映画 夜空はいつでも最高密度の青色だのレビュー・感想・評価
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日常の中での小さな幸せを見つける映画
日常の世界の色んなところで、戦争や災害や色んな悲しいことが起こる中で、自分が生きてる事のありがたみを感じて、小さな幸せを見つけていく映画だった。
「誰かの元彼だった人と誰かの元彼女だった人が愛を囁いてる」のがバカバカしいって、ほんとにそうだと思ってしまった。
そんな店ないだろ
都会の陰の断片を集めて組み立てる。詩的表現が多く、リアルさは求めていないのかもしれない。しかし、個々のディテールが弱いと記号化する。作り手は工事現場や性風俗を見下してないか?海外帰りの彼女が突如現れて、個人的にはプチっと切れた。実は結構優秀でしたみたいな設定要るか?濡れ場の有無ではなく、SEXそのものがない世界は意図的かと思うが、人の根本的な所業であるわけで、共感できなかった。役者陣には不満はない。
キネ旬1位…?
2017年度キネマ旬報ベストテン日本映画第1位!
その他国内映画賞で軒並み高い評価を受け、気になりつつ何となくずっと保留にしていたが、キネ旬1位を獲った事だし見てみようかと。
キネ旬ベストテンは国内の映画賞でも特に参考にさせて貰ってるし、1位に輝いた作品はその年の自分のBEST級になる事も多い、が…
昼は看護師、夜はガールズバーで働く美香。
工事現場の日雇い労働者として働く慎二。
二人は出会い、少しずつ心を通わせていく…。
東京という大都会の底辺で生きる若者たち。
孤独。
疎外感。
閉塞感。
死。
1000万人も居る中での出会いや再会は奇跡。
見出だしていく希望、幸せ。
映像や音楽は美しいし、街中のガヤや編集などにもセンスを感じる。
実力派陣の好演。
“若者”や“今”を繊細に描いている。
…だけど、こういう話ってよくあるよね…?
ヒューマンドラマもしくは今を生きる若者たちの青春ドラマ/ラブストーリーとして悪くはないが、とりわけ特筆する点や新鮮なものは感じなかった。
原作は詩集。ナレーションや台詞も美辞麗句なものが多く、何かこう、生の感情が伝わってこない。
後、ガン~バ~レ~!…っていうストリート・ミュージシャンの歌がしつこい。
『川の底からこんにちは』『舟を編む』『ぼくたちの家族』…石井裕也監督の作品は好きだが、それらほどではなく。
キネ旬ベストテンでも、本当に『あゝ、荒野』を抑えて1位に輝く作品であったか…?
でも、石橋静河は拾い物。
まだまだ新人ながら主演を努め、堂々たる演技、存在感。
石橋凌と原田美枝子の娘で、演技派である両親の血は確かに受け継がれているようだ。ふとした表情や佇まいが時折、母親を彷彿させる。
個性派・実力派として期待の逸材。
タイトルの清涼感と内容の閉塞感のギャップ
何とも言えぬ焦燥感、わかります
ざまあみろと言いながら死ぬまで生きるしかない
閉塞感のある建築労働者の描写。生きていくしかないから、働けるだけ働く。しかし賃金は少なく、ガールズバーなんてとても行けない。そもそも働くだけの身体がいつまで持つかもわからない。
そんな環境下での、他人との距離感を掴めない、コミュニケーションが上手く取れない青年の物語。片目の視力を失っていることは、距離感を失っていることの隠喩なんだろうか。
もう一つの物語は、常に「死」の近くにいる看護婦。主人公慎二とは友人の死を通じて知り合うのだが、その後も死を感じさせる場面はいくつもあり、観客を不安にさせます。
ラストが、孤独感にあふれた結末なのか、ハッピーエンドなのか判断が付きかねる微妙な終わり方。どうであれ、人間なんてざまあみろと言いながら死ぬまで生きるしかない。
残念。入り込めきれず。
東京住みにはたまらない作品です。
まず最果タヒの詩だけど、残念ながら全然記憶に残らず響きませんでした。一回切りで終わりだったから反芻させたり文字としてもっと出す必要があったのでは?頑張れの曲だけが残って少し出番多すぎて鬱陶しいです。でも笑える。あとは全体通して良い感じに仕上がってると思います。ただ他の人も言うようにムダな部分もややあり、どうせなら外国人労働者がなぜ日本に来てるのか?田中哲司の生きざまをもっと描くか無視するかとかしないと気になってしまった。演技演技しない池松さんとか龍平くんの芝居は好きです。というか近年の俳優さんって性格俳優が減ったおかげで自然に観られるので安心です。石橋静河さんはこれから期待です。
青色
生きる意味
震災 地震 放射能 テロリズム…etc 若い彼・彼女達にとっては、...
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