ガール・オン・ザ・トレインのレビュー・感想・評価
全126件中、101~120件目を表示
テーマは共感できるけど、多少ご都合主義
事件のミスリードが上手いしモラハラからの脱却っていうテーマは共感できた。
でも、最後のモノローグが蛇足…
"私たち3人の絆"的な言い回しをしてたけど、女同士の絆で立ち直った訳ではないよね。
キレイにまとめず、各個のストーリーで決着つけたらどうなったんだろうなと思う。
主人公が気を失ってから復活するまでの間、夫が何も手を下さないでいたのが、制作の都合って感じがした。
殺しがばれたんだから、夫としても始末しておきたいんじゃないの?
ていうか、お腹の子が見つかった時点でDNAやられたら一発で容疑者だよね?
主人公のイメージ映像や回想が入り混じる構造は人によっては混乱してしまうかもしれないが、
クライマックスにかけての加速感とかは良かった!
それにしても、夫からモラハラを受けていたと自覚した妻は、真っ先に自分から夫を奪った愛人親子を助けにいくものなのかなあ…
自分へかけられた容疑の釈明とするならば、もっと警察を絡めた方がドラマティックかも?
ほどほどに…
お酒コワイ
あまり話の中には抑揚がないですね。
同じテンションで進んでいく感じ。
あ、登場人物のテンションは下がったり戻ったりしますがw
ドキドキするとか、がっつりとした謎解きという作品ではないですが、まぁミステリーしてた感じはするかなー
もう一度観返したい
2回目も見応え衰えず。
エミリー・ブラントの
化粧の乗りの悪い
顔のアップが映るたび
哀しくて儚いレイチェルに
思い入れずにはいられなくなる。
女性の生きる上での立ち位置について
考えさせられることしきりです。
………………………………………………………………………
2016.11.23 TOHOシネマズスカラ座にて1回目
最近、うちの冷蔵庫には
缶チューハイの買い置きが
常に7〜8本はある。
あればついつい手が延びる。
酒飲みたいわけでもないのに手が延びる。
己の足場を失って
やり場のない自分を
酒に預けるレイチェルに
ひたすらシンパシーを感じた。
エミリー・ブラントの
うつろなエメラルドの瞳が
頭の中に鮮明に貼りついている。
薄らぼやけた記憶を映す
光を抑えたカメラは
短いエピソードを徐々にはめ込み
絡まり合う哀しき人間模様を炙り出す。
後味のとてつもなく悪い
だけど妙に後を引く
説得力ある演技あってこその
多面鏡のようなサイコミステリーだった。
見るからにあの男は
片っ端から女と見ればやっちゃう奴
そんなのわかってるけどあのラストはつらいよ。そこをそれでぐりっとしないでよ。
思わず目を背けてしまいました。
いい女がたくさん出てくるのに全く愉快な気持ちにならないけど目を離せない話です
上質なミステリー。屈折した愛憎が生んだ悲劇とは。
【賛否両論チェック】
賛:最初は訳が分からなかった描写が、物語が進むにつれて次第に1つに繋がっていく様子が見事。真犯人や真実等、ミステリーとしても想像を掻き立てられる。
否:ラブシーンがかなり多いので、その辺りの好き嫌いは分かれそうなところか。
序盤は様々な人物や出来事が目まぐるしく描かれていくので混乱しますが、次第にそれらが繋がっていき、最終的に3人の女性にまつわる恐ろしくも儚いストーリーが明らかになっていく様が、非常に印象的です。
ミステリーとしても秀逸で、真犯人や事件の真相がなかなか読めずに、ハラハラさせられます。最後に辿り着く真相には、思わず身震いしてしまうようです。
ラブシーンが結構多いのが気にはなりますが、ミステリー好きな方には是非オススメです。
これはこれでいいわけ?なんか気持ち悪いな。 こんなエミリー・ブラン...
これはこれでいいわけ?なんか気持ち悪いな。
こんなエミリー・ブラント見たくはなかった。
アルコール依存症とセックス依存症の人たちが狭いお隣さん同士の中でいろいろやっていた。
メガンの過去の逸話も気持ち悪い。
題名とイメージが違った。
文芸作かと思ったタイトルとは違ってバリバリのサスペンスミステリーだった。
酔っ払いストーカーオンナと別れた亭主、その後妻とベビーシッターの女性が入り乱れての攻防戦。
絶対犯人はお前だろっ、と思ってたけどまさかこんな結末とは。
意外な結末に納得とすっきりで楽しめました。
やっぱり女性は強い!
最初は結構眠気との戦いだったけど、どんどん話に引き込まれていきました。
結局浮気男が悪いってのは免れないのだけど、結婚して、愛していた妻の視線が子供にばかり向けられた時の男の寂しさは自分も経験あるからちょっと同情してしまいました。
世の女性達よ!子供の世話が大変なのはよ~~くわかりますがたまには旦那にも目を向けてやってくださいな。
でも浮気するのはいけませんけどね。最終的には女性には勝てないのです。
回りくどい
主人公がアル中で、映像に記憶、幻覚、妄想が入り交じるし、時系列を弄くってミステリーに仕立ててはいるけれど、結構早い段階で犯人が透けてみえる。
目星がついちゃうとその後の怪しい演出ががチープに感じでしまうし、何故トンネルの時点で…とか、ネタバレになるから伏せるけど、ところどころ行動がおかしく感じる。
みんながみんな良い感じで曲者過ぎて面白いし、最後はまあまあだけど、もう一歩というところかな。
怖いけど面白い
彼女がアル中になった訳まで、最後納得できた。
時間が前後して、いつの間にか今になっていたりしたけど、それほど複雑な話ではないので、なんとかついていけた。
俳優さん達の演技が、素晴らしい。
映像も心象をよく反映していて、見応えがあった。
あまり期待して観た訳ではない分、期待を裏切る出来栄えでした。
プラダの人か~
犯人が全然分からなかった
なんで殺されたのかも分からなかったし
謎解き?の前でやっと分かる感じで
わざとらしさもなく
酒は飲んでものまれるな!
記憶をなくすほど飲むと
自分の本能に忠実になっちゃうから
要注意!!
反省・反省………………
そんな時に信用してる人から
言われた事には疑いもたないよね~
酒飲みの心理をよく利用した
素晴らしい作品です!
導入部のリズムは悪いが、いつの間にか話に引き込まれる
ネタバレあり。
ポーラ・ホーキンズのヒット小説『ガール・オン・ザ・トレイン』の映画化作品。
初めは、パッと見レイチェルが怪しい様には見えませんが、徐々に彼女の“異常さ”が明らかになっていきます。“本当だったら”、ありゃストーカーだよねぇ。日本でもストーカーによる犯罪被害者が沢山いますが、ストーカー大国の(失礼)アメリカでは、それ以上なのではないかと。実際に子供を連れ去られかけてもいますが、それでもトムが、なぜ警察に届けていなかったのか・・・?
ほかも謎の登場人物ばっかりなんですよねぇ。レイチェルが乗る列車で、いつもレイチェルを見ているスーツの男とか、結構激しめの正確に思える被害者の夫とか、被害者と親密に見えるセラピストとか・・・。
物語後半になって、レイチェルの記憶が少しづつ戻ってくるのと合わせて、とあるキッカケでレイチェルの“酒乱”の行状が明らかになるとともに、事件の真相も明らかに。いやぁ、なるほどね、そう来ましたか。一番怪しそうに見えない人物が犯人という、推理小説の王道のプロット。見事です。
物語の導入は、あたかもドキュメンタリーで有るかのように、物語の重要な登場人物になる、レイチェル、アナ、メガンの女性3人のモノローグ的シーンが続きます。「リズム悪いなぁ」と思っている内に、物語が進行していって、いつの間にか話に引き込まれましたが、最初から話に引き込んでほしかったな。
でも、ミステリーとしては一流だと思います。良かったです。ただ、タイトルが・・・。今回の邦題は原題風にはなっていますが、定冠詞が有ると無いとでは大違い。邦題だと、誰のことか判らない、「特定の電車に乗った不特定の女性」ということになると思うんですけどね。原題で「特定の電車に乗った特定の女性」と言う事で、まさにレイチェルの事になるんですがね。そこにちょっと違和感を感じました。
全126件中、101~120件目を表示