咲 Sakiのレビュー・感想・評価
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溢れる原作愛に涙
これまで私が漫画原作の実写映画に対して持っていた悪い印象や拒絶反応を、ガラリと変えてくれた作品。
キャラの数が多いにも関わらず、それぞれの完成度は高く、一切の妥協も許さない唯一無二のクオリティ。
カメラのアングルを、各キャラの牌の持ち方や扱い方の表現の違いを、セリフのない時ですら画面上の全員に目を光らせておかなければ勿体ないと感じるほどに各演者が完璧に各キャラを演じきった、その一挙一動を見てほしい。
画面上に、あの娘が生きている。
原作を10年以上愛して応援してきた身としては、実写化の知らせを聞いた当初は吐き気を催すレベルで出来の心配しかしていなかったが、そんな不安を完全すぎる形で裏切ってくれた監督に、心からの感謝を。
ということで、原作を知っていると最高にテンションの上がる、最強の実写化映画です。でもまあどっちが先でもいいレベルで原作に忠実な素晴らしい映画なので、映画を見てから原作でも楽しめるかもしれない…。
「女子高生同士の異能力麻雀バトル!百合もあるよ!」
マンガよりアニメよりダメ
CSとかの一部しか見ていなかったが、やっぱり、アニメとかマンガの方が全然良い。
例に上げると、天江の縮尺が違いすぎる。全体的に棒読みのような気がする。何故、マンガ作品なのに実写を先にする。
牌とパイ
ロン!ツモ!カン!
麻雀まったく興味ないけど、こうやって勝つ!とか駆け引きは何となく解ったので見てて面白かったです。普通にやったら地味になる麻雀にバッと手を広げ見たり、スカーン!と音をたてながら端?に牌を置く?のも見てて格好良かった
色々詰め込んでる感はありましたが原作知らないので普通に人間関係楽しめました。知ってるとどうしても【あれが違う、これが違う】になりますし…
ドラマで全然麻雀打たなかった清澄の部長の活躍、風越の片目部長の目が開いたときテンション上がりました。ベタですけど、そして風越の鬼監督こと佐野ひなこの演技が地獄!素人でも解るくらい地獄!(笑)
咲を楽しめたのは原作を知らないってのも良かったのかなと、2017年に見た映画ぶっちぎり最下位だったあさひなぐが猛烈につまらかなったのは原作を知ってるせいかな…と言うことにしておきます。
それにしても和の制服だけなんか質感が違うというか凄いことになっている!!
阿知賀編も楽しみにしてます。
観て良かった!
アニメやマンガの実写化は駄作が多く、個人的にも興味は無かったのですが、予告編をみて妙なオーラに惹かれ鑑賞。
咲オンリーコスプレイベント若しくは娘の学園祭の演劇を見に行く程度の心構えだったのに、思ったより面白くてのめり込んでしまいました。(ハードルを低くしておいたのでより良く感じたのも否めませんが・・)
和のリボンやすばらの髪型など見た目キツいキャラもいたけど、みんなそれっぽい良い味出していて微笑ましいです。
単調になりそうな麻雀シーンも端折るとことは端折り、見せるところはじっくりと飽きない流れ。能力の見せ方も自然で楽しめました。とにかく個性的なキャラが沢山いるので、もっと観たかったキャラもいたけど、あの尺の中では精一杯だと思います。
前半の宮永照の圧倒的怪物感、中盤から後半にかけて他校選手のがんばり(それも各々のドラマをひっさげて)、大将戦の息詰まる駆け引きと劇的な結末・・。もちろん原作を知っていれば読める展開ですが、劇中の観客と一緒に拍手したくなりました。
新潟ではガラガラでしたが、咲ファンなら観て損はないと思います。
それにしても生死の境をさまよって得た能力が一巡先を見ること・・ってリアルに聞くと吹き出してしまいそうですね。
全く原作を知らなくてもそこそこいける
すごく良い!
感想は、非常に良いです!!
麻雀が好きならオススメです!
出ている女優さんは皆、超美少女です。
有名で、最近活躍している若手女優や、今後有名になるであろう若手女優さんばかりで、豪華です。
よくもまぁこれだけ集められたなという感じです。
作品にあわせて眼鏡をかけたり、髪型をいじったり、目をほそめたりしていますので、作中ではそれほどでもない人もいますが、普段は超美少女です。
だからといって、作品や内容が悪いわけでもなく、なかなかおもしろくできています。(本当に)
最後の大将戦は特に、若手なのに皆非常に良い味出していました。
原作にも忠実です。
麻雀好きなら痺れるシーンもいくつかありました。
観た後の後味もすごく良いです。
麻雀好き、若手アイドル好きであれば超オススメです。
劇中ではしらない女性だと思っていても、ほとんどが知ってる人、又最近活躍してる人なので見る前、もしくは見た後に是非調べてみてください。更に良い印象になると思います。
今作の主人公は最近公開したばかりの映画、「君のすいぞうを食べたい」で主演を演じてる超若手女優さんです。かわいいですよ。
真面目に全然よかった!
跳躍
『咲-Saki-』の実写化計画が発表されたのが2016年の9月ごろ。『咲 実写』という見慣れぬタグがトレンド入りしていたのを思い出します。
私と咲-Saki-の出会いをイチから書くと時間もかかるし、レビューとしてグダグダになると思うので割愛しますが、実写化発表の数ヶ月前に、なぜか、私のなかで咲熱が再燃していました。ですから、実写化の発表は、けして他人事ではなく、「あっ、進撃の巨人実写化するんだ」とか「黒執事ってそういや実写化してたね」とか、そういうふうにかるく受け止められるものではありませんでした。「え!? マジ?」という感じでした。
ときは流れて10月28日。この日は本作の主人公である宮永咲の誕生日でした。各所で例年通り咲の誕生日を祝う動きが見られる中、実写公式は動きます。
11時ちょうどに、ツイッターに一枚の画像をアップロードします。宮永咲を演じる、浜辺美波さんの画像でした。このとき、私のなかでは、(これはイケるのでは?)とかすかに光が見えてきました。ビジュアルが重要視される漫画であり、実写化もそれを気にする声が多かったものですから、浜辺さんの白さ(語彙不足)はじゅうぶんその不安を払拭できるものでした。
その後17時に一気に残りのキャラクター(龍門渕・風越・鶴賀・清澄)を公開していきます。浜辺さんに光を見ても、やっぱり気になるところはあるもので、清澄以外の三校は特別編まで出番がないだけに3ヶ月くらい落ち着きませんでした。特に龍門渕。もとからクセの強い学校ですから、実写化したら「そうなるわな」と思っちゃう。みんなばらばらの衣装(改造制服なのだ)で統一感がなく、髪の色も金だったり銀っぽかったりでカラフル。そして龍門渕の大将をつとめる天江衣を演じるのはなんと(撮影時)10歳の子役! 最近の子役は凄いですからなんとかしてくれるかなあ、と思いつつ、それでもやっぱり不安になりつつ……。(ケド、『衣演じるなら子役連れてこいよ。連れてこれるのかよ』というただ文句をぶつけるだけのツイートをはねのけることはできたのでちょっとすっきりしたり)
そして12月、TVドラマが始まります。
放送ギリギリまで懸念されていた須賀京太郎はオミットされ、咲が麻雀部に足を運ぶのは、同級生である原村和の学生証を届けるためということになりました。(※原作、アニメ1期では京太郎が咲を麻雀部に誘う)
基本的な流れは変わらず、咲は麻雀部の染谷まこ、片岡優希、そして原村和と対局し、毎回プラマイゼロという驚異的な打ち方をみせます。このへんは原作コミックス、またはアニメ、もしくはドラマを見てください。オリジナル回であるドラマ4話を除いて、県大会までの大まかな流れならほぼ総ての媒体で確認することはできると思います。
さて、こっからが映画の感想です。すみません、前置きが長くて。
全国高等学校麻雀選手権大会(インターハイ)長野県予選を映画では撮っています。今宮女子、千曲東、東福寺のちょっとしたキャラクターのちょっとした出番のためのすごい気合の入れ方はファン必見。演者の方々もお疲れ様でした。
カツ丼さんもとい藤田靖子プロ(演:夏菜)の「This Is 麻雀」、和の抱いているぬいぐるみ「エトペン」の盗難カット(その代わり眠っている咲が抱いて離さないので、会場にもっていけない)などオリジナル要素も光り、実写化に否定的な意見でよく見かける「原作にオリジナルを付け足す」もちょっと考えようかなあと思ったり。(まぁ、そういう場合はあれです。「要らない」オリジナルを付け足すってやつだと思います)
そして一番の変更点、天江衣の完全なる邪悪化(という言い方は失礼か)。両親を事故で亡くした衣は龍門渕の家にあずけられるが、衣の恐ろしさに怯えた龍門渕当主によって離れに幽閉されてしまう。学校にも通うが友だちができない。見かねた龍門渕の娘、龍門渕透華は各地から衣の遊び相手を見つける。(これがのちの龍門渕高校のメンバー)
つまり閉じこもってしまった子なんです。あとマスコミも嫌い。外界を拒絶しているかのような、うちに篭っているような子。
最後まで、龍門渕のメンバーを本当の友達だとは思ってはいません。(というかどこか懐疑的になっている)
原作では天真爛漫なこどものようなふるまいからとんでもない攻撃を仕掛けてくる、Sweet lil Devilとでもいいましょうか、いうならロリキャラです。
が、映画の衣、そうはいきません。完全に世界を恨んでます、あれは。
「死ぬときは一人だ」(うろ覚え)は多分映画オリジナルの台詞ですが、一気に天江衣、いや咲-Saki-全体の雰囲気を重くしました。喋り方もアニメとは違い、低く、ゆっくりと、一音一音に思いをのせるような、明るく振る舞う素振りをみせない。天江衣を演じた菊地麻衣さんのご両親。これを見たらどう思うんでしょうか。見終わったあとはぜひ菊地さんの好きなものをプレゼントしてあげてください。
ファンから長野編と呼ばれている部分を今回実写化しましたが、あらためて長野編は衣の解放をテーマにしてるような気がします。
「一緒に楽しもうよ」は原作、アニメ両方ネタにされつつあり、いまさら真面目に語るひとも少ないと思いますが、実写化という新たな、異質な媒体で見ると、やはりこうだよなあと思いました。咲も事情があって家族が分裂し、家にある雀卓を父親が売っちまうかと提案したときに「まだお母さんたち帰ってくるかも」と言って止めています。衣の両親はもう生き返ることはないですが、龍門渕という新しい家族があって、それを受け入れるまでの話。咲は、世界を拒む(または疑っている)衣に、「一緒に楽しもうよ」と提案をする。とてもいいシーンじゃないですか。実写だと衣が本当に恨んでる感もあって、一層それが強く見えました。また、最後の龍門渕の集合シーン。メンバーに囲まれ仲良く歩きだす衣を見送る透華。ここもオリジナルです。素晴らしい。あと、エスコートをアドリブでやるハギヨシ役の玉城さんもさすが。
そして最後、エンドロール。ここで流れる演者さんたちの笑顔。もちろんその中には衣を演じた菊地さんも。みなさん役の格好をしているので、衣がやっと解放されたという嬉しさがこみ上げてきます。しっかりエンドロールまで魅せる系の映画でした。
もちろん様々な不安不満はあります。が、ここで書くほどのものでもないし、それをじゅうぶんに補えるほどの力をこの映画は秘めていました。
ドラマ版が3.0だとしたらこの映画は4.0くらいあります。ドラマ版でちょっと手応え感じなかったひとは、ぜひ映画のほうもご覧になってください。
以上で感想終わります。ありがとうございました。(追伸:映画のディスクを予約しましたので、再度見直して手直しする場合がございますご了承ください)
予想外の麻雀好きはハマれる映画
原作を観た事が無い条件でレビューします。
映画ならではの過程ストーリーを期待してはいけません。
終始団体戦麻雀大会の映画です。
コスプレ風の女子高生達の太ももがかなり(強調した描写なので)気になり、当初「何の映画じゃこれは?」感が強くオタク映画かと思うほど。
しかし、いざ麻雀大会が始まると案外面白かったです。
1チーム5人の4チーム、合計20人が対戦するのですが、その一部が「お前らは週刊少年ジャンプ並みの特殊キャラ設定かよ」(ホントの掲載はヤングガンガンですが)と思わせる女子高生達。
主人公のみならず、この様に個性あるキャラクター達が居て麻雀をするからこそ面白かったのだろう。
不満があるとしたら主人公の最後のアガり役が麻雀好きなら大体解ってしまう事。
(打ち方が打ち方ですので)
主人公咲役の浜辺美波には、広瀬すず並の女優の可能性を感じます。期待してます。
面白かった理由はやはり「自分が麻雀を知ってる」事が繋がってます。知らないと面白みが無いかも知れませんし、「テレビの深夜枠ドラマでいいんじゃない?」と思う人もいるでしょう。(実を言うと大会までの過程TVドラマ版が先にあるのですね。映画観た後知りました。)
同じく麻雀漫画の「アカギ」や「哲也」好きなら楽しめます。
お姉さんとの対戦は?続編が見て観たい。
画面が白すぎるがとても面白かった!!
全くの初見ですが独特のスピード感が非常に癖になり、大勢のキャラも立っていてとても楽しかったです。説明臭くなく状況を一瞬で把握でき、恋愛要素がないのも対戦に集中できて最高です。すっかりファンになってしまい、終わってからすぐに二回目を観たいと思いました。何か最後はガルパンの島田愛里寿のような展開でしたが、まあアリでしょう。続いて制作されるであろう全国大会編も今からとても楽しみです。iPhoneの自撮りのように画面が白いのがとても気になりましたが、パンフレットの写真だと肌を修正できるからか鮮明なのでこのミルキー感は謎です。女の子は髪形やメイクで外見が大幅に変わるので、観終わってから任意のキャストさんの出演に気づいたりしたのも面白い体験でした。個人的にはステルスモモちゃんと右目を閉じている福路先輩が好みでした。主人公チームじゃない他校の子が気になるのもガルパンと共通していると思います。麻雀が分からなくても、ガルパン(繰り返しすみません。)や往年の格闘ゲームの雰囲気が好きな方は夢中になれると思います。年間そこそこの数の映画を劇場で観ていますが、ここまで面白い映画はそうそうないです。劇場で映画を3本観てから同じ日にレイトショーで観ましたが、興奮して全く眠くならなかったです!!
良かったよ
麻雀
原作漫画やアニメなんて存在も知らなかったし、当然ドラマも見てなければ麻雀のルールすらわからないし、出演者もほぼ知らないという状況で、とりあえず若者の青春ドラマ大好きなので鑑賞。
結論からいうと最高のスポ根映画でした。
マジで周りに泣いてる人いたし。
競技の特性上「え?こいつがここで目立つのか!」という不意討ちがやり易いので、それが物凄く熱いアクセントになってたし、メインが長野県予選決勝という凄いか凄くないかよくわからん舞台だったのも結果的に別れと今後を描く上で良い設定だった。
あと5人×4チームというなかなかゴチャゴチャしそうな登場人物を、見事に無理なく描き切っていてその手腕は地味に凄いと思った。
出てるアイドルの子たちもよくこんなに集めたなってくらいの美少女ばかりなので、ヲタクも安心して見られますよ。
騙されたと思って見てみましょう。
でも麻雀の知識があるともっと楽しめたと思う。
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予想外の面白さ
女子高生が麻雀で全国大会を目指すっていう何だか訳の解らない話なんだよね。でもこれが団体戦になってるからスポ根青春ものと同じフォーマットで話が進められんの。
決勝進出の4校、各校5人、合わせて20人それぞれに事情があって、それを抱えながら自分の勝ち負けとチームの勝ち負けを思って、決勝戦を戦う。
自分の高校時代もオーバーラップして「みんな頑張れ」と思いながら観ちゃうね。
各校のキャプテンが渋いのが良かった。鶴賀学園以外はキャプテンが大将じゃないんだよね。エースとキャプテンが別。でもイブシ銀の働きを見せて、それから他のメンバーの面倒もみてチームを支えんの。
唯一大将戦にキャプテンが出場する鶴賀学園は、懸命に5人揃えて出てきた設定で、だからキャプテンがエースを兼ねるの当たり前なんだけど、その設定も良かった。
大将戦の海底と嶺上の戦いは「まあ、なんだかなあ」と思うところもあったけど、武田玲奈の熱演もあって盛り上がったね。
原作やTV版も観てみたいと思ったよ。
リーチせずにはいられないな!
原作は読んだ事がなくアニメシリーズとドラマ4話と特別編しか観た事ないのですがとても楽しめました!役者の子とアイドルの子の演技の差はあれどほとんど気になりません、衣役の菊池麻衣さんは11歳ながら貞子3Dや貞子VS伽椰子で培った物が役だっているのかなと思いました、今回は衣をラスボスとして恐い部分を出そうという事だったので衣の恐さを良く演じれています。
話は変わって髪についてですがほぼ全員が地毛で足りない部分はエクステでちょっと足す程度だったらしいのですがかなりの完成度!上手くニ次元から三次元へのシフトが出来ています。
物語の内容はアニメと同じですがいくつか改変されている部分があり、田中舞と門松葉子がエトペンに酷い事する話がありましたがあれが良い感じに改変されていてとても良かったです、他の改変部分も良改変でとても満足でした!
ひとことReview
原作未読。アニメ・シリーズは全話観賞。ドラマは未観。
なんだかなぁ...内容そっちのけでアイドル達の魅力ばっかり魅せているんだよね。どっかのグラビア映像作品みたいな感触じゃわ。
原作を忠実に描いていたみたいなんだけど、アニメ・シリーズを意識しすぎた映像効果や演出で、なんか萎える。
それ以上にダメなのは、衣役のアノ娘の演技が全然ダメじゃわ。
コレじゃ続編は無理じゃ。っつーか、アニメの続きはぁ?
原作の名場面を忠実に再現
全45件中、21~40件目を表示