真夏の素肌
2014年製作/91分/ロシア
原題または英題:Kak menya zovut
スタッフ・キャスト
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アレクサンドラ・ボルティチ
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マリーナ・バシリバ
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コンスタンチン・ラブロネンコ
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キリール・カガノービチ
2014年製作/91分/ロシア
原題または英題:Kak menya zovut
アレクサンドラ・ボルティチ
マリーナ・バシリバ
コンスタンチン・ラブロネンコ
キリール・カガノービチ
友達のお父さんに惹かれていく女性視点の青春恋愛物語。
海が近くにあり風が強く、映像が美しい。
演技も良く丁寧に心情を描いている。
少女の成長物語という嘘情報から鑑賞。
一応最後まで観たので星はつける。
41歳の一度も会ったことのなかった父親
美人で奔放、社交的な少女サーシャ(娘の友人)
生真面目で文句ばっかりの本当の娘オーリャ
少女2人が名前を入れ替えて父親に会う。軽い気持ちで交換したけど、娘本人は目の前で自分の代わりに親しくなっていくサーシャと父親に疎外感を感じる。
誰にでも可愛がられるサーシャに対して、この子といるからそうなのか大体不機嫌なオーリャの言い過ぎなほどの父親への罵倒…何でも否定してると良いことないな。そもそも何を期待してたのだろう。
そしてサーシャの友達の父親に対しての執着。
本当の娘ではないとバレた後もパパと呼び、追い出されても構って欲しくて男を家に連れ込むなど。愛してるとキスしても一応まずは拒絶されるが、あのラストはなんなのだろう。あのBGMとサーシャの目線、おやじと寝たのかな?とも思えた。そう思えるくらいの緩そうな父親。3人、特にサーシャとおやじの関係性が気持ち悪い。
もっと執着してつきまとってホラー的な感じにした方が多分まだ好きになれそう。
映画はバッドエンドでも全然いいのだが、これ観た後余韻とかじゃなくなんか気持ち悪…と思っておわり。