沈黙 サイレンスのレビュー・感想・評価
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少しでも多くの人に
遠藤周作大ファンとして待ち焦がれていました。原作は2回読んでいますが、ほぼ忠実に丁寧に描いて頂いた点と映画では難しいラストをどう表現するか期待と不安で見守りましたが、胸に迫るもので感謝しています。
スコセッシ監督はこのラストのシーンにかなり試行錯誤があったんだろうと思います。それは原作と繰り返し深く向き合った彼が見出した結末であったと私は納得しました。
スコセッシ監督の熱意は強く心に響きました。音の使い方、拘りも良かったです。
アンドリューガーフィールドや小松菜奈さん目当てで良いのです。若い方々にこれをきっかけに観て頂き何かを強く感じて貰えたら嬉しいです。
わりと忠実
原作自体が大作なので、特に驚きがなかったというのは良い意味で原作に忠実な描写ということだろう。このシーンあったっけ?みたいなのは2、3あったけれど。あと、原作うろ覚えだけど最後の解釈これでいいんだっけ?というのは思った。スコセッシの解釈?
あと、大きな不満は二つあり。
・イノウエが元キリシタンだった背景が抜かれていた
・キチジローの善が序盤で出すぎ。原作では最初はもっと行動が読めなくて得体の知らないやつだったはず。ここは原作ではかなり見せ場だったはずなので単純化されたのはかなり不満
原作を裏切らない
期待外れ
神様やかましい
心に響きました…
片側から見ているようで
心に感じるものがあった
窪塚やイッセーなど日本人俳優が特に良い
興味深い
余計な結末部分。
原作を読んだのが、30年以上前の高校時代、(その頃、「沈黙」は文庫本化されていませんでした。従って、ハードカバーの本を買って、読みました)篠田正浩監督の映画を観たのが、10年程前です。もう、殆ど、話の筋も忘れていたのですが、映画を観ている間、ずっと気になっていたのが、何故、ポルトガル語ではなく、英語なのでしょう、ということです。興行的なことを考えると、ポルトガル語よりも英語、という判断が働いたのでしょうか。英語圏に住んでいない私にとっては、大変、奇異に感じられました。☆をひとつ減らしていますが、その理由は最後の一場面は不要であろう、と思ったからです。荼毘に付される場面を溶暗にして、それで終わりにすれば良かったのです。クローズアップされる最後の一場面にはキリスト教に対する信仰は揺るがなかった、とするキリスト教信者、スコセッシの主張が見て取れます。このような記述は原作にはありません。キリスト教を「是」とするヨーロッパ人の押しつけがましい主張にはいい加減、うんざりします。この場面がなければ☆5個だったのに・・・。個人的にはちょっと残念な作品でした。
沈黙
神の沈黙と人間の沈黙
こころふるわされる
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