乗る列車で、いつもレイチェルを見ているスーツの男とか、結構激しめの正確に思える被害者の夫とか、被害者と親密に見えるセラピストとか・・・。
物語後半になって、レイチェルの記憶が少しづつ戻ってくるのと合わせて、とあるキッカケでレイチェルの“酒乱”の行状が明らかになるとともに、事件の真相も明らかに。いやぁ、なるほどね、そう来ましたか。一番怪しそうに見えない人物が犯人という、推理小説の王道のプロット。見事です。
物語の導入は、あたかもドキュメンタリーで有るかのように、物語の重要な登場人物になる、レイチェル、アナ、メガンの女性3人のモノローグ的シーンが続きます。「リズム悪いなぁ」と思っている内に、物語が進行していって、いつの間にか話に引き込まれましたが、最初から話に引き込んでほしかったな。
でも、ミステリーとしては一流だと思います。良かったです。ただ、タイトルが・・・。今回の邦題は原題風にはなっていますが、定冠詞が有ると無いとでは大違い。邦題だと、誰のことか判らない、「特定の電車に乗った不特定の女性」ということになると思うんですけどね。原題で「特定の電車に乗った特定の女性」と言う事で、まさにレイチェルの事になるんですがね。そこにちょっと違和感を感じました。
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