「明日があるさ」ちょっと今から仕事やめてくる conpeitoさんの映画レビュー(感想・評価)
明日があるさ
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ところどころで心に沁みる台詞はありましたが、映画全体で見渡すとう~ん・・・何だかぼやけた印象です。
途中伝わってくるものもありましたが、やめた後はなぜに海外?なぜにボランティア?と私はどうしても感じてしまいました。
ブラック企業というよりパワハラ上司につぶされていく状況でしたが、新入社員として営業を基礎から学んで成長していく姿も見せていたし、彼は自分の気持ちをしっかりと相手に伝えることができる人間として描かれていたので、その辺りが少しわからなかったです。
あのエンドロールはどういう意図なんでしょうか?本当に辛い状況の真ん中に居る人にはあの風景の突き抜けた美しさや明るさは苦しいですよね。と言うより色さえ感じなくなるんじゃないでしょうか。青空を見上げてもモノクロになるみたいに。
もしも彼のように追いつめらて疲れ切った人がやっとの思いで観に来たとして、このラストで何かを見い出だせるのでしょうか。
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