ドント・ブリーズのレビュー・感想・評価
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家族を欲す変態じじい
今回は空き巣ではない。老人が寝ている間に忍び込むという無謀な作戦だ。しかもその老人は盲目。音に敏感なはずだから、大きな音を立てちゃいけないのに・・・
鍵を開けようと銃を撃ってしまうマニー。案の定、老人が起きてきてマニーと対峙。「お前ら、何人だ?」「俺一人だよ」。そして、マニーは返り討ちに遭って撃たれてしまう。残されたロッキーとアレックスは息を殺して潜んでいるが、老人は家の中の出口を鍵をかけ、窓を釘で打ってふさいでしまうのだ。そのすきに金庫から金を盗んだロッキー。銃を向けられても黙って過ごすのだった。そして地下室から逃げようとした2人。その地下室には女が一人監禁されていた。金庫の金が盗まれていたことを確認した後、地下室で物音がしてやってきた老人。そして老人はその娘を撃ち殺してしまう・・・
老人は自分の娘を殺されたために女を監禁して妊娠させていたのだ。捕まったロッキーも殺された女と同じように妊娠させると言う老人。冷凍保存してあった精液を注入するという方法なのだ。おぞましい・・・
間一髪で死んだと思ったアレックスが助けてくれるが、そのアレックスもついに射殺。明るくなった外に逃れたロッキーは逃げる。犬と格闘した後、またもや老人に捕まり、家に入ってまた格闘。セキュリティシステムで警察を呼び、またロッキーは逃げ出した・・・老人が死んではなかったというニュースを聞き、ホッとした彼女はデトロイトを去る・・・
続編が出来たそうなので
どんなものかと、観てみた。
元軍人のおじいさん、確かに変質者かもしれないけど、盗みに入った3人が悪いでしょ。
しかも下りると言ったアレックス、あそこで止めておけばよかったものをロッキーのために仲間入り。
最初にマネーが殺されてしまったけど、あそこで出ていればよかったのに、金庫の金に目が眩んだロッキーのせいで巻き込まれ、警察を呼んだら終わっていたのにさらにお金に執着するロッキーのせいで結局出れなくなり、殺されてしまうなんて、あまりにも不運。
なんだかロッキーに振り回されるアレックスが可哀想すぎて、途中から怖いよりイライラ。
アレックスは生き返るはずはなく、続編はロッキーがやられる話かな?逃がさんぞ、と。
目が見えない分、聴覚や臭覚は鋭いものだろう。ただ、最初に廊下ですれ違った時、え?気がつかんの?と逆にびっくりした。ハラハラしたけどさ〜
ホラーとして秀逸なのに結果暴れん坊将軍からの後味最悪
端的に言うと。
エネミー=老人
ヒーロー=侵入者の構図なのですが、
ホラー、スリラーとしては成立しません。
ヒーロー側がやられることに恐怖どころか歓喜しか感じられないので。
実質は正義が悪を撃退する様を応援するだけ。
暴れん坊将軍見てるようなものです。
でも☆4.5なのは、
暴れん坊将軍でありながら、しかしホラー、スリラー映画としての手法、
カメラワークや音楽、映像美(悪魔のいけにえを彷彿とさせるシーンも)は
どれも素晴らしい(多分)という、異様なちぐはぐさがとても興味深いからです。
あと、老人半分敗北みたいな煮え切らないラストも、そのせいで
セブンやミストに並ぶ後味最悪映画に入れようかと思える程なので、
逆に高評価に。
0.5マイナスは侵入者が老人宅に入るとき、音に無頓着だったり段取り悪かったりと、
空き巣の常習犯の描写としてはマヌケなせいで
コントかと思ってめちゃくちゃシラけかけたからそれです。
以下駄文
なぜ老人応援一択でホラー不成立になるか…
盲の老人がその弱点に付け入られ
窃盗常習犯の人間の屑に金銭目的で襲われる話なのね
しかもその金は娘を事故死させられた老人が
せめてもの慰みに手にした慰謝料と知った上で
1人の侵入者の背景として、DV環境から妹と抜け出すための金が必要というのがあったり
また1人の侵入者は盲人を狙うことをためらうなど若干の良心呵責描写があったり
どの侵入者もまだ若く未成熟な人間であったりなど
窃盗(結果強盗になるが)への情状酌量を求め侵入者に感情移入させようとする点はあるけど
どれも犯罪の根拠としては弱く浅ましいため
まずヒーローを全く応援できないのね
一方の老人は
地下に娘を死なせた加害者を監禁し
死んだ娘のかわりにと新しい自分の子供を妊娠させているという狂気的な面があるものの
これは加害者が金の力で裁きを逃れた卑怯者であることに端を発する処置で
出産後の開放も約束していたりと
法的には罪でも人道的には悪とは言い切れない
つまり老人は悪いことはしていないのに理不尽に襲われることになる
となるとヒーローではなくエネミーなのに応援するしかないのね
結果
侵入者側が撃退や殺傷されるたびにスカッとするだけ
逆に老人がやられると不快で
終盤で老人劣勢になったあたりは腸が煮えくり返るほど
特に侵入者女が監禁されかかったところから抜け出し反撃
老人に刑務所で云々と捨て台詞を言うシーン
またその後のほぼラストの老人敗北かと思わせるシーンなどは
セブンやミストに並ぶ後味最悪映画に入れようと思うほど
以上でした…
舐めてた相手が超強い系ホームインベージョン映画
多くの映画レビュアーさんが絶賛している本作。大体のあらすじは知っている状態で鑑賞いたしました。評価の高い作品ですので、ハードルはかなり上がっていたと思います。
結論、面白かった!!!
盲目の老人が住む邸宅に押し入った3人組の強盗。完全に舐めていたその老人は、実はめちゃくちゃ強かった。突如として襲う側から襲われる側になった強盗たち。呼吸の音すら聞き取って攻撃してくる、文字通り息もできないような展開。最初から最後まで全く中だるみなく続く怒涛の展開。映画後半に明かされる老人の正体。たった88分とは思えないほどボリュームたっぷりの映画でした。
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妹と一緒に親元から離れるために金が必要なロッキー(ジェーン・レビ)は、恋人のマニー(ダニエル・ゾバット)と友人のアレックス(ディラン・ミネット)とともに、大金を持っているらしい盲目の退役軍人である老人(スティーブン・ラング)の邸宅に強盗に入る計画を立てていた。周到な計画を立てて老人宅に侵入したが、南京錠を破壊するためにマニーが放った銃声で老人に気付かれてしまう。声を頼りにマニーの位置を特定した老人は、盲目とは思えない機敏な動きと腕力であっという間にマニーを殺害してしまう。老人宅に閉じ込められたロッキーとアレックスは、老人が徘徊する邸宅から脱出することができるのか…。
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本作のような「ホームインベージョン映画」というのはもはや映画の一大ジャンルになっています。
「ホームインベージョン」とは、「家宅侵入」という意味です。「ホームアローン」シリーズが一番有名でしょうか。自宅に侵入してくる強盗を、小さな男の子があらゆるトラップを張り巡らせて撃退するという、腹抱えて笑えるコメディ映画の傑作です。また、「ファニーゲーム」という胸糞映画の代名詞みたいな映画もありますし、近年ではジョーダン・ピール監督の「Us(アス)」というホラーと社会派をブレンドしたようなホームインベージョン映画もあります。「ホームインベージョン映画」と一口に言っても、コメディから胸糞からホラーから社会派まで、実に幅広いテイストの映画を楽しめるジャンルですね。
本作「ドント・ブリーズ」は、ジャンルで言えばホラーでしょうか。老人にバレそうになりながら脱出を試みるのはホラーそのものです。ただ、ホラーのレベルで言えばそこまで怖いわけでもなく、多少の出血シーンや生理的嫌悪感を抱くようなシーンもありますが、ホラー苦手な私でも問題なく観れるくらいの内容でした。グロ描写はほとんど無いので、グロが苦手な人でも安心です。
本作は以前私もレビューを投稿した「サプライズ」という作品に近いように感じます。「サプライズ」は、家に押し入ってくる殺人犯たちを女子大生が逆に殺害していくというホラーとスラッシャーが混ざったような映画です。若くて美人な女子大生が実は訓練を積んだ殺人マシーンで、彼女を甘く見ていた殺人犯たちが次々殺されていく様子は爽快でした。
「サプライズ」では侵入者を返り討ちにする女子大生の視点で物語が進みますが、「ドント・ブリーズ」では盲目の老人に返り討ちにされる強盗の視点で物語が進むという違いがあります。サプライズは悪人に鉄槌を下す爽快感あるスラッシャーですが、ドント・ブリーズは突如として命を狙われる立場になるホラー。シチュエーションは同じなのに、二つの作品は全くテイストが違いますね。
てっきり「盲目の老人超強い」っていう一発ネタの映画かと思いきや、後半の衝撃的な展開とかラストシーンの後引くような恐怖とか、そういう全体のストーリーも良く練られていましたし、しっかり「盲目」という設定が恐怖演出として効果的に作用していたと感じます。
短く簡潔でしっかり怖くて面白い。とてもレベルの高い映画でした。オススメです!
強過ぎる
ベースは泥棒に入った家の主がヤバ過ぎる、有りがちな展開。しかし、主人公や、追われる側が盲目なのはよくあるが、本作は追う敵が盲目。されど、見えてるんじゃないかという位、的確に居場所を察知する研ぎ澄まされた聴力、判断力を持ち、何よりも筋骨隆々で強い。深夜寝てたのに。。ラストも地下に落ちて完全に死んだと思ったが生きてるって不死身か?それより強いのは泥棒の中で良識ある青年。何度も躊躇し、最初から泥棒なんてやらなきゃい良いのに。撃たれたり、ツルハシ?みたいので刺されたり、天井から撃たれながら落ちたはずなのに生きてた!?結局死んでしまうけど。。何故ラスト家主は警察に被害に遭い、泥棒がもう一人いたことを言わなかったのだろう。いつか殺そうと考えているのだろうか。でも自分が監禁していた少女が発見されたらジ・エンドだけど、隠してたから大丈夫か。
まさかの展開でグッと引き込まれる
幽霊系ホラーかと思いきや全然違ってまさかの……
すごく新鮮味が強い作品で、途中途中の展開に緊張感があって見ごたえ満点。
彼めっちゃかわいそうやったのが一番心残り。生き返らせてあげて。
そんなこと、あらへんやろう...
この映画を楽しめるかどうかは、「そんなこと、あらへんやろう」と疑問に思うか?
それともそんな疑問を持たずに、単純にホラー映画として観れるかが、判断の分かれ目かな、と思う。
自分は前者で、もうのっけから、「いくら元軍人でも、盲目の人が、そんな素早く動き回れるわけないやろ?」としか思えなかった。
だって、盲目の一人暮らしですよ?
犬飼ってたって、犬の下の世話はどうしてるの?
盲目なのに、なぜあんなに部屋が片付いてるの?
それに逆に言うと、盲目なら、嗅覚だって一般人より敏感なはず。
なら、賊が息を止めてたって、その賊の臭いで居る事は気づくはず。
観続けているうちに、次々に「あり得ない」と思ってしまう。
そんな気持ちを重ねながら観ていたので、面白さは半減してしまった。
ま、一言でいうと「ホラー映画としては、オモシロくないことはない」って程度かな。
「20年に一本の恐怖」に納得
アメリカ、デトロイトで暮らす若者たちが、家から逃げ出してカリフォルニアに向かう資金を得るために強盗に入る。
家に住むのは一人暮らしの盲目の老人で、娘を交通事故で失った退役軍人であるから、同情すべきはこの老人である。しかし、盲目だから明かりがなくても支障なく動き回り、聴覚を頼りに機敏に攻撃をしかける。しかも的確で強い。聴覚だけでそれは無理なんじゃないか、というぐらいに。
老人の家に侵入したのが、資金が手に入れば強盗はこれで最後にする、という悪事に慣れていない若者たちだから、ビビってるから、彼らの恐怖を我々は共有してしまう。そもそも悪いのは強盗に入った若者たちだったが、老人が強すぎる。
強盗と被害者の立場がいきなり逆転して、そのままジェットコースターのような緊張感が続く1時間半。ポスターの「20年に一本の恐怖」に納得。
音立てちゃダメだ!息しちゃダメだ!
"ドント・ブリーズ" シリーズ第1作。
レンタルDVDで鑑賞(字幕)。
若い泥棒三人組が最後の仕事として侵入した家。住人が盲目の老人だとナメて掛かったのが彼らの運の尽きになるとは…
目が見えない分聴力が凄まじく鋭敏に研ぎ澄まされていて、どんな些細な音も聴き逃さないのだからさぁ大変!
…だけじゃなく、狂悪な本性を振りかざして襲い掛かって来るから堪らない。音を立てられない、息も出来ない。
極限サバイバルの始まり始まり~(泣)。
本作のスタイルを発展させた「クワイエット・プレイス」を先に観たので目新しさはありませんでしたが、相手が人間且つ盲目なことが同作と異なる魅力を醸し出しているな、と…
ホラーの常道をしっかり押さえながら、スリルと興奮を持続させる仕掛けの数々が秀逸で、心が休まる暇も無く、極力息を止めて音を立てないように注意しながら観ました。
※修正(2023/04/21)
バカは死んでも直らない
個人的には侵入された側の退役軍人のおっちゃんには落ち度を与えて欲しくなかったかな。
観ているとまるで侵入した若者側が被害者みたいな扱いになっているのが解せなかった。
“バカは死んでも直らない”じゃないけど、この若者達の行動を正当化する描写(家庭内不破、おっちゃんも普通にやばい人)が妙に癇に障った。
ただ、目の前にいるのに“気付かれない”というのは絵面的にこんなに怖いものなのかと感じた。
全ての演出は出切ったと思っていても、どんどん新しい設定/演出は生まれる。
映画とは本当に長く、多く観てこそである。
怖い!
なかなか面白かったかと思います。
盲目だからといって舐めてはいけませんね。本当に怖かったです。
主人公の子達に感情移入しそうでしたが、元はと言えば強盗するのが悪いんですもんね。気持ちは悪いですが、おじいさんはそこまで悪くはないかと思います。
ラストがイマイチだったかなあ。
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自宅にて鑑賞。(共同)製作・脚本を兼ねるF.アルバレス監督と(共同)製作のS.ライミが、リメイク版『死霊のはらわた('13・“ロッキー”のJ.レヴィも“ミア”で出ていた)』以来、再び組んだ一作。ストーリー自体に目新しさは無いが、ひたすら心拍数が上がる超常現象が出ない犯罪スリラー。俯瞰を多用したあっさり目の冒頭が後半に繋がる。細かい描写の綻びや設定・展開の矛盾は多々存在するが、それらがさほど気にならない程、張り詰めた臨場感ある場面が持続するので、作品に身を任せた方が愉しめる。続篇が現在製作中。75/100点。
・無駄な描写が殆ど見当たらない程、あれよあれよと次々に緊迫したシーンが繰り返される。本作の予算は1,000万ドル未満と云われているが、公開から2ヶ月で1億4,000万ドル以上の収益を上げたとされている。
・ただ違和感を憶える箇所として、S.ラングの“盲目の老人”のシャツにあった血痕の様な染みが中盤以降、消えてしまうし、締め切った筈の屋敷に犬が自由に出入りしたりもする。更に後半車を襲うシーンではドアガラスへの涎等の跡や赤いデイバッグの位置がシーン毎に全く違っており、このシーンでのJ.レヴィの“ロッキー”のズボンにはハサミで開けられた筈の穴が無くなっていたりする。他にもノリやイキオイでは誤魔化しきれない明らかな矛盾点や詰めの甘い描写は枚挙に暇が無い程散見出来、完成度を下げるこれらが大きなマイナス点。
・タトゥーでも触れられたテントウムシのエピソードから別のラストを想像したが、当初は警察が踏み込んだ後も発見されす、囚われた儘となる別のエンディングであったと云う──ただこのバッド・エンドでは救いが無さ過ぎると変更されたらしい。その際のワーキング・タイトルは"A Man in the Dark"であった。
・幕開けのとは裏腹のしっかりしたタイトルコールがラストにあり、エンディングからテロップが重なる描写は、有り勝ち乍ら『パニック・ルーム('02)』のオープニングを彷彿した。ラストには、友人として"Pablito Blois"へ献辞が捧げられている。
・“盲目の老人”役のS.ラングは、僅か13行の科白しかなく、終始視力を制限したコンタクト・レンズにて撮影に挑んだ。暗闇で侵入者を追いかけ回すシーンでは、“ロッキー”のJ.レヴィと“アレックス”のD.ミネット(ちなみにこの二人は12月29日と同じ誕生日である)も瞳が大きく見え、視力が制限されるコンタクトレンズを着用していたらしい。
・上述のF.アルバレス監督、(共同)製作のS.ライミ、“ロッキー”役のJ.レヴィの他に(共同)製作のR.タパート、(共同)脚本のR.サヤゲス、音楽のR.バニョスとリメイク版『死霊のはらわた('13)』の主要スタッフ・キャストが再集結した形となっている。
・製作陣は幾つかの作品に敬意を表しているが、中でもS.キング原作の『クジョー('83)』とオスカーを受賞した『羊たちの沈黙('90)』の二本に大きな影響を受けたとされる。
・監督曰くウルグアイのモンテビデオで育った事により着想を得たとされているが、本作の大まかなプロットは『ブル~ス一家は大暴走!('03~'06・'13)』の一エピソードで、第1シーズン第17話『正義は盲目なり "Justice Is Blind('04・J.チャンドラセカール監督)"』にそっくりである。
・鑑賞日:2016年12月25日(日)
想像以上
劇場でみれなかったからYouTubeでみた。
予告ではそこまでこわそーな感じはなかったしストーリーも複雑そうではなかった。でも実際に観ていくうちに老人の過去とか予告で出てきた捕まっている女の人とか色々とわかってきて老人のやっていることとか結構怖かった。でも最後の終わりかたが納得できん❗警察呼んでから女は逃げたけど報道でも強盗の犯人は二人ってなってたけどなんで痕跡から強盗は三人いたって調べんかったんじゃろうか?
それに老人が倒れてたところって地下室の方じゃなかった?(あまり覚えてない)それなのに地下室が調べられてなかったのが納得できん❗(報道の内容から推測
調べられてたら老人捕まるはずだから)
あと最後の犬が滅茶かわいそう、車のなかに閉じ込められたから
スポイトと重火器による自己防衛は当然の権利
アフガンで盲目になり、帰国。祖国にはオヤジの帰りを待つ小さな娘がいた。
負傷退役オヤジへの寄付キャンペーンでお金の心配は無くなり、残された娘と慎ましく暮らしていたオヤジ。しかし、どっかの金持ちのバカ娘がパパからもらったジャガーだかなんだで、オヤジの可愛い娘は轢き殺されてしまう。
これは怒っていい。
復讐と清算、人生の再スタートのため、ここで禁じ手のスポイト人工授精。平然と「俺ちんこ、突っ込んでないからレイプじゃないもんね」と言ってのけるオヤジ。こいつはキテる。でも大事な、ただ1人の家族、可愛い娘を殺されたらそんぐらいするね。ベン叔父さんだって「大いなる力(金)には大いなる責任が伴う」て言っていたじゃあないか。
さて、今度は現代に蘇ったボニークライドのお話。(?)
不幸によって狂気に走るオヤジの知らぬ間に、「あのオヤジは寄付で百万ドルを手に入れた。」という噂が広まっていました。
それを聞きつけた彼氏気取りのバカ男と、妹との新しい生活を夢見るアホ女がオヤジの家へ一攫千金を狙って侵入するのでした。
はいここ、超ポイント。
他種多様な文化的背景を持ち、銃による自己防衛が当たり前のアメリカにおいて、不法侵入などすれば、通報又は銃火器による自衛は当然で、ましてや頭のネジが外れた、アフガン帰りオヤジが反撃しない訳がない!ということで当然のように反撃にあうボニクラだったが、やはり目が見えないというアドバンテージは大きいらしく、結局オヤジは押し込み強盗に家で襲われ反撃しただけでお縄になってしまう。(娘を産ますくらい許してやれ[ゲス顔])
何ということか。アメリカでは弱者は生きては行けないのか。特に障害を持った方(色々)は。慎ましく生きて行くこともできないのか?いや、ちょっとぐらい欲ばってもいいじゃないか。若いんだから減るもんでもないだろ(ゲス顔)
僕は完全敗北した怒りのアフガンオヤジを思うとなんだかスッキリしないのでした。(笑)
ヘェ〜怖いじゃん
舐めた若造集団が強盗した家の主が、ヤバかったという
ありがちなプロットだが
この話の面白い所は、そのヤバい奴の設定が退役した盲目の軍人だという事だ。
序盤では目が見えない老人に対し、優位に動いていたかに見えた。しかし、電気を消されて視覚を奪われると、立場が一転する。人間はほとんどの情報を視覚に頼っているがゆえに、急にそれを奪われると盲人と比較して恐怖感が増して身がすくんでしまう。
また序盤でぞんざいにしていた番犬に最後まで苦しめられたりとツメの甘さもスリリングさを増している。助かったと思わせておいて助からない
絶妙な意地の悪さもストーリーのスパイスだ。
この映画、間違いなく真夏に見るべきホラーです。
シジィが怖い!
そんな映画です。はい。
初めに強盗側の盗まなきゃならない事情を描いておいて自業自得感を出さないようにしてあるので良し
というかそんなことがどうでもなくなるようなジジイの異常な狂い方!
娘を失っておかしくなったのだとは言え、狂ってる!
そして、音だけで追い詰められるスリル!
ハラハラしながら見応え充分!
(まあ、逃げてないでもうとっとと攻撃すればいいのにとも思わなくもないけど…そんな余裕無かったんだよね、うん)
もう少し盲目なのに凄い!感がほしい気も…(まあすでに恐ろしい状態だし、それ以上はリアリティに欠けるか)
やっぱりヒロインが生き残るのは王道ですなぁ
登場人物が必要最低限しかいないので分かりやすいし、有名な役者じゃないのもやっぱりいい(ホラーやスリラー映画はこうでないと)
とにかくハラハラドキドキしながら見られるスリラー映画!
シジィ生き残ってるなぁ~
監禁してた女性居なかったから、英雄的扱いになっちゃってるし…
続編は前日談なのかそれともあのヒロインとの因縁か…
続編も見るねぇ、こりゃ
全101件中、21~40件目を表示