裸のアゲハ
解説
俳優や映画監督として活躍する榊英雄がメガホンをとり、アングラ劇団を舞台に繰り広げられる愛憎劇を描いた官能ドラマ。俳優たちが裸で古典演劇を演じるアングラ劇団。恋人に誘われて彼らの舞台を見に行った女性・揚羽は、打ち上げの席で主宰の演出家・翼に勧誘され、断りきれず劇団に加入することに。しかしその内情は、身体を武器に看板女優にのぼりつめた女、看板女優に恋する女、劇団主宰者の座を狙う男ら、それぞれの思惑を抱えた団員たちの愛憎渦巻く世界だった。そんな中、主演女優に選ばれた揚羽は、公演の成功を目指して奮闘するが……。ピンク映画制作会社・大蔵映画の上映企画「OP PICTURES+」(16年8月20日~9月2日、東京・テアトル新宿)にて、ドラマ部分を充実させたR15+バージョンを劇場公開。
2016年製作/70分/R15+/日本
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2016年8月30日
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鑑賞方法:映画館
この裸のアゲハは前編で、裸の劇団は後編なんですね!
とても良い出来でした。さすが榊英雄です。
RENがカッコよかったし、水城りのは可愛かった。
劇団のエネルギーが伝わってきました。
2016年8月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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テレ東『侠飯~おとこめし~』監督の榊英雄のロマンポルノ。
誇張はしているが、芝居やっていた人間としては、この新興宗教に近い狭い世界での近親相姦的な爛れた繋がりは、まるでハダカデバネズミそのもので、非常に好物だ。そして最後はスペインハプスブルグ家みたいに青い血なんてオチがでてくると尚良い。結局男と女なんて嫉妬と怨念が主役の女優の太腿のセルライトの如く、だらしなく波立たせる異形でしかないのだから、どんどん壊れれば良いと思う。
犯されても犯されてもそれでも演出家に振り向いて欲しい女優。しかし最後は逆バリで形勢逆転。前バリ職人なんていう架空の都市伝説から端を発したストーリーは、続きがあるらしいので、観てみるつもり。
欲望に忠実なアミーゴに拍手。
2016年8月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ストーリーが良く練られた佳作。役者陣も素晴らしい演技。