劇場公開日 2017年1月21日

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「「とある男の奇譚」程度で終らせておかないと、あまりにもつらく哀しいお話」沈黙 サイレンス 野球十兵衛さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「とある男の奇譚」程度で終らせておかないと、あまりにもつらく哀しいお話

2022年1月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

知的

『マークスマン』からの流れでリーアム・ニーソンさん(危うく“ニーアム・リーソン”と書いてしまうところでしたぁ!)ご出演作品ということで1000円で買った中古Blu-ray購入で観直してみました。
雑談の中でやっちゃいけないことのトップに君臨する“宗教”という物を題材とした映画です。
レビューもそれなりに言葉を選んで書かないといけないと思うのですが。
序盤から「これがええんか!これがええのんか!」と文字通り地獄の責め苦の連続です。
観ている途中で、日本におけるキリスト教迫害の歴史だとか、キリスト教の教えだとかを、さらりと読み流してみました。
難しい!ややこしい!全く理解できない!
そしてあまりにもヘヴィーな内容ですので「とある男の奇譚」という感想程度で終わらせておかないと、後々厳しくなる作品ですね。
“神の沈黙”がテーマだったのだろうと、簡単勝手な解釈をしていますが、最後の最後のカットが、何よりもこの男の生涯ついて雄弁に語っていたような気がします。
そして、そこでやっとこの物語の救いを見た気がしました。
キリスト教的救済については、全く理解できないままでしたけれど。
あれぇ?今回はやけに真面目なレビュー書いてるぞぉ(笑)
この流れからの1971年版の『沈黙 SILENCE』を観て、からの『パッション』をまた観直してみたい気がしてきました。
マゾか!自分!←やっぱりこうでなくっちゃ!

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野球十兵衛、