ガール・オン・ザ・トレインのレビュー・感想・評価
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離婚して精神的に辛いレイチェル(エミリー・ブラント)は通勤電車の窓...
離婚して精神的に辛いレイチェル(エミリー・ブラント)は通勤電車の窓から見える夫婦を自分の中で理想の夫婦にして妄想する。 最初は登場人物が似ているからかレイチェルの行動に謎があるからか置いていかれそうだったけど、途中から1つ1つ繋がるととっても面白かった。 うつろな目のエイミー・ブラントも魅力的です。
面白い
前半、時間軸がわかりにくいです。しかし、半ば過ぎから面白くなってきます。でも。 こんなことありうるかなあ。 あの人を、もっと魅力的な人間に描いた方が良かったんじゃないかなあ。 そうしたら、リアリティが上がったはずです。 妊娠って大きなことなんですね。考えてみれば当たり前なんだけど。
前半はややこしく登場人物の事やその関係がわかりにくかったです^^;...
前半はややこしく登場人物の事やその関係がわかりにくかったです^^; でも中盤以降徐々に登場人物の事がわかり出してから犯人に行き着くまでは楽しめました^ ^ アルコール依存症の主人公が何言っても信じてもらえない設定が良かったです^ ^ アルコール依存症の方は殺人事件に巻き込まれない様に気をつけて下さい^ ^
ミステリーには厳しい。
極上のミステリーを、と思って意気込んで臨んだのだが、肩透かしをくってしまった。 これは明らかに文学の領域である。薄紙を剥がしていくように、レイチェル(エミリー・ブラント)の記憶が戻っていくのと同時に、見ている我々も真相にたどりつく。 ただ、僕の持論として、ミステリーの主人公は探偵役にしろ、加害者にしろ、聡明であってほしい。 今回の主人公はそこがまったくダメで、思いついたらすぐ行動に起こし、物事をややこしくする。また、アルコール中毒という設定を宣伝は巧みに隠していたのも、ミステリーとしての強度を弱めるしかないという判断だったのだろう。 犯人にたどり着いたとき、ここの警察はぼんくらなんやとはっきりした。 テイト・テイラー監督はミステリーにむいていないのか、今回の脚本がダメだったのかまだなんともいえないが、演出は頑張っていた。 レベッカ・ファーガソンは、「ミッション・インポッシブル」のときとは別人のようだ。 ヘイリー・ベネットがいちばん好みだったりする。
エミリー・ブラントが凄い!
アルコール依存症で、泥酔時の記憶がなくなってしまう 主人公レイチェルを、エミリー・ブラントが好演していた。 物語が始まって直ぐは、3人の女性の過去を、それぞれ◯週間前とか、◯ヶ月前みたいな感じで見せるので、初めは少し解りにくい感じはありますが、それが次第に繋がっていくので、終盤はスッキリします。 それぞれが抱える問題のせいで、誰もが怪しく見えます。 何と言っても、エミリー・ブラントの演技が凄く良かった。 アルコール依存症で、泥酔時の記憶がなくなってしまったり、元旦那へのストーキングなど 哀れな女性を演じていますが、これが実にハマってた。 自分の記憶を取り戻したくて始めた禁酒。その禁酒をしてから 次第に明らかになっていく事実は、まぁ〜ありがちなパターンではありますが、それでも面白かったです。 ダニー・エルフマンの音楽も良かったです☆
見ごたえあり
完全ノーマークだったこの作品。だって、宣伝画像が、東欧の暗い女性の物語っぽく見えて、それだけでスルーしてたんだけど、面白いらしいウワサを聞きつけ観賞。 これ、もっとうまく宣伝して、もっと多くの映画館でかかっても良いんじゃないかなのクオリティはあります。 ひとりの女性の視点から、複数の男女の関係するストーリーを時間軸を組み換え、謎と謎を絡め、時にすり替え、様々な手法を凝らして進んで行く。 そもそも主人公の女性の不確実性がミステリー色を高め、とにかく最後まで何が起こるかわからず目が離せませんでした。考えればわかりそうなもんだけど、ミスリードにもやられました。はじめのうち人の繋がりと時間にちょっと混乱したのも罠かと思うくらい。 全体の空気感を守り通した脚本、色合いの見事なカメラワーク、ダニー・エルフマンの音楽と、すべてに満足です。
やっぱり女は恐いシリーズだなー!
事件なのですが、誰が犯人とか考えず、若干フューマンぽく見てました。 心が病んでしまった女性の心情表現がよかったと思います。最後は少し衝撃でしたが、、女性ってやっぱりこわいなー!ってのが感想です。最後のシーン男性はどんな思いで見つめてたのでしょうか。。まだバクバクが止まりません。でも、後味が悪い映画ではないかも?女性にとってはですが。
アル中にならないようにしよう
怖かった!お酒飲んで記憶が無くなることが、ある時期からあるため(ってここで書くことではないのですが)身に沁みて反省モードになりました。怖いよ~。 映画は面白かったし、最後、彼女のすっきりした美しさがとても印象的でした。でも、何よりもアル中の記憶ぶっ飛び状態が目の前に突きつけられました。
もう一度観返したい
2回目も見応え衰えず。 エミリー・ブラントの 化粧の乗りの悪い 顔のアップが映るたび 哀しくて儚いレイチェルに 思い入れずにはいられなくなる。 女性の生きる上での立ち位置について 考えさせられることしきりです。 ……………………………………………………………………… 2016.11.23 TOHOシネマズスカラ座にて1回目 最近、うちの冷蔵庫には 缶チューハイの買い置きが 常に7〜8本はある。 あればついつい手が延びる。 酒飲みたいわけでもないのに手が延びる。 己の足場を失って やり場のない自分を 酒に預けるレイチェルに ひたすらシンパシーを感じた。 エミリー・ブラントの うつろなエメラルドの瞳が 頭の中に鮮明に貼りついている。 薄らぼやけた記憶を映す 光を抑えたカメラは 短いエピソードを徐々にはめ込み 絡まり合う哀しき人間模様を炙り出す。 後味のとてつもなく悪い だけど妙に後を引く 説得力ある演技あってこその 多面鏡のようなサイコミステリーだった。
上質なミステリー。屈折した愛憎が生んだ悲劇とは。
【賛否両論チェック】 賛:最初は訳が分からなかった描写が、物語が進むにつれて次第に1つに繋がっていく様子が見事。真犯人や真実等、ミステリーとしても想像を掻き立てられる。 否:ラブシーンがかなり多いので、その辺りの好き嫌いは分かれそうなところか。 序盤は様々な人物や出来事が目まぐるしく描かれていくので混乱しますが、次第にそれらが繋がっていき、最終的に3人の女性にまつわる恐ろしくも儚いストーリーが明らかになっていく様が、非常に印象的です。 ミステリーとしても秀逸で、真犯人や事件の真相がなかなか読めずに、ハラハラさせられます。最後に辿り着く真相には、思わず身震いしてしまうようです。 ラブシーンが結構多いのが気にはなりますが、ミステリー好きな方には是非オススメです。
題名とイメージが違った。
文芸作かと思ったタイトルとは違ってバリバリのサスペンスミステリーだった。 酔っ払いストーカーオンナと別れた亭主、その後妻とベビーシッターの女性が入り乱れての攻防戦。 絶対犯人はお前だろっ、と思ってたけどまさかこんな結末とは。 意外な結末に納得とすっきりで楽しめました。
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