曇天に笑うのレビュー・感想・評価
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~「どんなに辛くても、苦しくても、笑ってられる強い男になれ。」~
【賛否両論チェック】
賛:お互いを想うがゆえに溝が出来てしまった兄弟の絆の修復や、そんな彼らが町を守るために戦う姿がカッコイイ。主人公の、宿命を一身に背負いながらも、常に笑顔を絶やさない人柄も魅力的。アクションや熱いセリフの数々も見どころ。
否:物語そのものはかなり単純かつ荒唐無稽で、ツッコミどころも多すぎる。
その過酷な使命を一身に背負いながらも、持ち前の明るさと破天荒さで笑顔を絶やさずに、人々をも笑顔にしてしまう天火の人となりが、とても爽やかでカッコイイです。そして、独りで全てを抱え込む天火に憤りながらも、少しずつ成長していく空丸や、無邪気な中にもたくましさを併せ持つ宙太郎と、揺れ動く3人の絆が再び強く結ばれていく姿もグッと来ます。
展開は結構単純で先読みも出来てしまいますが、大蛇復活を目論む風魔に対し、3兄弟や犲達がどんな戦いを見せるのか、特にアクションは熱いです。個人的には、かつての友・天火に蒼世が言い放つ、
「ならば、その志が絵空事でないことを証明してみせろ。」
というセリフが好きでした。
あまり深く考えずに、純粋に世界観を楽しみたい、そんな作品です。
もう少し
「めちゃくちゃ面白い」
凛々しい若者に拍手‼️
これでいいのか?
なんとも掴み所がないというか、なんというか…ガツンと盛り上がらない。
アクションエンターテインメントとかいう触れ込みだった割には、内容がよろしくない。
もう一歩、もう一つ…その先があるだろうと思ってしまう。食い足りないのだ。
主役のラストは頑張ってたと思う。
ポテンシャルの高さを垣間見るものの…まだやれんじゃないの?と思ってしまう。
物語は、原作を読んでないのでこれまた分からないのだが…芝居上のアドリブらしき穴埋めが鼻についた。
「笑え」はいいのだが…どおにもそこに相反するものが薄く、ただただ笑ってる感じに思えちゃうのが、いいのか悪いのか…。
なんつうか落差というか幅が欲しかったような気がする。
予告からして「るろ剣」や「銀魂」を引き合いに出す程、作品単体での魅力に乏しいのかと思えていたのだが…感想としては散漫な印象で、残念だった。
なんか的外れな脚本だったのかなぁと思えてしまう。俳優陣は頑張ってたんだけどなあ。
なんか最後に風魔が囚人たちに肩を貸したりと、妙な演出があり「洗脳だったのか?」と思いはするものの、アレが洗脳である事の意味も意義も分からず、これまた???な結末だったな。
弟が器であった事が発覚した時、家の縁側で「来るな!」とか叫ぶんだけど、そう思うなら帰ってくんなよって思っちゃう。
「…兄貴」でいいじゃんか。
他に拠り所がないから帰ってくんだし、兄貴にも助けて欲しかろうに。
なんかそういう細かいボタンのかけ違いがいちいち多く、結果、没入しにくかったかな。
そして昨今の日本映画はエキストラの質が低すぎて萎える。
予算を抑えたいのは分かるが、作品世界に悪影響を及ぼす程なのは勘弁してほしい。
…合掌。
本気の和製アクション映画を!
例によってマンガの映画化。そしてこれまた例によってその原作マンガはまったく知らない。
冒頭、大津の町並みを上から映し、クレーンで降り、そのまま走って逃げる何者かを警官が追うというシーンにワンカットでつなげる。
ああ、これこそ映画だ、と思い、このカットどこまで続く?と思いきや、いちばんおもしろくないところでカットが割られた。
なんとも中途半端な気分に陥った。
本広克行監督のことは、非常にかっているのだが、よほど良い脚本でないと成果が上がらない。
君塚良一しかり、上田誠しかり。
本作の高橋悠也も悪くはないが、つきぬけたところがなく終息していく感じで、なんとも歯がゆい。
アクションは頑張っていた。だからこその若手キャストなのだろうけど、アクションだけでは映画にはならないのは自明である。
「サマータイムマシン・ブルース」のような、規模は小さいかもしれないがほんとにおもしろい映画を、本広克行には期待している。
ぜひ見てほしいです!
とても面白かった‼
新しい曇天の世界
原作連載当初からのファンです。アニメも外伝映画含め全て観ています。
映画には詳しくないので、あくまで原作ファンとして観た感想をネタバレなしに述べます。
まず、内容は原作とかなり違います。設定やストーリーが所々異なるので、完全に原作通りでないと受け付けられない方には向きません。登場人物も削られています。
それでも個人的にはあの短い時間にうまくまとめたなと感じました。
細かい違いはあれど、キャラクターはだいたい原作通りの印象を受けました。(中には映画オリジナルキャラクターもいますが)
特に金城白子役の桐山漣さんと安倍蒼世役の古川雄輝さんの演技は、原作のキャラを大切にしていて、素敵でした。共に細かい仕草や表情の変化、それこそ瞬き一つまで徹底的に役に入り込んでいました。そこから読み取れる感情が多い役どころだと思うので、ぜひ注目してほしいです。
いわゆる大根役者がいなかったので、演技に違和感を覚えることはなかったです。そのおかげで、最初は原作との違いに上手く入り込めなかった私も次第に映画の世界に入ることができました。
俳優さんのファンの方は純粋に楽しめると思います。アクションが本当にかっこよかったです。
福士蒼汰さん演じる曇天火の鉄扇を使った殺陣には目を奪われました。鮮やかの一言!スタントなしと聞いていたので、感嘆しました。他、中山優馬さんの曇空丸、犲のみなのアクションもかっこよかったです。天火に比べて殺陣の場面が少ないのが寂しく感じるほどに。
映像に関しては、最初のお祭りのシーンの艶やかさ、獄門処の重苦しい光景が印象的でした。
大津に生きる人々の息遣いが感じられて、これは実写ならではの良さでした。
監督が「萌え」を意識して撮影されていたとのことですが、見ていてわざとらしいシーンがあるようには感じませんでした。自然に「かっこいい」と感じる点があったくらいです。
良くも悪くも物語に深みや重みがある作品ではないと感じました。伏線らしいものもありません。重厚なストーリーを好む方が楽しめるかは疑問です。
ただ、難しいことを考える必要がないので、ひたすら映像美や俳優陣の演技・アクション、そして登場人物の織りなす様々な関係を楽しめると思います。
古川雄輝さんがインタビューで仰っていたとおり、「観終わったあとにスカッとできる」映画だと思います。老若男女問わず、楽しめる人は楽しめるエンターテイメントなのではないでしょうか。
原作とは違う、ifの曇天に笑うの誕生だと考えています。
私はとても楽しめました。すでに二回観ていますが、まだ数回観たいと考えています。
かっこいいし、おもしろい
古川くんのファンなので見に行きました。
原作はまったく知りませんが話もうまくまとめられていて、笑いあり涙ありでおもしろかったです。
福士くんの演技はそんなに好きではないですが(ちょっとわざとらしくて)、天下として普通にしゃべっているシーンよりアクションの演技が上手くて迫力があってすごかったです。体も鍛えられていてかっこよかった。
俳優陣も天下の弟くんたちもみんなイケメンでアクションシーンもかっこよく素敵でした。
古川くんファンとしては古川くんの役の蒼世がクールで強くて、とても役が似合っていました。アクションシーンもすごくかっこよくて最高でした。映画館で大きな画面で見れてよかったです。
福士くんが好きな方、好きな俳優さんが出てる方、アクションが好きな方におすすめです。
曇天に笑う観ました
面白かった
つまらない
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