幸せなひとりぼっちのレビュー・感想・評価
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しっかり生きることやね。
スタートは、頑固な爺さんが、ガミガミとと思ってましたが、59歳なんやね。隣人やいろんな方々との交流で彼の半生が見えてきますね。人生の意味やなぜ生きるのかがよくわかる素晴らしい作品です。
あたたかい
設定としてはありきたりといえばありきたり。 主人公のオーヴェのキャラクターがとてもいい。 こんな人いるよね、ときっと共感するはず。 回想のシーンは美しくあたたかく、思わず涙を流してしまった。 何度でも観られそうな作品。
人生とは
生真面目な青年の行く末は、愛する妻に先立たれ、近所の人たちに煙たがられながら生きる偏屈爺さんだった。 オーヴェは特別な人間じゃない。 誰にでもありえる、誰にでも起こりうる日常が淡々と過ぎる。 そして新たな出会いが少しずつ彼の心を溶かしてゆく。 その不器用さあってこそ笑えるし、泣ける。 人は、誰と生き、どうやって終えるのか。 選ぶのは自分自身だ。 だからこそ、優しい教科書としてこの作品から学んでほしい。
良作。
偏屈頑固な一人暮らしのおじいさんと、同じ地区に住む住人達との幸せなストーリー。 妻に先立たれて偏屈になっちゃうお話はよくあるけどこのおじいさんは正しい事にはきちんと納得し困ってる人々を嫌々ながら助けてく。これがなんともハートフルなお話ばかりで見終わったあとになんかほんわかできます。今を精一杯生きる、というセリフがなんとも染み渡る良作でした。
モラルと隣人愛 真の優しさとは
主人公は社会的なモラルを重要視し非常識なマナー違反、ルール違反に対する歯に衣着せぬ物言い故、頑固者扱いされているが、強いものにも巻かれない姿勢と何よりも困った人を見過ごせない、真の優しさを持った姿に、隣人から慕われ頼りにされていく様子が描かれる。主人公自身も亡き妻の言葉に導かれるように隣人との触れ合いの中に生きる希望を見いだしていくようになる。亡き妻との想い出の中に生きる希望を見い出した主人公がとても愛しくなった。 ヨーロッパが英国のEU離脱に揺れ、ヨーロッパ各国でナショナリズムが高まる中、この映画がスウエーデンで大ヒットした事に感謝しヨーロッパの良心を感じる。同時期に公開された『ミスシェパードをお手本に』にも感じたキリスト教の隣人を愛せよという倫理観が民族や宗教の違いを超えて、ナショナリズムを救済してくれるのかもしれない。
素晴らしい映画に出会えた
素敵な感動が何度もあって久々によく泣きました。偏屈に見える主人公の人生に起こったこと。そして人に出会い支えられ、生きていくことの辛さと素晴らしさを描いた作品。どの登場人物も味わい深く日常的感覚で映画の世界にひきこまれる。いい作品に出会えました。
カタブツ
頑固で真面目で偏屈なクソジジイ。 冒頭は面倒臭さ全開だけど、飾らず向き合いまともに付き合えば実は面倒見が良くて優しくて人情味溢れる暖かい愛すべきクソジジイ。 面白可笑しくテンポ良く、それでいて哀しく切なくとても良い映画だった。
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