マリアンヌのレビュー・感想・評価
全212件中、181~200件目を表示
ブラピは素敵。
それにしても切ない
予告を見た時から、だいたい結末は想像できていた。想像してたけど…それにしても切ない…
一目で恋に落ちて、そのまま幸せな生活を送る。誰もが羨むような物語が前半は続く。そこからの物語の展開は、胸が締め付けられるほどに残酷なものだ。
相手を想うだけでは、どうにもならないことがあるのだと強く感じさせられた。それと同時に、人を愛すことの美しさというのも強く感じさせられた。本来なら敵であるはずの男を愛し、結婚までするほどに。身を呈してでも守った、娘。
このような結末にすることによって、普通の純愛映画よりも、愛の美しさや、愛の力、愛の深さというものを感じられた。
相変わらずブラピの存在感は半端ではなかったw秘密を抱えた妻を持つ旦那の役がやっぱり似合うな〜w
マリオン・コティアールの見せる笑顔は印象的で、記憶に残るものだった。
カサブランカを思い出した!
何とも言えない…
キャッチコピーに惹かれて純愛ものと期待して鑑賞したが、こういう人生を歩んだ人の物語とは…
とにかく人を殺し過ぎ。主人公が強すぎて、殺す度にむしろ喜劇と思えてくる。戦時中とは言え、仲間も犠牲にして殺してるとなると、結末を応援したくはならないなぁ。
国がいろいろ出てきて、主人公が結局何処の国の人かが分からない。ずっと静かーなストーリーでした。恋愛背景からラストは泣けるが、結局は子供と生き残って夢が叶えられて、主人公は幸せな方だと思うよ。
この映画でのマリオン・コティヤールとの共演がきっかけで離婚に至ったブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー。
TOHOシネマズ西宮OSで映画「マリアンヌ」(Allied)を見た。
監督はロバート・ゼメキスなので安心である。
開映直ぐのシーンでパラシュートでモロッコの砂漠に降下してくるブラッド・ピット。
あいかわらずいい男である。
ブラッド・ピットのフランス語は上手くない。
マリオン・コティヤールはフランスを代表する女優らしい。
41歳で身長は169 cm。
スタイルが抜群。
かっこいい女優さんだ。
彼女には夫と子供がいる。
リュック・ベッソンの「TAXi」シリーズ、
「ダークナイト ライジング」、
「インセプション」などに出演していたらしい。
見た映画もいくつかあるのだが気付かなかった。
実生活でもブラッド・ピットとマリオン・コティヤールは不倫関係であるという噂がある。
この不倫はブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの離婚に関係があると言われている。
映画は第2次大戦中のフランス軍レジスタンスであるマリオン・コティヤールと
秘密諜報員であるブラッド・ピットが作戦を通じて親密になり、やがて結婚をするまでの中になる。
しかしその結婚生活は長くは続かなかった。
ラストシーンはハッピーーエンドとはいかない。
上映時間は124分。
若干長いが長さは感じなかった。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
涙が溢れました
“異常な状況下”で結ばれた男女の純愛ラブストーリー
カサブランカで出会った妻は、敵国のスパイ・・・?
昔の映画では“異常な状況下で結ばれた男女は長続きしない”と言われましたが、マックスとマリアンヌの二人には通用しないようです。そのくらい、この二人は愛し合っているんですよねぇ。そう言う意味では、この映画は戦争映画ではなく、完全に純愛物語。話が悲劇的なだけにねぇ、より一層、その愛が光ります。
空襲の最中にマリアンヌはマックスとの子供を生むわけですが、その空襲のシーンは、流石にCG/VFXには定評のあるロバート・ゼメキス監督、なかなか上手く描いています。でも、関心したのはそのCG/VFXではなくて、そう言う空襲の最中であっても、冷静に職務を遂行したんであろうなぁと想像できるロンドンの看護師さんたち。大人の国の大英帝国。いかにも、ああ言う有能な看護師さんたちが居そうな感じがしました。
そう言う看護師の描写は良いとして、ちょっと疑問に思ったのは、S.O.E.のスパイ狩りの作戦手順。この物語では、夫となっていたマックスにその始末を命じる訳ですが、そこまでしなくて良くね?って言うか、勝手に監察担当の方で捜査して、勝手に監察担当の方で始末すれば良くね?スパイと思われる人物の関係者に始末させるのは、大英帝国への忠誠を示させる意図があるんでしょうかね?ただ、スパイ狩りが行われる事を、スパイと思われる人物の関係者に明らかにしてしまうことで、そのスパイ狩り行為が、狩られる対象者にバレてしまう危険性が増加してしまうのでは無いかと思うんでが、どうなんでしょう。そんな危険を犯すよりも、勝手に捜査して勝手に始末するほうが、危険は少ないし、効率的だと思うんですけどねぇ。もっとも、そんなことを言ったら、この作品は成り立たなくなってしまうんですがね。
そころで、この映画の撮影が元で、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの夫婦は離婚したと言われています。でも、不倫の相手と噂されたマリオン・コティヤールにも相手が居ますし、その上、そのお相手の子供も宿してますからねぇ、違う気もしますが・・・。でも、そんな噂があっても、マリオン・コティヤール、美しいです。
サスペンスと純愛
二人の逃亡劇なのかと思い、導入部のカサブランカの作戦が長すぎると思ったが、何と逃亡に至らず終局してしまう。
衝撃的なラスト。
サスペンスの描きかたは周到で、ゼメキスの演出は円熟期に至った。
このところのゼメキスの仕事ぶりは安定感があり、今後も期待できる。
とても良かった
恋愛の関係で相手を信用する必要があるのかと考える。あまり相手を信用するかどうか気にしたことがなく、妻に「信用できない」と言われた時も別にどうでもいいとしか思えなかった。それは向こうの問題であり、信用されていてもいなくてもこっちには関係ない。しかし妻にスパイの疑惑があったら話は違ってくる。本当にスパイだったら殺すように指令が下り、殺すことを拒否するとしたら逃げなくてはならない。そんな切羽詰まったお話でとても面白かった。
ナチの高官を暗殺する場面、空爆を受ける中での出産シーンや、留置場の場面などはスリリングで面白かった。全体的にリアルで抑制が効いており面白かった。
ブラピの結婚生活?
ブラピの表情がすべて
はじめはゆっくりと、しかし、途中からストーリーが急展開。加速していくので、しがみついて見進めていくことに。俄然面白くなっていきます。
砂嵐の車中で愛を紡ぐシーンはこの映画の二人を象徴しているようで名シーンと言えます。この他ところどころいいなと思えるシーンが出てくるのはロバート・ゼメキス監督の力量。さすがですね。
マリオン・コティヤールの様々な表情が素晴らしく、本当の心をわかりにくくしているため、本当に二重スパイなのかどうなのか、ブラット・ピットの愛する人を信じたいという強い気持ち、焦る気持ちがヒシヒシと伝わってくるし、家での疑心暗鬼な気持ちで接するシーンなど、ドキドキ感あり息をのみます。特にラストのブラピの表情は極上の演技力を見せてくれます。これを見れただけで満足でした。
整いすぎてスキのない良品ゆえに、小ぢんまりとしてしまう
"あぁ、いい映画を観た…"と安心して観ることができる、とてもスタイリッシュで上品な映画で、何より若い頃のカッコいいブラピが帰ってきた。とても53歳とは思えない。
しかもヒロインはマリオン・コティヤール。まるで美貌、実力、知名度、キャリア、すべてが揃ったクラスでナンバーワンの男子と女子がそろって学級委員になった感じだ(笑)。どれほどの高い期待にもきっと応えてくれる。
脚本のスティーブン・ナイトは、「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」(2015/原題:Locke)で、トム・ハーディの一人芝居によるワンシチュエーションドラマを構築した。今回も完全にブラピとマリオンの存在感と演技力ありきで、余計な装飾をそぎ落としていく。そんなシンプルなサスペンスをめざしているようだ。
またスティーブンは脚本家として、名画「カサブランカ」(1946)をリスペクトしている。ブラピとマリオンの存在は、ハンフリー・ボガードとイングリッド・バーグマンの再来である。2人は前半、フランス領モロッコのカサブランカで恋に落ちるところから始まる。主人公のレジスタンスがドイツ人の店で、フランス国家「ラ・マルセイエーズ」をピアノ演奏した逸話を、マリオンに"その有名な話なら知っているわ・・・"と言わせたり。
映像はVFXが多用されているにも関わらず、デジタル臭さを感じさせない、クリアで美しい構成、1940年代の戦時下の空気感を完全再現する、セット、衣装、美術・・・名匠ロバート・ゼメキス監督とスタッフのプロフェッショナルな仕事は感心することしきり。
興行記録を狙う他メジャー作品のように、尖がった設定も奇抜な演出もない。あまりにも整いすぎていることが、逆にこじんまりと感じさせてしまうのが、とても残念な良品。もの足りなさをかんじるのは贅沢。
ちなみにスパイ同志の秘匿の婚姻関係というところで、ブラピとアンジェリーナの「Mr.&Mrs. スミス」(2005)が頭をよぎってしまうが、質もテイストもジャンルも似ても似つかない作品。
(2017/2/10 /ユナイテッドシネマ豊洲/シネスコ/字幕:松浦美奈)
切ないラブストーリー
古き良き時代⁉︎の陶酔感
『女優』という職業の存在意義は、と訊かれたら(誰も訊いてくれないけど)、自信を持ってこの映画のマリオン・コティヤールを見てください、と答えます。
出会いのシーンからその美しさに(もしかしたら劇中のブラッド・ピット以上に)息を呑み、銃を撃っている時も、こどもと遊んでいる時も、泣き崩れる時も、ラストの決然とした表情の時も、ブラッド・ピットと同じ距離感で見ているかのような切迫感を覚えるほどの演技力。それでいて美しさは少しも損なわれていない。
ストーリーが斬新でなくても、ビックリするような仕掛けがなくても、多少の齟齬があっても、こんなに魅力的な女優さんが見れたのだから、まっいいか、と素直に納得、満足できました。
もしかしたら監督だって、マリオンの魅力が引き立つことを最優先して、演出・編集したのではないか、とさえ思っています。
ブラッド・ピットも相当に良かったですが、やはり、輝いている女性には勝てないですね。
ヘップバーンが出てる、とかアラン・ドロンが見たい、というだけで映画館に足を運んでた時代があったように聞きますが、その時代の幸福感とはこんな感じなのでしょうか?だとしたら、悪くないですね、この心地良い陶酔感。
全212件中、181~200件目を表示