22年目の告白 私が殺人犯ですのレビュー・感想・評価
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楽しめました!
まんまと騙されました!
曽根さま犯人かと思いきや覆され
別荘に向かう途中でようやくそういやいちばん怪しいヤツおるやんって思い始めたところすぐ謎解き入ってしまいましたw
藤原さんはクズ役多いってのもだいぶ伏線ですよね!
先が読めない系の映画
予告編を見て興味があれば、観た方が良い映画。22年前の連続殺人事件に関する映画。
■良かった点
・テンポよく進んでいくストーリーで、且つ、先の読めぬような展開が素晴らしい。
・予告編の動画が素晴らしい。
■残念だった点
・特になし。
久々に面白い日本映画でした。
時効直後に犯人の名乗り出た男。
そいつを22年間追いかけていた刑事。
真犯人と名乗り出た動画をアップしテレビ出演に真犯人応じたあたりから、これはもしかしたら、2人とも犯人ではなくて、刑事が犯人なのか?!ってなり、いろんな憶測が飛び交いまくって、まさかのジャーナリストが犯人だったとは予想外すぎて、これは騙されました。
口を隠しながら犯人が刑事に何か言ったシーンでも、これもしかして2人はグルで2人が犯人なのか?とか思いました。
最後、殺されたヤクザの奥さんの子供に、真犯人が刺されるシーンで、逮捕できても殺したい気持ちが収まらないよなと思いました。
なかなか深くて考えさせられる面白い映画でした。
どんでんがえされました。
3度楽しめる!
最高の作品
普通に、タイトルや絵からして藤原竜也さんが痛くて人殺しのクズな役と思って面白そうだなと観た映画でしたが、内容が本当に思ってたものとは全然違い、素晴らしかった。
藤原竜也さんの人物作りが上手すぎて感動。
藤原竜也さんにしかできないような人物だったと思いました。
仲村トオルの棒演技が苦痛!!
公開当時話題になったので期待しましたが、邦画でよく見かけるキャストばかりで集中できず、悪い意味でコミックのような内容で引き込まれず、事件とかどうでも良くなりつまらなかったです。藤原竜也の喚き演技だけ注意すれば大丈夫かと思いましたが、岩城滉一の一生直らない活舌の悪さが不快ですし、なぜ仕事があるのかわからない棒演技の仲村トオルが司会役で頻繁に出るのでかなり苦痛です。医者がファントムペインについて説明するシーンがありますが関係なくないですか。脚本もバカっぽいです。海外ドラマの「ホームランド」のような要素が少しありますが、取って付けたような感じでした。事件関係者が皆若すぎますし、どうせなら田原総一朗か鳥越俊太郎でやって欲しかったですが、とにかく劇場で観なくて良かったです。
最後のシーンの疑問。
仙頭さん(仲村トオル)に向かって包丁を持って走ったチンピラ(早乙女太一)で終わったけど、帽子が脱げたその顔はタクミ(野村周平)?
横顔だけだからよく分からないけど、
この少しした疑問を持たせたまま終わらすのもなかなか印象に残らせる作品だと思います。
ちなみに2016年頃、曽根崎(藤原竜也)のサイン会シーンのロケに遭遇したのですが藤原竜也はやはりかっこよかったです。
怒りや悲しみに時効は無い
今年の実写邦画上半期ナンバー1ヒット作だったが、劇場には観に行かなかった。
観れば面白いんだろうなというのは承知だったが、オリジナルの韓国版を見ててオチを知ってた事もあったし、邦画が韓国サスペンスに勝てる訳がないという失礼ながらの偏見も。
で、実際に観て、うん、ハイ、劇場で観ても良かったと今更ながら後悔。
話は概ね踏襲。
オリジナルを見てない方には、驚きの展開や真相が面白くて堪らないだろう。
で、このリメイク版はさらに色を付け一捻りあって、オリジナルを見てオチを知ってても充分楽しめる。
オリジナルは韓国サスペンスでもマイナーな方で、シュールなコメディ的なシーンや唐突のアクション・シーンもあったりして、結構ツッコミ所も…。(そのオリジナルの『殺人の告白』、超簡易レビューだったのにも関わらず、共感を入れて下さった方、ありがとうございますm(_ _)m)
その辺本作は、終始ハラハラドキドキ目が離せない見応えあるサスペンスになっている。
○○○と○○の関係もこちらの方がずっと感情移入出来るし、“犯人”の背景にも迫っている。
阪神淡路大震災など時代背景も巧みに取り込み、もう廃止されたが時効や踊らされるメディアやマスコミなどへも皮肉や風刺も。
いやはや、参った! 思ってた以上に面白かった!
クズ役をやらせたら今ピカイチの藤原竜也は期待通り。しかし、あるシーンから彼への感情がガラリと変わり、それは話の設定上でもあるが、藤原竜也の演技の巧さもあるだろう。
伊藤英明もや悲しみと怒りを抱えた刑事を熱演。ある映像を見せられ、静かに嗚咽する姿に目頭熱くさせられるものがあった。
1995年と2017年で画面サイズが変わったり、入江悠監督の遊び心もある演出。『SR サイタマノラッパー』などインディーズ系の作品では才を魅せるものの、初メジャー『ジョーカー・ゲーム』がまずまずだった監督のメジャーリベンジは上々!
まあオリジナル同様、ツッコミ所も無い訳ではない。リアリティーもあるし、非現実的でもあるし…。
展開もオチも犯人も脚色はされているとは言え、犯人は大体予想付いてしまう。
だって、犯人像はアノ人以外あり得ないし、何故かフォーカスされてるし、それにキャスティング的にも…。
言ってみれば、一世一代の大博打。
これ、もし現実だったら大問題…所では済まされないだろう。
そんなのは承知。命さえ投げ出す覚悟だったろう。
時効は無くなった。
時効によってどれほどの事件が埋もれていった事か。
勿論、時効にもやむを得ない理由はある。
が、大切な人を奪われた怒りや悲しみに時効は無い。
真相判明や犯人逮捕の日まで。
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