劇場公開日 2017年8月26日

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関ヶ原のレビュー・感想・評価

全366件中、201~220件目を表示

3.0眠くならないけど、つまんない。。。

2017年9月5日
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鑑賞方法:映画館

印象が選択できない。
何がつまらないのかも不明。
期待し過ぎました。。。

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gon

1.5真っ直ぐすぎたその生き様。淡々と語られる歴史絵巻。

2017年9月5日
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悲しい

単純

寝られる

【賛否両論チェック】
賛:乱世にあって己の正義を貫くために、あまりにも真っ直ぐに生きた石田三成の不器用な生き様を、その人間臭さも交えながら、重厚な雰囲気の中で描かれていくのが味わい深い。
否:かなり早口で、何を言っているか聞き取れないセリフが多い。登場人物も多く、勢力関係も予備知識が必要不可欠で、淡々と進むストーリーも教科書のようで退屈か。

 原作が司馬遼太郎さんというだけあって、かなり重厚でダイナミックな時代絵巻に仕上がっています。劇中でも、
「将の上の将になるには、純粋すぎるやも知れぬ。」
と言われていた通り、戦国時代を生き抜くにはあまりにも愚直で、何事にも義をもって貫こうと戦い続けた石田三成の姿が、雄々しくもどこか切なく描かれていく様子が、観ていてグッときます。
 しかし逆に言うと、まるで歴史の教科書を読んでいるかのように、関ケ原の戦いまでの過程が淡々と描かれている印象なので、興味がないとかなりの高確率で眠くなってしまいそうです(笑)。セリフもかなり早口で難解なのも難点です。
 良くも悪くも歴史の好きな方向けの作品と言って、間違いなさそうです。

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映画コーディネーター・門倉カド

4.0この映画、大筋で支持します。

2017年9月5日
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鑑賞方法:映画館

なるほど、新解釈とするにはあまりにも疑問点が多々ある。女忍者の仕事っぷり、弩や朝鮮式大砲などの武器、左近の最後、金吾の本音、、、。それに、抜け落ちすぎている戦前戦中のエピソード。だから評価が低いのだな。
しかし。そもそも2時間のなかに「関ケ原」を描こうとするのだから無理があるのは当然なのだ。要は司馬遼太郎の原作のどこを拾ってつなげ、クライマックスの合戦に持ち込むか、だ。
まあその点でも余計な描写はあったけども。特に女忍者は否定的なご意見が多いのだろう。いたところで男だ。お伽の相手もする男のはず。
だけど個人的には、そんな犬(忍者)にさえも筋を通す三成を描いたおかげで彼の堅物すぎる正義が際立ったと思う。
乱暴な言い方だが、最後に関ケ原にいたるまでの三成と家康の将棋のような政治的駆け引きを知らない人は、この映画を観る前に予習しとかなくちゃダメだと思う。じゃないと話に乗り遅れるばかりだ。猛スピードで走りゆく、たった2時間しかない映画に描かれない部分は、各自の知識で脳内補完するしかないのだから。

配役の妙には恐れ入った。
監督の表現したいキャラクターを、各役者が見事に体現している。左近を筆頭に、刑部しかり、清正しかり、正則しかり、ねねしかり、維新入道しかし。方言を用いるため、ややセリフを聞き取れない部分はあるものの、その分ありあまる個性と緊張感が伝わってきた。
なにより役所演じる家康の、抜群の家康らしさといったら、憎らしすぎて嬉しくなった。そのひねくれ具合が、アンチ家康の歪んだ心理ならではなんだが。

これまで幾度も映画やドラマで取り上げられてきた「関ケ原」。この解釈は大いに評価されるべきと思うがどうか。
ただできれば最後に、干柿を断って「燕雀いずくんぞ~」のエピは入れて欲しかった。じゃないと、三成が戦場から逃げた理由が伝わらないよ。

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栗太郎

1.5☆☆ とにかくおぞましい作品でしたね。 いや、いいですよ!ひたすら...

2017年9月5日
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☆☆

とにかくおぞましい作品でしたね。
いや、いいですよ!ひたすらリアルを追求する姿勢。

黒澤時代劇もある程度リアルを追求したから、アレだけの名作になった訳だし。
でもですね。往年の東映時代劇等を観て、「時代劇たのしいな〜」と、思えば思うほど、時代劇特有な様式美が大事だと気付く訳ですよ。

世評の否定派では、セリフが分からない…って意見が圧倒的に多く。確かにそうなんですが、それ自体は何とも思っちゃいません。
過去には溝口の『元禄忠臣蔵』とゆう、セリフをリアルにした結果、さっぱり何を言っているのか理解出来ない作品は有りました。
でもね『元禄忠臣蔵』には作品全体の品格が半端無かったんですよ。
ところが『関ヶ原』には、作品全体に漂う品の無さ…がもう全く耐えきれない映画でした。

※ 1 昔、今村昌平は小津安二郎に「君の映画には汚い人しか出て来ないね」言われたとか。
その答えとして今村は、「それならば俺は、徹底的に社会の底辺の人間を描いてやる」と思ったとか。
結果今村の作品には、汚い生活をしながら生きる人間であっても、人の本質の美しさを生涯をかけて描いていた。

少なくとも私にとって『関ヶ原』には、その様な品性が私には感じられ無く。ただただ気持ち悪さしか感じられなかったのでした。

※ 1 何を持って過去の人の作品と比べるんだ?…って話ですね。
作品をアレコレと考えている内に出て来た思いを、勢いで書いてしまいましたが…。

2017年8月28日 イオンシネマ板橋/スクリーン8

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松井の天井直撃ホームラン

3.5太閤に、過ぎたるものあり?

2017年9月4日
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悲しい

 義を掲げ、利に走るのが、人の常。それでも、義を貫く石田治部の潔さ、しかと見届けました。
 原作未読なので、先入観なく楽しく観てました。残念なことに、私、石田の治部様も、三河の権現様にも、会ったこともなければ、話したこともないので、想像するしかないんですが、御両人、人を惹き付ける何かを、お持ちのようですね。ただ、義を執るのか、利を獲るのかが、運命の分岐点になったようです。
 寝首を掻いたところで、三日天下の逆賊扱いされることは、身をもって学習された御両人。大いなる義をもって事に当たるのは、結構です。ただ、私としては、人が人を殺し合うことでしか、大儀を示せない時代の雑兵には、生まれ代わりたくないものです。壮大な合戦とは、壮絶な殺戮でしかない。スクリーンが、そう言ってました。
 確かに予備知識がないと、"?"の連続かも。でも大切なのは、史実と違うとか、原作とのズレを嘆くことで、過去にわだかまるより、私達が、未来に何を伝えるかでは、ないでしょうか。何を伝えるかは、御見物の皆さまに委ねます。
 さて、監督さん、次回作は、応仁の大乱どうです?。今、ブームです。前売り券と、西陣織の巾着の豪華セットを限定販売…っていくらするのよ!?。

追記
 「クライマーズ ハイ」もそうですが、監督さんのセリフまわし、言葉を伝えるのでなく、現場の空気を伝えるもののようです。それと上方の人が、薩摩の方言を理解出来なかったのは、ウソではないと思います。現場の混乱と狂躁から歴史は創られる、そんな監督さんのスタイルに、ご理解頂けたら幸いです。

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機動戦士・チャングム

2.5・・・

2017年9月4日
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今一つ、理解できなかった。

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ムーミン

1.0「三成と家康以外わからへん」「歴史好きな人は面白いの?」

2017年9月4日
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鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

「三成、家康以外わからへん」
「歴史好きな人は面白いの」
 近くで見ていた女子大生二人組の感想です。
 これがこの映画のすべてです。

 とにかく脚本が悪い。
 「関ヶ原」で有名なエピソードが、殆ど抜けている。
 「伏見城落城」「小山評定」「関ヶ原の前哨戦(島津との確
  執)」「秀忠遅延」「秀秋への鉄砲督促」「島津の撤退戦」
  等々、丁寧に綴れば「三成、家康以外わからへん」ことは
 なかったはず。

  忍者のエピソードは必要?これを整理すれば十分余裕があっ
 たはず。

  又、クライマックスの合戦シーンもお粗末。
 たらたらとしたゲームのようなシーンに、眠気さましの大砲。
 「スーパー戦隊」シリーズのほうが、マシ。

 「歴史好き」もそれ以外のかたも楽しめない。

 涼しい所で2時間半過ごせる以外は、苦行。

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ポコダ・クラブ

2.5戦のシーンは迫力あった(^^)b

2017年9月4日
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鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

意外と忍びがピックアップされてて、少々リアリティに欠ける。
逆に戦のシーンは、人を多数投入して迫力の映像になってた(^^)b
そして、長槍の使い方も“突く”のではなく、“叩く”という新しい使い方の解釈を採用してて、この辺はリアリティ有り(^^)b
戦国時代好きなので、個人的にはリアルな戦のシーンが見れて満足です(^^)b

ただ、登場人物が多くて、長い上映時間とはいえ誰が誰だか覚えられん(;´Д`)
コレは誰だっけって思ってるうちに終わっちゃいました…
この作品、日本史が苦手な人には、ちょっと難しいかもね~

ってゆーか、伊藤歩と中越典子がなんかゴッチャになって、あれ?あれ?って…
この二人、似てないですか?(^_^;)

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n.yamada

1.0期待外れもココまで来ると…

2017年9月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

役所さん、岡田さん、平さん・・・の演技力は光ってますが、
しっかりした原作があるのに、ど-したらこんな駄作になるのか
悲しくなるほど信じられません。
本当に20年近く構想を温めて来たのでしょうか?
二部作にしてでも丁寧な製作をして欲しかったです。

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らんまる

4.0難しいながらも!

2017年9月4日
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鑑賞方法:映画館

恥ずかしながら事前学習なしで鑑賞して、見事に玉砕してしまった久しぶりに猛省した映画でした。
忍びの国などはエンターテイメント性があり、気軽さを持って見ることができましたが、関ヶ原はいままで見てきた邦画の中でも実直、誠実、泥臭さを感じさせられ、見たあとに歴史はすごいもんだと改めて感じました。

発せられるセリフの早さと独特の言い回しにおわれるばかりで、画のスゴさや演出の後味を感じることが二の次になってしまったのが悔しかったです。

もう一度見て、今度は映画ならではの差迫力や画面の隅々まで楽しみたいと思いました!

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AZS59

4.0ボチボチ

2017年9月4日
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鑑賞方法:映画館

単純

石田三成をメインに据えたのは、チョット目新しい
合戦シーンは実際はあんな感じらしい
ストーリーは史実をあまりねじ曲げられないので、むつかしいか
イマイチ感は有る

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daikokumai

3.0情報量が多く頭が追い付かないっス… セリフが速く、難しい言葉、登場...

2017年9月3日
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情報量が多く頭が追い付かないっス…
セリフが速く、難しい言葉、登場人物が多く誰が誰だか…これが3時間弱。

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マサロック

2.0脚本&監督の力不足

2017年9月3日
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鑑賞方法:映画館

原作未読でそこそこ歴史的内容は知って鑑賞。話をすすめる事に一緒懸命で観客そっちのけ。
登場人物が多すぎるのは仕方ないが、誰がどの役なのかが頭に入ってこない。
最初に登場した段階で名前が出たとしても、一度紹介されただけで顔と名前が憶えきれない。
もう後半の戦いに突入すると、どちら側の人間が喋っているのかも理解できない。誰かどちら側の人間なのか理解出来ないので感情移入もできない。

豪華役者陣は大変頑張っておりましたが、、残念すぎる映画です。

この映画の一番の重要と思われる、大谷刑部陣がやられた事をしった、三成の咆哮ですら、なんの感情も揺さぶられない。しかも咆哮する三成アップするならともかくカメラ上空に引いて行かれては表情もつかめない。
多分岡田君がすごくいい顔してたはずだよ、あそこ。

主役である三成にすら感情移入する場面が乏しいすぎる。

大した仕事もしない謎の女忍者の場面全部削って他の登場人物にも少し時間割けよと思う。完全いらない登場人物。

あとセリフ何言ってるのかわからない場面が多すぎて困る
そこは最低限クリアしないと
せめて字幕とかつけなさい

役者さんの頑張りに☆2つです

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TRINITY

3.5壮大な時代劇だが・・・

2017年9月3日
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戦国の昔の言葉が解りづらいうえに早い台詞回しで尺を稼ごうとするあまり、ほとんどのアクターのセリフが聞き取れず理解できなかった。非常に残念な作品。

内容が良かっただけに勿体ないと思う。字幕付き上映もありかもしれないです。

戦国時代のメインの武将だけでなく相互に複雑に絡み合うサブ的な武将の活躍が観れたのは良かったですが・・・。

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タイガー力石

2.0豪華キャストの駄作

2017年9月3日
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史実や原作の筋の説明に精一杯で、人物の心理や内面の描写が全くおろそか。有村架純のくの一になぜ石田三成が恋したのか?小早川秀秋は何を迷っていたのか?観客の理解は置いてきぼりでとりあえず話は先に進んでいく。そもそもセリフが早口で何を言っているのかよく聞き取れない。豪華キャストにも拘らず、心に何も残らない映画でした。

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美濃源氏

4.0つわものどもが夢のあと

2017年9月3日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

難しい

鑑賞前の方々に注意書き。
原田眞人監督作品のレビューでは毎回書いてる
気もするが、字幕が欲しいくらいにセリフが速い。
しかも言葉は(多分)戦国時代そのままなので、
正直ところどころ言葉の理解が追っつかない。

おまけに僕はそんなに歴史に詳しくもない。
ザックリとは合戦の経緯を調べていたからまだ
良かったが、全くの予習無しで観るのはオススメしない。
逆に――
各人物の背景や合戦の経緯を知る人ほど本作を
楽しめると思うし、本作をフルに楽しめたら
無茶苦茶に楽しかったろうと悔しく思う。

しかし、それでも面白い!
セリフもカットも大量かつ高速テンポ、
おまけに言葉も当時のままというのは、
観客もそれなりの集中力で挑む必要があるが、
ハマればまさに歴史の真っ只中に放り込まれた
ようなリアリティと緊迫感を感じることができる。

...

物語は大きく3部構成。
秀吉の死の前後で三成・家康らの関係を描く序盤、
互いの勢力を奪い合う智略合戦を描く中盤を経て、
終盤1時間、天下分け目の大決戦へと雪崩れ込む。

序盤~中盤は前述通り難易度が高いが、
万を持しての関ヶ原の合戦は流石の見応え!
槍で刺さずに押し合いへし合い2mの距離から
射たれる火縄を木盾で防ぎ頸や太股の動脈を
掻き斬り馬乗りになって殴り合う、ケレン味より
リアリティを重視した、泥臭く混乱極まる合戦模様。

弩(いしゆみ)で敵を次々射ながら進むシーンや、
敵味方が入り乱れる戦場のド真ん中を、将たちが
火縄や弓で狙われつつ馬を駆るシーンなど、
ヒリつくような緊迫感のある演出も新鮮だ。

...

だが、最後の戦いが盛り上がるのはやはり
登場人物が魅力的に描かれているからこそ。

徳川家康の狡猾さはまさに“狸”(体型も)。
同情し、賞賛し、媚び、脅し、天下獲りの
為にあらゆる顔を使い分けて相手を化かし、
自分の“手駒”として引き入れようとする。

対する石田三成の行動基準は常に『義を貫くか否か』だ。
嘘で相手を籠絡(ろうらく)することや、
夜討ちなどの卑怯な手段を彼は極端に嫌う。
戦に勝つ為に必要だと諭しても『正義を
持って勝たねば意味がない』と聞き入れない。
その実直さが多くの将を惹き付ける魅力であり、
一方では「こいつは勝ち戦を逃している」
と疎まれる理由でもあったのだろう。
劇中の言葉通り、三成の生き様は純粋過ぎた。

そんな三成を支える島左近が漢気溢れまくり!
三成の良き理解者だが、清濁併せ呑むだけの
器量がある。血気に逸(はや)る三成を諌める
冷静さもありながら、いざ戰場に出れば
鬼気迫る強さを見せるというシブ過ぎる男。

他全員については書ききれないが……
身分や素性に拘らず“生き方”で人を見る
三成と互いに心を惹かれていく忍・初芽、
家康の冷徹さと三成の熱さとで揺れる小早川秀秋、
病を押して戰に臨み、盟友の心痛をも気遣った大谷刑部、
卑怯者だが最後に命懸けで“やりたいこと”をやった赤耳、
忘れ難いキャラクターは数多かった。

...

終盤で印象的だった言葉……『大一大万大吉』。
ここでの”大”は天下の事を意味しているそうで、
『一人が万民の、万民が一人のために尽くせば、
天下が幸福になれる』という意味なのだとか。

……まったく、どこまでロマンチストなのか?
三成の語る正義はまるで僕らが幼い頃に
憧れた古き良きヒーローのような正義だ。
いつかは憧れていたが、歳を重ねる内に
「世の中そう単純なもんじゃなかったのさ」
と自嘲気味に笑いながら諦めてしまった正義だ。

実際の世の中は非情である。
正義が勝つのではない。勝者が正義である。
家康のように勝者が敗者を悪し様に書けば、
それがそのまま正史として後世に伝えられ、
傍目には善か悪かの単純な図式としてしか
見られなくなる。それが戦の常である。
(家康が知略を尽くしてもぎとった勝利も、
 その後300年の太平を思えば決して悪ではない)

だけどやっぱり……
実際の三成が本当にこんな人物だったのなら……
彼の、甘っちょろくて、そして優しい夢が、
非情な世の中でどこまで通用するのかを
見てみたかったとも思う。

...

つわものどもが夢のあと。
そう芭蕉が詠んだのはまた別の戦場跡らしいが、
関ヶ原合戦場は今現在も野っ原のままだそうな。
あれだけ熱く生きても、残るは夏草ばかりとは、
人の夢とはまったく儚いもの。

だがこうして姿形は消えてしまっても、
彼等の想いを忘れまいとした人々が物語を
語り継ぎ、その物語がこうして何百年後の
人々をも惹き付けてきたという事実には、
なんとも不思議な感慨を覚えずにいられない。

<2017.8.26鑑賞>

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浮遊きびなご

1.0歴史好き以外にはきつい

2017年9月3日
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鑑賞方法:映画館

この時代の歴史に精通しているひとなら、おもしろいと感じるのかもしれませんが、少なくとも歴史を教科書でやった…くらいでは理解できないと思います。
言葉も理解しにくいものが多々あり、それに訛りが加わればほとんど異国語です。
重厚な感じをだすためとはいえ、全体的に暗い。
日本人なら関ヶ原の結末は誰もが知るところ。
後味の悪いラストは、やはり後味が悪いまま…。
冒頭筆者と思われる人物が登場する部分があり、時折入るナレーションも恐らく筆者となれば、最後ももう少し絡んでもよかったのではないかと。
原作は読んでいませんが、映画の方は結局この作品が伝えたかったことが全く伝わってこず、周りの人もちらちらと時間を気にする素振りが見られ…。
エンドロールとともに、一斉に席をたって帰っていく人たちに苦笑。
よほどの歴史オタク以外は、観賞時間が苦痛な時間となるかもしれません。

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シナモン

3.5事前学習が必要

2017年9月3日
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映画『関ヶ原』を見て来ました。評判はイマイチですが、それなりに見所もありました。
ただ、前半はいささか詰め込みすぎでしょう。映画だけでは理解するのが難しいと思います。大河ドラマの黒田官兵衛や真田丸の話を思い出しながら、話を繋げるという行為が必要になります。予備知識がないと苦しいと思う。有村架純は、まぁ余分でしたね。

石田三成が敗れ、城の前で縄につながれている時に、前を通りかかる三人の武将、福島正則、黒田長政、小早川秀秋の対比は面白い。黒田長政はさすがですが、福島正則ってあの程度人物だったのでしょうか。

岡田、役所の主演の二人を除けば、平岳大の島左近が印象的な役どころでした。
評価は☆☆☆と半分です。

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エンドルフィン

4.0感想「

2017年9月3日
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鑑賞方法:映画館

関ケ原は原作を何度も読んでいて、CMで上映されるのをみて、あの長い小説をどのようにやるのかと、たのしみにしていました。
感想から言うと、演出や戦闘シーンは割と迫力があって、部隊ごとのぶつかり合いは面白かったです。関ケ原という地域に15万の人間がぶつかったようなシーンはないので、そのあたりは見れませんが、ここ10年あまりの NHKの大河の 少人数の駆けあい で済ますような表現ではありませんでした。
原作を無視して、恋愛表現を思いっきり取り入れて、拍子抜けする作品が多い中で、そのようなシーンもだいぶ抑えてあり、目障りになることもなく まだ良かったと思います。
ただ、原作が文庫で上中下の三冊の作品なので、映画では登場人物の感情や思いが、ほとんど表現できなく、時間的な流れも判りずらく、見てる途中で「こりゃ詳しくない人じゃ内容は楽しめないだろうな」と思っていました。
原作では、登場人物がおおく、それぞれに司馬さんの皮肉と面白みが入っていて、それぞれに人間くさいところが面白いのですが、映画では、二・三人の主要メンバーに それが少し表現されているだけなので、どうしても2時間程度では省かれてしまっています。
私はどうしても原作表現が好きで、原作と映画の差で評価をする者なので、かなり偏ってしまいますが、映像作品として楽しめました。
人に勧める作品かというと、原作を読んでくれる人。かなり限定した人にしか進められないと思っています(周りに勧めれる人いないので)

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いぬ

1.0上映時間長過ぎ

2017年9月3日
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分かってたことだけど、長過ぎて眠たくなった。
俳優陣は素晴らしいんだけどなぁ。。。

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梵くん