ブレードランナー 2049のレビュー・感想・評価
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今世紀初めての大作映画
この映画は「アラビアのロレンス」や「地獄の黙示録」のような、大作。
映画祭のコンペティションに出品されるべきだった。
アクションエンターテイメントを期待すると肩すかしを食らう。
しかし、壮大なメッセージとビジュアルはアートな大作に間違いない。
上記の名作と同等の刺激を受けることになる。
個人的には、アンドレイ・タルコフスキーを連想させる言葉と映像の美しさ、壮大な映像詩篇と感じた。
芸術性も物語性も併せ持つ!
悪くは無いが
映像や雰囲気、上映中飽きさせる事なく進む話など監督の手腕はとても良いと思う。
が、最終的にテーマになってる核心の部分は、そんなに衝撃的では無く、何となく幕を閉じてしまった感が…。
レプリカントがバーチャルな彼女に恋をしてたり、レプリカントと人間のハイブリッドが居たり、そもそも生命と言うか、生ってなんなの?みたいな所が曖昧になって来てる感はある。
ナチュラルボーンが絶対って価値観や前提が、当たり前では無いという所。
AIが飛躍的に進化している今の、その先の未来だって分かったものじゃ無いな、など考えさせられる所はあった。
表向きはポリスものSFですが、実は奥深~いテーマが
前作に興味があるなら確実に面白い
酒を飲みに行く
冒頭映画館内にとどろく音から「ああ、ブレードランナーだ」と思わせてくれる、これがオリジナル「ブレードランナー」を観客の少ない場末感のある劇場で見た者のノスタルジーから来るものなのか、初見の人でも引き込まれてしまう優れた効果音なのかはわからない、ただオリジナルを”完璧”と位置付ける者にとっては続編はパラレルワールドと受け取らざるを得ない、それでも世界観・空気感の連続性に引き込まれていってしまった、この作品はひたすら丁寧に作ってある、オリジナルほどのクールなキャスティングではないにしろ魅力的な俳優たちが演じてくれている、今日はストーリーはあまり追わなかった、ただどっぷりと浸ってきた、それができる作品にはなっていると思う、やや孤独を感じてしまったのでこれから飲みに出かけます。
オマージュかな?
ブレードランナー俺も大好きですよ
見ればその都度いろいろ考えさせてくれるし、何よりあの世界観が大好きです
自分がこの作品好きな様に監督さんも多分大好きなんでしょう
世界観もよく書けてましたし、レプリカントに対する様々な考察もよく表れてました
何より映像が素晴らしく良い!
大好きですよ。流石だなぁと思いました
…ただそれでお終い
何も残らない
多分暫くしたら
ああ見に行ったよ結構良かったよ
位かな
まぁ映画は娯楽だからそれ位で良いのかもしれませんが
ネタバレになるんで深くは話せませんが
中盤からレプリカントはどうやって子供作ったの?生殖機能をオプションで付けたのかな?
の疑問が頭巡ってそのあとがなかなか入ってこなかった所が残念でなりません
結局この自分の疑問は本編では解決されませんでした
アンドロイドは人の生を感じて…
『ブレードランナー』の続編の企画が本格始動して、数年。
先日の前作レビューで書いた通り、慣れ親しんでいた作品ではないとは言え、非常に気になっていた。
前作は唯一無二の名作。あの世界のその後をどう描くのか。
これほどハードルとプレッシャーのしかかった続編もなかなか無い。
待望の公開、鑑賞。
その率直な感想は…
これはこれで、なかなかの続編だったと思う。
前作の珍台詞を借りて言うなら、「2も充分ですよ!」。
しか~し!賛否両論、評価が難しいというのも分かる。
これまた一筋縄ではいかない。
自分が本作に対しどれほどのレビューを書けるか一抹の心配と挑戦と楽しみを感じつつ、一応のレビューを。
まず、前作とは似て非なる続編。
渋いハードボイルドタッチの前作とは違い、サスペンスorミステリーの重厚なドラマ。
監督に才人ドゥニ・ヴィルヌーヴを抜擢出来たのは喜ばしいが、良くも悪くもこの監督の特色が出た。
展開は非常にスローテンポ、前作との繋がりも少しずつ少しずつ見えてくる感じ。
同じSFの前作『メッセージ』より、謎や不可解な作風はむしろあの難解作『複製された男』に近い。
言うまでもなくエンタメ性は望めず、ド派手なシーンもそれほど無いが、所々静かな中に迫力はあり。
尚、話の流れにはついていけるとは思うが、世界観や設定を知っておく為に、前作の予習は絶対条件!
『ブレードランナー』の代名詞、ビジュアル面。
さすがに前作ほどの衝撃さは無いが、時代が進んだ“その後”を構築。
日本人としてはどうしても気になる日本描写も、前作の“2つで充分の屋台のオヤジ”や“わかもと芸者”のような強烈でシュールなインパクトは無いが、ちょいちょい日本語の看板、文字、音声は散りばめられ、一安心。
映像美は秀逸。冒頭の白い霧の中に佇む主人公、屋内外の暗と陰、荒廃したオレンジ色の荒野…。
『ダンケルク』のホイテ・ヴァン・ホイテマが最大のライバルになるだろうが、この無冠の名カメラマン、ロジャー・ディーキンスに今度こそオスカーを!!
寡黙な主人公Kに扮したライアン・ゴズリングは『ドライヴ』を彷彿させる。
そして、待ってましたのデッカード。『スター・ウォーズ フォースの覚醒』のハン・ソロの如く、ハリソン・フォードが登場すると場が締まる。単なる前作の主人公を登場させましょには留まらない、重みのある演技と存在感。
新キャストでは、全く正反対の女性キャラが白眉。
アナ・デ・アルマスはホログラムにしておくのが勿体無い!(Kがホログラムの彼女とラブラブしたいオタクくんだが、それも頷けるキュートさ)
シルヴィア・ホークスはドSの女王様。
また、まさかの“彼女”の登場はサプライズ!
『ブレードランナー』の最大のテーマである“レプリカントとは? 人とは?”。
これはより深遠が増した印象を受けた。
時代が進みテクノロジーが進み、さらに高性能・従順なレプリカントが製造。
主人公がそうであるように、ブレードランナーのレプリカントも。
“人もどき”と差別・偏見の対象になる様は、まさに今の世ならでは。
レプリカントがレプリカントを追う不条理さ。
それを命じる人間の傲慢。
レプリカントを“生”造し、その先の“生”を産み出そうとするは、神の如き御業か、冒涜か。
人間らしさを感じ得たいレプリカント。
感触、感覚、感情、記憶…それらは虚無か実像か、人間らしさか。
さ迷える電気羊たちの自分探しの彷徨。
ラストのKの行動、デッカードが探し求めたもの、最もな人間らしさ。
日米共に成績はちと鈍い。が、『スター・ウォーズ』や『アベンジャーズ』のように大ヒットするタイプの作品ではないし、これは想定内。
賛否両論は、これが『ブレードランナー』ではなかろうか。
一回見ただけじゃ把握は無理。何度か見直し、頭悩ませ、考え回らせ…。
また30年後、どんな評価になっているか。
さすがの重量級で多少長さを感じたものの、つまらなくはなかったし見応えはあったので、採点は一応の。
常に我々を、時代を、先を行く。
それが『ブレードランナー』であるが所以。
長い。果てしなく長い。無駄なシーンが盛りだくさん。好きな人にはたま...
よくなかった
レプリカントが老化したり妊娠する機能を備えていたとは、後付けとは言え労働力として製造されていたことを考えると受け入れがたい。前作のレプリカントは4年の寿命があるからこそ、それに争うために命の炎をバチバチと火花を立てて燃やしていたと思う。デッカードがレプリカントであったとしても自分は人間であると認識しているからこそモチベーションを維持していたと思うのだが、今作のKはレプリカントとして生活して働いて食ってバッチャールな嫁を愛していた。果たして成立するだろうか。虚しくならないだろうか。人間性を無視しているように感じる。
何よりムカついたのは、デッカードが仕組まれてレイチェルを好きになると言っていたことだ。それは事実かどうかは不明だが、事実だとしたら意図が不明だ。そんな遠回りして成立するかどうか分からない恋愛を仕込む必要があるか? 事実でないとしたら、なんのためにそんな発言をしたのか不明。動揺させたかったのか? だとしたらそれも何のためか意味が分からない。デッカードとレイチェルの出会いは、デッカードは自分が冴えないどん詰まり人生を送る人間として美女に魅了され、レイチェルは自分が人間かどうか不安に苛まれる存在としてデッカードに魅了された、そんなお互いの不安や不満を埋めあわせるかのように惹かれ合った美しいものを、非常に安易に冒涜していると思って腹がたった。
後付けでなんでもいじっていいかと思ったら大間違いだと強く言いたい。ひどいと思う。見ている者を煙に巻けばいいと思っているような二転三転するストーリーも別に大して腑に落ちなくてイライラする。
ポリススピナーの危ういゆっくり移動する感じがなく、ビュンビュン自由自在に飛んでミサイルまで撃つ高機能戦闘機になっていたのも、違うと感じた。ドローンを搭載しているのも時流におもねり過ぎている感じがする。
バーチャルな嫁はすごくよかった。あんな嫁欲しい。
1回見に行って1時間くらいで寝てしまったため出て、2回目はしっかりコンディションを整えて見に行ったにも関わらずけっこうウトウトした。眠くさせて出来の悪さを誤魔化そうとしてるのではないか。
前作が好きなら楽しめる
メッセージが面白いと感じたら、この作品も面白いのかもしれません。
盛り上がりとかないです。淡々と進行します。
私は、睡魔との戦いでした。
映像は綺麗です。
しかし、これ要るか?と感じるシーンが多かったです。
一番残念なのは、ラストです。
デッカードとガラスケースの女性の関係が、途中で予想できたので、ただ何やってんだ。ああやっぱり。という感じでになってしまいました。
あと、レイチェルのシーン。あれだけのために、出す必要があったのか?
デッカードの扱いも雑です。海で溺れそうになるシーン。何やってんだという感じでした。
俳優が良くて、映像が良くても脚本がつまらないと、こうなるんだなという感じでした。
可哀想なハリソン
メッセージ同様、ビルヌーブの映像の作り方は変わらず美しく、多くの未来像が提示されている。2019の様式を引き継ぎながらも、独自の未来世界を構築している。2019の30年後と現世界の32年後を混ぜ合わせることが求められるが、そこはよく納められているように思う。
ストーリーは2019よりも丁寧で長い。行間を読む手間は省けるが、奥行きはない。2019から2049に至る3つのストーリーを先出ししたのは過剰サービスかも知れない。
印象的だったのは、Kの記憶が事実であるか確認するシーン。呼び起こしている記憶映像を使わず、2人の演技だけで見せたのは良かった。ストーリー上でも要のシーン。
メッセージの時にも気になったのは、その映像美に対して、テーマ性が強く伝わってこない点。2019はレプリカントを通して差別意識といった問題点を省みながら、死生観という普遍的なテーマを強烈に意識させた。レプリカントが意識を持ち始めて生存を希求するのは今回も変わらず、従順に設計してもやはり同じでしたという結果は、この手の研究開発の限界を暗示しているのだろうか。酷い目にあったにも関わらず、性懲りもなくレプリカントに依存しようとする人間の愚かさを述べているのだろうか?
今回は、レプリカントが明確に主体になっており、レプリカントの創世記のようで、人間の葛藤は見えてこない。レプリカントが真に希求するものは何だったのか。種の保存と利他性に生き方を見出すものも、種としての進化を極める者もいたが、Kの動機はよく見えてこない。誰のためだろうか?義心なのかな。分かりにくい。対比的であるべきジョイやラブのキャラクターの持つ思想が少し薄いので余計に不鮮明であった。
何よりも終盤に、オマージュが過ぎたのか、なす術がないハリソン・フォードの姿を再度見せられると、「そこをもう一回やるか?」と不謹慎だが、笑いを堪えるのに苦しかった。お約束の罰ゲームじゃあるまいに、肝心のラストシーンまで引きずってしまった。
大名作
Kの義務とは
80年代作風の脚本が優れていた映画の時代に戻れた。
前作同様ハッピーエンドではない今作。
まずこれが個人的に条件だった。
主人公は物語の激流と自分の植え付けられた記憶に翻弄されるK。
自分は何者かと悩む姿は切なく、ジョイというホログラムの恋人を愛し、AIであるがゆえに実体のない恋人を抱く姿は哀しく、美しい。
愚直に突き進む姿は、力強く、脆い。
ライアン ゴズリング、アナ デ アルマス2人とも影のある雰囲気、憂いを感じる表情をまとい、それでも美しかった。
ドゥニ ヴィルヌーヴ、リドリー スコット、2人のアート系の映像作家は期待を裏切らなかった。地続きで映像を進化させ、混沌とした街は変わらず、非常なマイナーな、細かい部分の進化という、この世界のリアリティがある。
悪玉を倒して、平和になるなんてご都合の良い展開ではなく、ただ時間を追う毎に傷ついていく。あまりに理不尽。
前作、今作とも、敵を倒して笑顔なんてものはなし。撃った後の顔は悲しみそのもの。
自分の義務は果たしたと倒れるKは最期に何を思ったのか。
前作ブレードランナーは1番ではないのだが、1番見ている作品かもしれない。何気にディスクを手にし、何度も世界に浸っている。
今作もそうなるかもしれない。
もう一度見に行くことにしよう。
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