「子どもたちが良かった」校庭に東風吹いて makikoさんの映画レビュー(感想・評価)
子どもたちが良かった
主人公ミチルをはじめ、ミチルの友達の女の子、じゅんぺい、男の子三人組、どの子もいきいきとしていました。遠藤久美子も、じゅんぺいの母の役の方もよかった。えんくみの遠藤久美子しか知らなかったけれど、悩める母親の必死な様子が伝わってきました。
残念なのが沢口靖子の良すぎる滑舌と、なんだろう…きれいすぎる演技。くどくなってしまうというか、もう少し抑え気味にして欲しかった。金八見てる気分。管理職や学校、行政の描き方が少し古い感じがしました。子どもたちやミチルの家族、三木先生の家族の演技がよかっだけに、散りばめられてしまった突っ込みどころが惜しい。
子役たちのがんばりと約二時間が長く感じられなかったことと、題材の良さに星4つ。映画としては3つ半。
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