「アートワークは良かった!!」マグニフィセント・セブン アンジェロさんの映画レビュー(感想・評価)
アートワークは良かった!!
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西部劇の新作はあまりないので期待しましたが、つまらなかったです。どのシーンも間延びした印象でテンポが悪く、王道のプロットで見せ方がこれだけ下手なのは逆に凄いと思います。同じ監督の「イコライザー」に凄まじい緊張感があったのはまぐれだったのでしょうか。街がスカスカでセット感が出過ぎでした。「崇高な7人」もセット扱いのゲイカップルや単体では映えないアウトローもいてパッとせず、3人の白人と韓国人が死んで黒人、メキシコ人、ネイティヴ(と女)が生き残るという露骨な終わり方で気持ち悪いです。私怨であることを隠して仲間を集め、皆がやられてから出てきて復讐を果たす主人公の姿は割と卑怯者でした。至近距離でダイナマイトが爆発して肉片が散らばるのではなく普通にバタバタ倒れていたシーンはコントみたいでおかしかったです。それっぽく作ったと言うだけの魂のない映画でした。マウンテンマンの殺人鬼っぽい感じと、クラフト地に赤のアートワークは良かったです。
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