シャークネード カテゴリー2
解説
人喰いザメの大群を巻き込んだ巨大竜巻の恐怖を描いたテレビ映画で、全米で高視聴率を記録したアサイラム社製モンスターパニック「シャークネード」のシリーズ第2弾。シャークネードの脅威からロサンゼルスを救ったことで有名人になったフィンとエイプリルは、フィンの故郷であるニューヨークへと向かう。ところが彼らが搭乗した飛行機に突如として乱気流が襲いかかり、突風とともに巨大なサメが機体にぶつかってくる。再び発生したシャークネードが、勢いを増しながらニューヨークへと向かっているのだ。命からがら空港に降り立ったフィンは、負傷したエイプリルを病院に送り届け、ニューヨークで暮らしている家族を探しに行くが……。テレビドラマ「ビバリーヒルズ高校白書」のアイアン・ジーリング、「アメリカン・パイ」のタラ・リードら前作のキャストに加え、「キル・ビル」のビビカ・A・フォックス、「アナコンダ」のカリ・ウーラーが出演。
2014年製作/91分/アメリカ
原題:Sharknado 2: The Second One
スタッフ・キャスト
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2022年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
1作目のショックが残っているせいか、やや侵された感ある慣れ。慣れとは恐ろしい。
コメディータッチに昇華させている成り行きが気になってしまう。まんまと中毒にはまったか。
空からサメが降ってくるのには慣れたけど、生臭くないのかなあ? 映像は臭いを伝えないのが救い。
前作は低予算過ぎて、とても見れたもんじゃなかったが、予算がアップしたのか、つぎはぎのシーンも減りまともなB級映画となっている。
ツッコミどころがたくさんあるが、それがいいのかもしれない
癖になってくる映画
2021年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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フィンたちが乗っている飛行機がサメに襲撃される場面から始まり勢いがある映画だなと思った。
ギャグ多めのモンスターパニック映画だけれど、特に面白かったのが中盤フィンが鮫を踏み台にして移動していた場面を見て因幡の白兎みたいだった。もしかしたら製作者はサメ映画だけでなくサメに関連した昔話で参考にしたのかな!?
人々に「みんな立ち上がるんだ!」と演説し直後に鮫を一刀両断!
ケガをした奥さんにまた告白
フィンのやさしさや人情味があるところがこの作品の魅力なのではないかと感じた。
笑えて面白い作品だけれど、思わせぶりな巨大ワニが中盤以降出てこなかったから減点!
2021年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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LAを襲ったシャークネードから生還し故郷のNYへと戻るフィンとエイプリルを迎えたのは、
新たなる、そしてより強大なシャークネードだった。
今、NYの全てを賭けた闘いが始まる……!
発想勝負で局地的に人々を魅了した『シャークネード』が、
予算と物好きな本人出演希望者どもを引き連れて帰ってきた続編。
前作が凡庸なサメ映画から抜きんでることになった魅力、
「どこでも」「どんなサメでも」「あらゆるタイミングで出てきて」「雑に死ぬ」テンポはますます磨きがかかり、
このシリーズが完全にアニマルパニックという方向性を捨てつつあることがしみじみ感じられる作品。
台詞がだいぶこなれてきたため展開のダレが殆ど無くなっていることがその基軸だろうか。
完全に観客に笑い飛ばさせるためにやってる映画として、無数のツッコミどころを愛嬌に変えていく素養は稀有なものと言えるだろう。
本作終盤のフィンの演説シーンは『インデペンデンス・デイ』のそれに比肩する熱さを持つ、との評価がされることがあるが、
双方ともに勢いと悪ふざけじみた脚本で魅せるものである辺りこの2作は完全に同類ということなのだろう。
見る目的さえ間違えなければ、拙い映像に目をつぶってみる価値は存在する。