たたら侍
劇場公開日:2017年5月20日
解説
「劇団EXILE」の青柳翔が「渾身 KON-SHIN」の錦織良成監督と再タッグを組んだ本格時代劇。EXILE HIROが映画初プロデュースを手がけ、戦国時代の奥出雲の村で伝統の継承を背負った青年が、様々な葛藤を経て真の武士へと成長していく姿を描き出す。共演は「EXILE」「三代目J Soul Brothers」の小林直己、EXILE AKIRA、津川雅彦、早乙女太一ら。出雲の山奥にあるたたら村では、1000年錆びないといわれる幻の鋼の製造が受け継がれてきた。少年・伍介は村で唯一たたら技術を継承する村下(むらげ)の長男として、秘伝の製鉄技術「たたら吹き」を守る宿命を背負わされていた。しかしある時、村が鋼を狙う山賊たちに襲撃されてしまう。数年後、立派な青年へと成長した伍介は、強くなって村を守るため、幼なじみの新平と共に武術の鍛錬に明け暮れていた。そこへ、秘伝の技術に目をつけた商人がやって来て、村を強くしたいという伍介たちの思いを利用して製鉄技術を我が物にしようとする。そして伍介は、村を出て侍になることを決意するが……。
2016年製作/120分/G/日本
配給:LDH PICTURES
スタッフ・キャスト
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2022年2月14日
Androidアプリから投稿
人の為に命を掛けて動けることかな。
自分の弱さを嘆き、強くなる為、世界を知る為に村を出るも何も出来ず、成し遂げられず。
自分なりに村を守ろうとするも利用されて大事な人を失う結果に。
鉄砲が活躍し始めた時代の変わり目。
その時代の流れに翻弄された男の物語。
強さ、力を模索した主人公だが、ラストの台詞がいまいち。
その結論は個人的に日和見で無責任にも思えるんだよな。
島根の自然がとても美しく、映像は綺麗なのですが…
肝心の物語が盛り上がりにかけました。
エンドロールの曲は良かったです。
2018年12月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
島根県出雲の国を舞台にした時代劇。たたらの村の鋼作りの青年が「侍になりたい」と国を出たのはいいんだが、、、。
と言う御話。
たたらの村の設定や大体の映画のやりたい事は分かるんだけど、いかんせん少子抜けの所が多い。
害悪なのは脚本。
主人公の伍介の行動がホント「村の疫病神」みたいな設定になっているのが???である。
村を捨てて2日〜3日掛けて移動して何処か分からない信長の配下武将の軍に仕官するものの、味方の軍はあっけなく敗退。
最初の侍になる意味込みはどこへやら、そそくさと村に帰って来てしまう。(帰りは電車で帰ったかの様に早い)
鋼作りを放ったらかし、一度捨てた村の住民に話した第一声が「村の役に立ちたい。」
?と言葉の意味も分からないし、侍修行すらなっていないお前がどの面さげてその言葉が言えるのか?状態。
更に村が戦に巻き込まれてしまう。侍になりたいと途中世話になった商人(近所の様に直ぐに来る)がまた災難を持ってくるw
村バトルだって何したいんだか。語りたいんだか。
最後の主人公の言葉は「おまえが言うな💢」である。
宮崎アニメにて例を言わせて頂ければ主人公は「もののけ姫に出てくるタタリ神」に近い。
時代劇映画が流行った1950〜60年代でもこの脚本はやらないだろうと思われる無茶振り。
1人の馬鹿な村人が村に不公を招いた映画とすれば少しは面白く感じるかも?
EXILE軍団は今後映画館に何をもたらしてくれるのだろうか?
今後も変な意味で期待はします。(金は映画業界に落として下さい。拾う事は難しいでしょう。)